今日の「昭和のクルマといつまでも」登場車~昭和の車のミニカーといつまでも5~ | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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アルファロメオZ、BMW2002ターボ

近年は旧車が静かなブームになっていて、今日もBS1の複数の局で番組が放送される。しかし一番親近感の湧く番組は「昭和のクルマといつまでも」。

 

スタッフやナレーター、出演者の「旧車愛」が他の番組より強い。逆にスタッフと司会者の旧車愛が全く感じられないのは、「バカリズムの大人のたしなみズム」のネオクラシックカー特集。

 

今日の「昭和のクルマといつまでも」放送回では前回同様、何車も登場するが、前半の目玉は以前紹介したロータス・ヨーロッパ。因みに記憶が確かじゃないかも知れないが、’90年代、「井上オート」という自動車整備工場が、ロータス・ヨーロッパを完全にコピー(「再現」というべきか)した車を製造・販売していたように思う。

 

後半の目玉のオーナーは外車を複数台所有している。BMW2002ターボやアルファロメオ・ジュニア・ザガート(略称「Z」)。前者は1973年、世界初、市販車でターボを搭載した車。

 

2002シリーズの最終進化形と言えるスポーツカー・モデルで、リップスポイラー(バンパーと一体化したようなデザイン)とオーバーフェンダーが付いている・

 

エンジンは2002tii用の2L水冷直4SOHC機械式燃料噴射仕様にKKK製ツインスクロールターボを装備。最高出力169ps/5,800rpm、最大トルク24.5kgm/4,000rpm。最高速度209km/h。ポルシェの対抗馬としてレースで活躍した。

 

所蔵ミニカーはフランス製ソリドの1/43サイズのものだが、ドアが開閉するものの、スムーズじゃなく、全体的に粗雑。グリルの真ん中部分もメッキ加工されてなくて、ウインカーも色付けされていない。ワイパーやルームミラーもフロントガラスに刻まれているだけ。

 

更に右のヘッドライトの周囲がライトを覆う(購入後、削った)不良品。日本のミニカー・メーカーなら検品ではじかれる。最近購入した(20年ぶりに)ミニカーは全てネットだから細部までは分からない。売価が安価だったから文句は言えないけれど。ソリドも(それでも)ちょっと不満。

 

番組後半に登場するオーナーが運転し、走行姿が披露されるのは、アルファロメオ・ジュニア・ザガート。アルファロメオの中でも非常にエレガントなデザインで、フロント・グリル部全体を覆うカバーの真ん中部分は、ハート型にも見える。

 

1969年から1975年まで生産された2シーター・スポーツカーで、レースには投入しないロードカー。前期型が1300(CC)で、後期型が1600(CC)。前期型の最高速度は175キロ。

参考にしていた旧車の文献を紛失してしまい、細かいスペック等は綴れないからあしからず。

 

ミニカーは京商の1/64サイズの「アルファロメオ・コレクションⅢ」の1600。アルファロメオのミニカーは、他の車種より一際小さいが、実車(ザガートは見たことはないが)はオーラがあるせいか、そんなに小さく感じない。

 

京商の1/64サイズはどれも、写真で見るより精巧に作られている。グリルカバーやその奥のライト等も完璧に再現されている。ただ、個体によっては、車輪がスムーズに動かないものがある。

 

これは京商に限ったことじゃなく、1/43サイズのもの等、新興のミニカー・メーカーにはよくあること。トミカ等、老舗メーカーなら、検品時にはじかれる。ミニカーはボディ造形の完成度が全てじゃないはずなのに。

 

と、いうような訳で、旧車ファンじゃない方もBSの各番組で魅力に触れて戴きたい。

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