武井壮氏のコロナ救済企画の問題点は何か | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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アイデアはいいが動画の構成が誤解を招く

昨日、ワイドショー「バイキング」で、武井壮氏のYouTubeでのコロナ救済企画に賛否の声がある旨、放送していたが、カンニング竹山その他の出演者は、「批判するような馬鹿はほっとけ」等と言っていた。

 

私はこの企画の動画を見て、「否」の意見があるのは当然だと思ったが、「売名行為」という批判は当たらないように思う。それは、武井氏は既に人気タレントだから、売名の必要性がないため。

この企画とは関係のないことを列挙し、武井氏を批難する者もいたが、無関係のことを取り上げるのも筋違い。

 

企画は第一弾と二弾があり、前者は東京周辺(一部例外あり)の飲食店でコロナにより、経営が厳しくなっている店が武井氏宛に連絡すると、本人が出向いてその店を貸し切り、食事を提供してくれると動画撮影し、その様子や店のことを紹介し、店に対して10万円支払う、というもの。

 

二弾は同じく武井氏宛に連絡のあった、食材の出荷に困っている生産者から10万円分を購入し、その9割を自身のYouTubeフォロワーにプレゼントする、というもの。

 

私はこの第二弾については、文句のつけようがない素晴らしい企画だと思う。「焼け石に水だ」という批判もあるが、何もやらないより、やった方がいいに決まっている。

 

第一弾の問題点は動画の構成だろう。この企画のことを何も知らずに動画を見たとすると、極論を言えば、ただの金持ちタレントが優雅に店を貸し切って、たらふく御馳走を食べている「絵」に見える。

つまりこの動画の主役が武井氏になっている点が問題。動画の主役は飽くまで救済される店側にならなければならず、武井氏は脇役・案内役に徹しなければならない。武井氏の「食べっぷり」等の「絵」は救済企画には必要ないし、誤解を生む原因になる。

 

裕福な一般人の中にも、コロナで困っている人たちに手を差し伸べたい、と思っている方がいると思うが、アプローチや表現法には気を付けて善行を。

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