「竜とそばかすの姫」聖地(9)鈴の高校とUの山 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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高知西高とUFOライン

アニメ映画「竜とそばかすの姫」が公開される前、SNSでは主人公、内藤鈴たちが通う高校の廊下は、東京都立西高校とそっくりで、「笑ってこらえて」では、ルカの所属する吹奏楽部のブラスバンドのモデルは、京都橘高校吹奏楽部であることが公表された。

 

しかし映画のエンドロールでは、協力施設として、高知市内の三つほどの高校が出てくる。高知県立高知西高等学校、高知県立高知丸の内高等学校、高知学芸中学・高等学校等。

ネットでは、鈴たちの制服は高知学芸中学校のものに似ているとの書き込みがあった。カミシンのカヌー部については、実際に高知市の鏡川でカヌーの練習をしていた丸の内高等学校高校のカヌー部に、細田守監督が取材している。

しかし一番気になるのは、高知西高等学校。映画では鈴たちの高校の最寄り駅(路面電車を除く)はJR朝倉駅になっていて、鈴の教室の窓からは変電所と送電鉄塔が見えている。これらの条件が一致するのが高知西高等学校。

朝倉駅から西高校までは直通の路線バスがある。そして高校の北東方向、鏡川の北側に四国電力旭変電所があり、川の南に鉄塔がある。

つまり、鈴らの高校のモデルは複数ある、ということ。

 

 

Uの世界についても、高知県内の特定の場所をモデルにしているのではないか、と思うものもある。それは、竜の城の左下に描かれていた、簡素なタッチの山。尾根直下には道路が描かれている。

これを彷彿させるのが、高知県観光コンベンション協会の竜とそばかすの姫サイトの聖地マップ2ページ目左下に写真が掲載されている「町道瓶ヶ森線・UFOライン」(いの町)。→公式サイト

聖地マップには聖地周辺の観光地(にこ淵等)も掲載しているが、UFOラインこと町道瓶ヶ森線は、西日本一高い所(標高約1700m)を走る天空の道路。道路上空を飛来するUFOの写真が高知新聞や月刊ムーに掲載されたこともある、UFO目撃多発地でもある。

 

聖地マップ写真の山は、自念子ノ頭(1701.5m)だと思うが、こんな高山に10~30分ほどで登頂できる場所は、西日本では他にない。

UFOラインは一車線だから、中型以上のバスは通れないが、二車線化されれば、西日本屈指の観光地になることは間違いない。しかし、登山愛好家等の猛烈な反対運動が起こることも間違いない。

※後日、発売された書籍により、UFOラインと自念子ノ頭、にこ淵はデフォルメされて映画に登場していることが判明。

西高校は、内部見学はできないと思う(「海がきこえる」の高校は場合によってはできるが)が、UFOラインは雲上ドライブもでき、また、奈良・三重県境の大台ヶ原(広大な笹原と白骨林)の景観に似た景勝地「瓶ヶ森・氷見二千石原」もあり、宿泊施設もあり、石鎚山登山口にも道路が繋がっているから、山岳観光を楽しむことができる。

 

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