アスペルガー夫との離婚成立ビフォーアフター
アスペルガー夫との離婚が成立し、たくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました!
離婚して「おめでとう」と言われるのは、一般的に考えるとちょっと珍しいですよね^^;
子どもも私も長年苦しんできて待ち望んでいたことが実現できた。
そんな気持ちで今は心が晴れ晴れしています。
まだやらなきゃいけないことはたくさんありますが、一つ一つこなしていくとして、今回は離婚の話が決まってからのアスペルガー夫の変化についてお話したいと思います。
これってアスペルガーの特徴なの?と気になったことがあるので、少しでも参考になれば幸いです。
離婚の話が決まってからアスペルガー夫の態度に変化
もともと仲睦まじく、会話が弾むなんてことはありませんでしたが、離婚が決まってからは一気に他人な感じになりました。
なんだかうまく表現できないんですが、より一層冷たくなったというか、そっけなくなったというか。
- メールの返事をなかなか返さない
- 返ってきたと思ったら一言だけ
- 用事があって会っても挨拶すらろくにしない
- 用件について話していても目も合わせない
- 用事が終われば挨拶もろくにせず玄関のドアと鍵を閉められる
まあ確かに、これから離婚するっていうときに親密な感じであるほうが変だとは思うんですけど、これからも子どもの父親っていうことには変わりないし、事務的かもしれないけど連絡は取り続けていかなきゃならないわけです。
それなのに、この態度は人としてどうなのよ⁉
って思わせるような、態度なんですよね。
はっきり言ってムカつく。
だから話を聞いてるのか聞いてないのか、理解しているのかしていないのかもわからないんです。
当然、理解していないことの方が多くて
「この前メールで確認したよね…」
というようなことを
「これは何ですか?」
と後で聞いてきたりします。
一緒に住んでいた時ほどのイライラはありませんが、
これまでのことはもうあれこれ持ち出さない。
お互い前を向いていこう。
って話したのに。
私に対して嫌な気持ちを持っているのは当然わかるけど、それにしてもあの態度はちょっとね…。
彼の中で躊躇していた「離婚」をすると決めた途端、完全に排除されたっていう感じです。
暴言や暴力はないし、子どもたちに対してストーカー行為のようなことがないのは幸いです。
離婚成立してからのカサンドラ妻の変化
離婚届を提出し、無事に受理されてから、カサンドラ妻の大きな変化はやっぱり気持ちです。
正直なところ
「あの人と関係ない人になれた!」
というスッキリ感がいちばん大きいです。
恋愛して結婚して子どもにも恵まれて、ここまで一緒に生活してきたので、当然楽しかったこともたくさんありました。あったはずなんです。
でも、それを思い出せないんです。
あんなところにも旅行に行ったな…とかふと思っても「でも」夫は小さい子どもと私をほったらかしでスマホ片手に写真撮ってばっかり…やっぱりきつかったな…ってなっちゃうんですよね。
結婚前にデートした場所、一緒に食べたもの、初めて一緒に住んだアパートのこと、そんなことが頭をよぎったとしても「楽しかった、幸せだった」という感情がまったく思い出せないんです。
子どもたちとの思い出は別です。
彼が絡むとなぜか無理なんですよね。
そこまで追い詰められてたんだ…っていうのは悲しいけど、やっぱり「離婚成立」が実現したときのスッキリさっぱりな爽快感、それによって湧き出てきたパワーっていうのは大きいです!
今ではご飯もガッツリ食べられるようになったし、夜もずいぶん眠れるようになりました。
子どもの寝返りでパンチされて目が覚めることはあっても、あれこれ悩んで眠れないというのはすっかりなくなりました。
一人で3人の子どもを連れて出かけたりして、クタクタになっても、そんなにイライラしないんですよね。
あの何とも言えない、頭の血管の中の血が沸騰して爆発しそうな、マグマが頭のてっぺんから吹き出しそうなイライラがまったくなくなりました。
さいごに
「アスペルガー夫と離婚することは見捨てたことにならないのか?」
なんていう言葉をよくネット上で目にします。
私はそんなことにはならないと思っています。
カサンドラになるまで追い詰められた自分と子どもたちを守るのが第一!
それに、彼には一人で自由気ままに生きるのが合っていると思うんです。
そして、本当は生まれ故郷で生活するのがいちばん生きやすいと思うんです。
一人で生活するようになって、彼自身もちょっとは楽になれたんじゃないかな…と思います。
これからどういう道を歩んでいくのかはわかりませんが、健康に気を付けて、これからの人生を楽しんでほしいと思っています。