「竜とそばかすの姫」聖地(1)水晶淵や帯屋町 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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映画公開前、小説版から抜粋

細田守監督が描く、親から虐待される少年たちを救うべく、気弱な少女が勇気をもって立ち上がる劇場アニメ「竜とそばかすの姫」は、特報動画等でいくつか高知県内の聖地が公開されているが、最近出版された小説の方には、より多くの聖地が記述されている。その中で私が写真を撮っているものを挙げたい。

 

(1)安居渓谷・水晶淵(31ページ)

小説の31ページには、主人公の鈴が、過去を回想するシーンがあり、「安居渓谷の奥にある水晶淵は、地元に住む私たちですら、息を吞むような驚きの青さだった。」とある。

 

細田監督は「高知県の川」を取り上げたい、ということで仁淀川を選んだのだが、仁淀川が全国区になったのは、’00年代、NHKが放送したエメラルドグリーンの「仁淀ブルー」たる美しさを紹介したから。

 

この「仁淀ブルー」(ある写真家が名付け親)発祥の地、と言っても過言じゃないのが、支流の安居渓谷(仁淀川町)にある水晶淵。’10年代、「世界の何だコレ!?ミステリー」で、時間帯によって色が変わるこの淵の映像が流されると、出演者たちは驚嘆した。

 

但し、添付写真のような曇りの日に行っても、あまり神秘さは伝わらない。

尚、アニメに登場するかどうか分からないが、渓谷の滝を代表する飛龍の滝(落差30m)は見応えがある。

 

(2)帯屋町アーケード(75ページ)

鈴の仮想空間「U」でのアバター的存在、ベルは、その歌声の素晴らしさから、一気に人気に火が付き、鈴は学校でクラスメイトに「ベルって知ってる?」と訊かれる。

 

正体を知られたくない鈴はそそくさと学校を出て、親友、ヒロの家へと向かうが、その道中、帯屋町アーケードを小走りに行くシーンが出てくる。

 

帯屋町アーケードは高知県一の人出のある商店街で、ジブリアニメ「海がきこえる」の聖地でもある。因みに長らく「海がきこえる」がテレビで放送されないのは、未成年が飲酒するシーンが描かれているためだと言われている。でも高知県民にとっては「ごく普通」のこと。

 

(3)JR高知駅(307ページ)

鈴たちは遂に「竜」の正体を突き止めるが、正体は意外な人物で、東京に住んでいた。が、その状況から鈴は一刻も早くその人物に会わなくてはと、コーラス仲間の婦人に車で高知駅まで送って貰い、高知バスターミナルから高速バスに乗り、東京へと向かった。

 

高知駅の旧駅舎時代(添付写真)、高速バスのターミナルは駅からは少し離れた地にあった記憶があるが、小説を読む限りでは現在、バスターミナルは駅前にあるらしい。

 

尚、明日、鈴の自宅が描かれている越知町へ行き、その地の集落の民家を何時間かかけて全て回り、自宅のモデルの民家を探し当てたいと思っているが、当該民家が私道の突き当りにある場合、プライバシーの問題から近くに行くことはできない。

 

それでも自宅の下方にある設定の石段、鈴が毎日利用する駅、その付近のコンビニ、鈴が通っていた小学校等は机上でほぼ確認済。

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