ポニョと宮崎監督のイメージ聖地(2)隧道と三角屋根の家 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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【トンネルとひまわりの家も二つを融合したのか】

前回の「崖の上のポニョ」のイメージ聖地は、広島県福山市鞆町と沼隈町との境界を南北に走るグリーライン沿いにあったが、それを南下して行き、県道47号に出る少々手前で、室浜隧道(トンネル)を抜ける。更にこの隧道の真下には47号の阿伏兎隧道も通っている。

 

この二つのトンネルを融合したのが映画に出て来た「山上隧道」。坑口壁面のデザインは室浜隧道に似ているが、入口の陰鬱感は阿伏兎隧道の雰囲気に近い。「鞆の浦の町並」マップでは、後者を映画のモデルと見做している。

 

私は旅行初日、県道47号に出ると北上して行き、福山駅近くのビジネスホテルに泊まった。楽天スーパーポイントが7,000円弱溜まっていたから、それを宿泊費に充てた。

 

二日目はみろくの里でのヒーリングっど♥プリキュアショーを15時から観覧することにし、午前から14時位まで、イメージ聖地巡りをすることにした。

 

まず目指したのは、前回少し触れた、デイケアサービス「ひまわりの家」のモデルになったのではないかと、「鞆の浦の町並」マップで指摘されていた民家。

 

そこは県道22号沿いの「石の塔」バス停の南方。ナツメヤシのある所の青い三角屋根の家。家の前には温室が設置されている。ひまわりの家とは随分建物の形状が違うが、宮崎監督はこの県道を車で通っているから、一際目立つこの家が印象に残っていたのかも知れない。

 

ひまわりの家の屋根には時計台があるが、形状は異なるものの、福山の中心市街地にも時計台を擁する建物が複数ある。

 

三角屋根の民家の南方には、特養ホーム「エクセル鞆の浦」があるが、この建物と三角屋根の家を融合してひまわりの家をデザインしたことも考えられる。

 

更に南下し、鞆鉄鋼団地を過ぎると右に折れてスカイライン(名ばかりの)を上がり、前回のイメージ聖地があるグリーラインに上がった。このグリーンラインは、リサカーが走っていた山の中腹の道のモデル。

 

南下して行くと前回紹介したメルシーや後山公園があるが、展望所もあり、宮崎監督が滞在した、宗介宅のロケーションのモデルになった「崖の上」や、内海大橋方面を遠望することができる。

 

宮崎監督が歩いた玉津島と本土を繋ぐ防波堤を見下ろすこともできるが、防波堤からの景色が映画にどう描かれていたのかは次回。

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