【キュアフォーチュン、ソード、ショコラ】
プリキュア声優の結婚ラッシュが止まらない。今年1月11日に『ハピネスチャージプリキュア!』キュアフォーチュン役の戸松遥が自身のSNSで結婚を発表後、昨日は『ドキドキ!プリキュア』キュアソード役の宮本佳那子が自身のブログで発表、更に今日、『キラキラ☆プリキュアアラモード』キュアショコラ役の森なな子が自身のツイッターで発表した。
三人の結婚相手に共通しているのは一般の会社員ということで、現在声優に関してネットでは「一般男性」がトレンドワードになっている模様。
戸松は日にちがゾロ目数字の大安となった1月11日を選んで入籍。宮本の相手は8歳年上だが、彼女は元々ファザコンだったようで、「小さい頃からお父さんみたいな人と結婚したいと思っていて、本当にそんな雰囲気のある方にめぐり合いました」と語っている。
森は結婚報告のツイートで 「今後も変わらず、作品をより面白く、楽しんで頂ける様努めて参りますので、これからもご支援賜りますよう、宜しくお願い致します」と綴っている。
戸松に対する私の印象は、とにかく歌が上手い、ということ。ただ単に歌唱力が優れているだけではなく、歌詞の内容とその世界観をよく理解して、感情をこめて歌っている。フォーチュンのキャラソンは、キュアプリンセスとのデュエットを含め、全て粒ぞろい。
そのデュエット曲「アイ・ビリーブ、ウィ・ビリーブ」では、別々に収録したのだが、戸松は相手のパート部分を聴いて、プリンセスのフォーチュンに対する想いが痛いほど分かったと、涙を流している。それだけ、ハピプリの世界と自分を同化していたと言える。
宮本も歌唱力はプリキュア声優の中では屈指だが、ドキプリのコンプリートブックその他の写真を見ると「冴えない顔」に思えた。しかし「キラキラ☆プリキュアアラモードLIVE2017 スウィート☆デコレーション」のDVDでの宮本は別人だった。
「美人歌手」のように映り、会場もよく盛り上げていて、その様はまさに「スター」。ファンクラブに入会してもいいほどのように思えた。
森の演じたキュアショコラは、最初に森ありきで設定されたキャラクターにしか思えない。宝塚歌劇団の男装キャラのように凛々しい声優は、森をおいて他にはいないから。それは森が本物の宝塚の男役出身だから。しかし個人的には髪が長かった頃の女性らしい姿の方が好き。
森は前述のプリアラのコンサートDVDでは、キュアマカロン役の藤田咲とのデュエット「愛とときめきのマカロナージュ」を歌い終わった後、片足を後ろ向きに高く上げたポーズを決めると、歓声が一段と大きくなった。
が、その後、キュアカスタード役の福原遥が「なんであんなに高く足上げたんですか?」という天然ボケ的質問をしたせいで、そのポーズがギャグのようになってしまった。ただ、福原のそういう天然キャラがプリアラ声優たちには好かれていた。
三人の末永い幸福と活躍を祈念する。
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