【リアルでも助け合える「かがみの掲示板」】
劇場アニメ「かがみの孤城」は、観るたびに感動が増す、というこれまでにはなかった映画で、歴代劇場アニメMYベスト1になった。
ネットでも様々な感動の感想が寄せられているが、その中で嬉野とマサムネの言ったフレーズのパロディ感想に考えさせられるものがあった。元のフレーズは台詞全てが正確かどうかは分からないが、嬉野のものが「ここにいるみんな、学校、行ってないんだよね?」
コナン、いや、マサムネのものは「俺たち、もしかしたら助け合えるんじゃないのかな。」「頼む、一日でいいからみんな学校に来て欲しいんだ。」
そのパロディ感想は平日の日中、ネット掲示板の「かがみの孤城」の感想スレに書き込まれたもので、以下のもの。
「このスレ書き込んでいるみんな、働いてないんだよね?でも俺たち、もしかしたら助け合えるんじゃないのかな。頼む、一日でいいからみんなハローワークに来て欲しいんだ。」
これを見た時、思わず吹き出してしまったが、よく考えるとみんな『リアル大人版「かがみの孤城」』いや、「かがみの掲示板」なんじゃないか、って思う。
みんな働きたくなくて働かないんじゃない、働けないんだ。別に怠惰な生活を送りたい訳じゃない。かじりたくて、親のすねをかじっているんじゃない。働ける環境がないだけなんだ、って。
喜多嶋先生のような、背中を押してくれる人がいたら、そして、かがみの孤城に招かれた7人のような仲間がいれば、環境が変わることもあるんじゃないだろうか。
因みに私は、ハローワークは直接的には利用していない。ハローワークの求人票は間接的に利用するが、直接的に利用する施設は専ら無料職業相談所。ここでいつも求人の紹介状を書いて貰ってる。
それに予約制で、個室で相談もできる。ある意味、相談員は中高年になった喜多嶋先生のような存在かも。全ての都道府県にこのような機関があるかどうかは分からないが、「かがみの掲示板」の赤ずきんちゃんたちは、リアルで助け合えば、未来という名の鍵で、願いが叶う部屋の扉を開けられるかも知れない。
リアルでみんなと会って相談したい、という人は次のバナーをクリックミー。