【具体的実施法】
以前、チラッと触れたが、「理想の」プリキュアイベントを近場で見られたら、と思ったことはないだろうか。例えば地方でのイベントと言えば大半が「普通の」プリキュアショー(スター☆トゥインクルプリキュアショーやHUGっと!プリキュアショー等)と撮影会。会場もイオン等、撮影禁止で座る所も立つ所もない位、狭い観覧スペースに客が溢れる場合が多い。
もっと広々としたスペースで観覧・撮影でき、握手やグリーティングもして貰い、もっと触れ合えるイベントがあればと。そんなイベントがなければ創ればいいんじゃないかと。但し、個人的イベントにプリキュアを呼ぶことはできない。大事なことは以下の点。
(1)大義
わざわざ特別にプリキュアイベントを招聘する大義はあるのか、ということ。つまり必然性。地方の県でも近隣県で大体年10回以上は普通のプリキュアショーを観覧でき、握手会も1回は行われる。それとは別に招聘する必要性が客観的にあるのか、ということ。
(2)公益性
ただ単に理想のプリキュアイベントを体験したいから、という個人的・主観的理由で招聘することは不可。東映やその代理店であるイベント会社が納得する理由付けがいる。
(3)受け皿
イベントを招聘するにしても、招聘元も大事。プリキュア同好会のような私的任意団体にイベントは招聘されない。
(4)資金
イベントを招聘するには、何十万もの大金がいる。それをどのように工面するのかが問題。
以上の4点を見て行きたいが、(1)~(3)のクリアは難しいことじゃない。つまり、同志らのみで招聘するのではなく、自治体等の公的機関と組めばいい、ということ。
例えば郡部の市町村では、キャラクターショーを招聘したくても財政的に困難。しかし招聘してくれる団体があれば、喜んで協力してくれるだろう。会場も自治体所有の野外イベントステージや公園、体育館等を利用できる。
実は、私は過去、自治体と組んでイベントを開催した経験があり、そのノウハウも持っている。その時の費用は十数万位だったから、こちらで持った。
つまり、イベント・コーディネーターという立場で招聘するのだ。自治体がイベントを開催することで公益性は担保される。地域活性にも一時的だが寄与できる。
受け皿については、自治体と共同で「プリキュアイベント実行委員会」を立ち上げることができるのが理想。但し、イベント会社との折衝は全てこちらで行う。
自治体にして貰うのは、イベントの広報、宣伝、そして当日の会場の人員整理と警備。自治体が共同で実行委員会を立ち上げることを拒んだ場合の対処法もあるが、ここではそのノウハウは公開できない。初めて実施する場合の研修法についても案を持っている。
一番の問題は(4)。これはクラウドファンディングを利用するしかないが、普通、無料で観覧できるプリキュアイベントに対して、カネを出して応援してくれる者がどれ位いるのかが見えない。例えば5,000円の支援者が100人いたら50万になるが、地方の場合、それではやや資金不足。
リターンもどのようなものが適当なのか悩む。東映にノベルティグッズを卸して貰うのが一番だが、成功するか否か分からないクラウドファンディングに対して、協力してくれる可能性は低い。
考えられることとして例えば、プリキュアイベントとは別にイベント会社にスーツアクター関連の講座等をして貰い、その受講権利をリターンとする案。
しかしスーツアクターが素顔を晒すことについてはイベント会社が認めない可能性もある。プリキュアの姿のままの講座は東映側が認めないだろう。
(4)さえクリアできればすぐにでも行動に移せるんだが・・・。
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