仮面ライダーアートギャラリーがイオン新居浜で | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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【初代ライダーとゼロワンのフォトスポット有】

先月、高知県立文学館で開催中のウルトラマンやセブンの企画展を紹介したが、昭和から今に続く二大変身ヒーローのもう一つはご存知、仮面ライダー。

 

その仮面ライダーの企画展的イベント「仮面ライダーアートギャラリー」が愛媛県新居浜市のイオンモール新居浜で823日まで開催している。→公式サイト

 

この催しは全国各地で何年も前から実施されてきたもの。文学館のウルトラマンのような体験型展示ではなく、飽くまでギャラリーだから、撮影できる所も限られていて、入口の等身大の初代ライダー(2本線が入っていない旧タイプ)と、ゼロワンの所しかない。

 

それでも石ノ森章太郎の初代仮面ライダーの原作第一話をカラーでパネル展示しているのは、ファンにはたまらない。

 

そのコーナーは別として展示法は単調で、初代ライダーからゼロワンまでを全く同じスペースで紹介していて、作品のあらすじや劇中写真パネルを展示している。記念館や博物館等でこんな単調な展示はあり得ないが、ギャラリーだから問題ないのだろう。

 

他の等身大人形展示としては、全ては覚えていないが、仮面ライダーV3や蜘蛛男、蝙蝠男、蜂女等があった。

他は歴代ライダーのオープニングビデオ(エンドレス再生)や、蜘蛛等をモチーフにした歴代怪人の絵等。

 

少し疑問だったのは、’94年までのライダーを「昭和編」としていて、’00年のクウガから近年までのライダーまでを「平成編」としているところ。石ノ森章太郎の生前と死後で分けているのか?

 

しかし私からすれば、クウガ以降のライダーは仮面ライダーじゃない。戦隊ヒーローの一つのように思えてならない。

 

昭和編のライダーを全て見ていた訳じゃないが、昭和のライダーは圧倒的な強さがあり、ストーリーも単純明快の勧善懲悪で分かり易かったように思う。

 

平成編は己の精神的弱さが浮き出るライダーが多くいるような感覚があり、一つの作品に何人ものライダーが登場して、互いに戦い合う等、昭和のライダーのテイストとは明らかに違う。その片鱗はブラック辺りからあったのかも知れないが。

 

そうした時代に応じた「変貌」があったからこそ、今までライダー人気が続いているのかも知れないが。

ところで、ウルトラマンシリーズは、怪獣や星人に優れたキャラクターデザインのものが多くあったが、ライダーシリーズの怪人等ではそれが個人的には少ない。

 

強いて挙げるなら、初代ライダー時の蜂女とストロンガー時の一つ目&百目タイタン位。人間大の変身ヒーローモノの敵キャラで言えば、キカイダーとキカイダー01に登場したハカイダーのカッコ良さが際立っている。ハカイダーを主人公とした映画(オリジナルビデオだったかも)もできた位だから。

 

ギャラリーでは各種グッズの販売も行っていたから、ギャラリーの図録や初代ライダー等の原作漫画のクリアファイルやポストカードを購入した。

 

このギャラリーでは、仮面ライダーV3の等身大人形が撮影不可だったのが残念だったが、宇和島市の赤松遊園地跡(覗き岩がある地)には、今でもV3がロボコン(旧の)と共にいる。

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