ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

透析室で頼りにしていた臨床工学技士の方が辞めてしまった。残念で仕方がない。

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この前、

今まで透析室で働いていた

臨床工学技士の方が

私にやめることを伝えに来た。

 

元々はクリニックで働いていて

子供ができて

長時間働けなくなって

本院で働くようになった。

 

本院では

それほど、残業はないし

ほぼ決まった時間内で働くような勤務だったからだ。

 

それでも、残業して働くことはあるし

結構、一生懸命働いている人だと

私は思っていた。

色々、相談に乗ってもらったり

透析室との仲介役もしてもらった。

彼女がいるお陰で本当に助かった。

感謝の言葉しかない。

そう、あれはいつだったか

時短勤務の契約が切れてしまった、と言ってきた時があった。

パートで働くことになった。

 

そしたら、ものすごく

待遇が悪くなったようで

とても、悲しそうな感じだった。

 

時給が900円位にまで下がったらしい。

場所や時間帯によっては

「コンビニのアルバイトよりも低いの」、と

嘆いていた。

 

でも、

彼女はとても優秀な人だ。

私にとって

私よりも年上だったので

お姉さんのようだ。

 

透析室勤務というけれど

昔は

臨床工学室で働いていたこともある。

実は

臨床工学室の今の室長の

元上司であったこともある。

 

室長の机の上は

すぐにゴミが溜まるので

片付けるようなこともしていたらしい・・・。

今でも、ペットボトルが散乱するので

たまには、私も片付ける。

当時から

臨床工学室でもお姉さん的な存在だったに違いない。

 

なんだか、

透析技術認定士と

呼吸療法認定士の両方の

資格をずっと更新してるのも

すごいな~って思う。

お金がかかるというのもあるけど、

私は呼吸療法認定士の資格を持っていないし

人工呼吸器について

色々関わったのは、この病院にきてからで、

今の私には、取得しようという気力も

きっと・・・十分な知識もないと思う。

 

認定士を二つ同時に持っているということも

ウリだとと思う。

 

この病院を辞めると言われた時は

当然なことだと、

納得してしまった。

 

給与体制は最悪だし、

臨床工学技士を馬鹿にしているとしか思えない・・・

臨床工学技士シングルの方には

特に働きにくい場所だろうと思う。

 

よく、今まで働いてこれたな、

と正直思う。

 

辞める時の面接で

准看護師を取らせるようなシステムは

やめるべきだと言ってくれたらしい。

 

このシステムをとっている限り

就職したいという

臨床工学技士は来ない、とか言ったみたいだ。

 

臨床工学技士を透析室に勤務させて

看護師を病棟に配属するような方法が取れれば

看護師の数も確保しやすくできるんじゃないですか、

みたいなことも言ってくれたらしい。

 

周りからは男みたいなところもある、とか

言われていたけど

まあ、そのくらいのことは言いそうだな

と私は思った。

 

ダブルライセンスの臨床工学技士は

いくらか、シングルの臨床工学技士よりは

給与面でいくらか優遇されていて

中途の方が

新卒よりも給与がいい・・・。

 

そういった体質のあるこの病院で

それと正反対なのだから

なおさら、大変だと思う。

 

次の病院は

臨床工学技士に対して

きちんと

評価してくれる病院だと言っていた。

 

きちんと、と言っても

世の中の評価は

臨床工学技士の給与を

だいぶ低く評価しているので

そのへんはどうにもならないけど

この病院の

ブラック企業としか言えないような

准看護師に毛が生えたような給与で

働かせるのは

どうかと思う。

 

准看護学校に行っている間は

採用されているのに

勤務経験に加算されず、

強制で生かされているのに

補助もなく

自分で行きたいと言ってるわけでもないのに

自分で行きたいと言っていると

虚偽申告され

手取りは10万前後らしい。

 

彼女は

准看護師の資格を取らされることはなかったけれど

それでも

そのシステム自体

侮辱的だったし

臨床工学技士で働く人を

なんだと思ってるんだ、と

言いたくなるような

そんな内容であるのには変わりない。

それでも、

この病院は

何も変わらないでしょう

変わらないがゆえに

貴重な人材が逃げていくのだな・・・

そう思えて仕方がない。

 

グループのクリニックで働いている

臨床工学技士は他にもいるけれど

見かねた看護師さんが

私に

「どこか、いい臨床工学技士が転職できる病院ってない?」って

聞いてきたことがあった。

「残念ながら、臨床工学技士の給与の相場は低いし

 看護師と違って、あっちこっちに転職できるような

 そんな病院はあまりありません。大きな病院でないと

 需要がありませんし、難しいです」

みたいに返した。

今の私の見解は、それ以上でもそれ以下でもない。

 

臨床工学技士の価値を

もう少し重要視してくれないのかな、

この世の中。

看護師と同じとかは、

おそらく・・・この先無理なんだろう。

 

それにしても、惜しい人がやめてしまって

寂しいやら、悲しいやら・・・。

普通の給与相場より下なのだから

辞めても仕方がないのだけども。

 

本当に今まで、ありがとうございました。

卒業式みたいですけど・・・

向こうにいっても頑張ってください。

感謝の言葉しかありません。

この文章を、読むことはないでしょうけれど

ここに、感謝の気持ちを記しておこうと思います。

旦那さんと、お子さんとお幸せで過ごしていけることを願っています。

 

 

 

 

 

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