セーラームーンコスプレ撮影推奨地(1)とび・しまなみ海道周辺編 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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【シルバーミレニアムの宮殿感と廃墟感】

セーラームーンのコスプレ撮影地として推奨されるのは、平和だった頃のシルバーミレニアムの宮殿感と、メタリアによって破壊されたシルバーミレニアムの廃墟感を味わえる場所じゃないだろうか。

 

そこでお勧めしたいのが、広島県尾道市のしまなみ海道や広島県呉市から愛媛県今治市にかけてのとびしま海道にある宮殿的建物やその庭園を彷彿させる施設、そしてしまなみ海道の愛媛県今治市の大三島や今治市本土から定期船で行く、広島県竹原市と愛媛県今治市にある、戦時中の大規模廃墟がある離島。

 

尚、広島県屈指のSNS映えスポットとして知られる、しまなみ海道のその施設は有料施設だから、コスプレ撮影の許可が下りるかどうか分からないが、一人や二人程度なら、園内のトイレで着替えて、勝手にちゃちゃっと撮影を済ませる、ということも考えられる。

 

その施設とは、生口島の耕三寺境内、背後の丘の山頂にある「未来心の丘」。ここは3,000トンもの白亜の大理石を使用した庭園。視界の全てが真っ白で、まるで地中海かどっかの外国のよう。その純白はシルバーミレニアムの宮殿感がある。

 

塔や様々な彫刻があって、コロナ前は外国の観光客もよく訪れていた。因みに耕三寺は建物博物館でもあり、境内には日光東照宮や京都の平等院、銀閣寺等を設計図レベルから忠実に再現した建物が数多くあり、圧倒される。

 

とびしま海道はしまなみ海道を二回りほど小さくしたような架橋島が続く。橋で渡るには呉市本土から、定期船に車を積んで渡るなら、大三島の宗方港から。

 

呉市本土から橋で渡った場合、三つ目の島が豊島になるが、島で2番目に高い十文字山にある十文字展望台は洋風で、宮殿感がある。形状は以前、「世界の何だコレ!?ミステリー」か何かの番組で取り上げられた、ナチスドイツ軍のUFO開発施設に似た、高さ8mの円形の建物。

 

天辺の円周が歩けるようになっていて、瀬戸内海の大展望が広がる。ここは無人施設だから、観光客の邪魔にならなければ、「勝手撮影」はいいんじゃないかと勝手に思う。

 

とびしま海道最東端の島が今治市の岡村島。ここのナガタニ山にあるナガタニ展望台も洋風。形状は半円形だが、白亜で、シルバーミレニアムにあっても違和感ないデザイン。

 

正面はスペースが狭いから、展望台の全景写真は裏側から撮ることになる。

一応、車道は通じているものの、狭いから、地元では観光客に徒歩で登るよう推奨している。大して時間はかからない。上り口の海岸からは、河童やうさぎにそっくりな岩が望める。

 

竹原市の離島は世界一のうさぎ島「大久野島」。900羽以上の野生のうさぎが生息していて、持参した餌をあげて触れ合うことができる。が、戦時中、この島は地図から抹消されていた。

 

それは国際法に違反する毒ガス兵器を陸軍が製造していたため。毒ガス工場ができる以前は芸予要塞の砲台があった。この内、毒ガス貯蔵庫は巨大で、終戦時、進駐軍が火炎放射器で壁を焼いた痕も残っている。ここは破壊されたシルバーミレニアムの廃墟感がある。各砲台跡はきれいに整備されているが、撮影にはいい。

 

島は徒歩で回れるほど狭く、有人の建物は「休暇村・大久野島」と毒ガス資料館、ビジターセンター位。

うさぎの餌は定期船発着地の竹原市本土の忠海港と大三島の盛港で販売していたが、後者は100円だった。

 

休暇村では、うさぎが増えすぎるから、餌の販売はしていない。尚、大久野島に宿泊しない場合、徒歩でしか上陸できない。また、霊感体質者にはお勧めできない。

 

今治市の島は以前、「未来少年コナン」の疑似聖地として紹介した小島。ここにも芸予要塞の砲台があるが、保存状態は大久野島より良く、立入禁止場所もなかったように記憶している。昭和期は大久野島のように宿泊施設もあったようだが、今は無人。それでも定期船が今治市本土から出ている。

 

次回は愛媛県本土編を投稿予定だが、未探訪地もあり、来週辺りまた、何日かブログの更新を休止するかも知れない。

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