【最終回はノットレイダーの移住先の星探しを手伝う?】
昨日のスター☆トゥインクルプリキュア第11話では、ノットレイダーがスターパレスや地球を狙う本当の訳が明らかになった。
当初彼等はダークネストに率いられた集団で、プリキュアミラクルユニバースの宇宙大魔王のような「宇宙征服」を目論んでいると思われたが、各星に侵攻する原因は、自らの母星を失ったことにあったことが明かされた。つまり、新たな母星にするため。ただ、そのために他の星を攻撃・侵略してノットル、という手段は非難に値する。
最終話でノットレイダーたちは11話と同様、「自らの星を失われた苦しみがおまえらに分かるものか」的なことを言うだろうが、キュアスターらプリキュアたち6人(キュアコスモと赤いプリキュアを含む)は、「新たに自分たちが住むために、他の星をノットルなんて間違ってるよ」と反論し、倒されては何度も立ち上がり、最後には勝利する。
そしてノットレイダーたちに、「他の星を奪うんじゃなくて、新たな星を見つけて、そこを住み易い星に変えるべきだよ。私たちも手伝うから。」と言って移住する星探しを手伝う。
ただ、少しダークネストの存在が気になる。もしかしたらノットレイダーたちの星を滅ぼしたのはダークネストで、ノットレイダーたちが騙されていて、宇宙征服のために利用されている、という可能性も否定できない。
ノットレイダーのキャラクターを見て行くと決して悪人とは言い切れない部分も垣間見える。バケニャーンは常識人ぽいし、アイワーンはキュートな少女に見えるから、心底悪い者には見えない。
テンジョウにしても、セクシーな女性に悪い人はいない(?)、と思いたいし、カッパードにしても、アルシンド似の者に悪い人はいないと思う(?)。いや、山下達郎似か。
ま、最終回まではまだまだあるから、各キャラクターの性格を掘下げる回や新キャラも出てくることだろう。ロクロクビーンとか。
ところで第12話についてだが、予告を見ると近年のプリキュアシリーズによくある、「脚本家のお遊びが過ぎる」回のように思われる。
第11話の最後に出て来たマイケル・ムーア的(違うか)監督が、プリキュアとノットリガーの戦いを見ていて、「Oh!ナントイウ スバラシイ エンターテイメント!」等と言うのだろう。しかしノットリガーがオシマイダーにしか見えないのは私だけだろうか。
つまり、プリキュアやノットレイダーたちを斬新なアトラクションをするイベント会社のアクターとでも思ったのではないだろうか。そしてインスピレーションを受けた監督は、プリキュアたちを主人公にした映画を撮る。
「魔法つかいプリキュア」では、このようなおふざけの回ではシンデレラがモチーフとなり、「HUGっと!プリキュア」では、中世ヨーロッパの騎士が活躍する内容だった。
今回は羽衣ララ(キュアミルキー)の「羽衣」にかけて、天女の羽衣伝説がモチーフとなるが、香久矢まどか(キュアセレーネ)も「香久矢」にかけてかぐや姫を演じる。
但し、星奈ひかる(キュアスター)は野乃はな(キュアエール)同様、おとぼけキャラで忍者。天宮えれな(キュアソレイユ)は意味不明の中世ヨーロッパの騎士。
そこへアイワーンが「あゝ、いいわーん」と言いながら現れる?
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