気休めだけにしない

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最近、新型コロナの影響などにより、心が疲弊している人が急増しているそうです。

世の中では、そんな人たちにいろいろな言葉を投げかけて、安らぎを与えようとしています


「 変わらなくていい 」や「 そのままでいい 」などの言葉は、生きることを窮屈に感じている人にとって、気が楽になるようです。

しかし、たとえ気分が楽になっても、一時的でそう長くは続きません。


なぜならそれは、自分で自分を言いくるめて、納得させようとしているに過ぎないからです。

どんなに繕っても本当に納得できていない限り、心が真に解放され安らぐことはありません。


心に疑いが残るのなら、まだ納得していないことの現れです。

「 変わらなくていい 」や「 そのままでいい 」というのは、本来「 何もしなくてもいい 」という意味ではありません。


「 自分の外側に、自分を肯定するためのものを求めなくてもいい 」という意味が含まれています。

自分を肯定してくれると思い込んでいたものを、外側に求めても得ることが困難になった世の中で、求めれば求めるほど疲弊していきます。


かといって何もしなければ、本当に納得できないままの状態を引きずることになります。

自分の外側に自己肯定を求める必要がなくなると、外側は自分の人生の物語を創造する場へと変化します。


そこでは、個としての自分を成長させる物語にしてもいいし、のんびりとのらりくらり生きる物語にしても、自由です。

ただ内側には、変わることのない肯定感の絶対的な安らぎがなければなりません。


「 アップデート 」も「 アップグレード 」も、肯定感を増すために外側ばかりを対象としても、いつかは空振りに終わります。

それを内側も対象にすると、次々と「 本当の自分 」を知ることにつながります。


ここのブログでは、気休めのための記事ではなく「 本当の自分 」に近づくための記事を書いています。

それを知ったうえで読んでください。


そうすれば、文章に含まれた本質を感じられると思います。

「 自分に何を刻むのか! 」を、よく自分で感じてくださいね(^^