最後の欲

自分をよく知っていくことで、埋め合わせの「 欲 」と本当に求めている「 幸せ 」の違いが、観えてきます。

この本当に求めている「 幸せ 」は、リスクも辞さないくらい手放すことの出来ないものですから、最後まで捨てることのできない「 欲 」とも言い換えることが出来ます。


みなさんの元に残った、最後の「 欲 」は何でしたか?


最後の「 欲 」は、みなさんが自分自身と向き合うべきことを、いろいろ教えてくれます。

それにきちんと向き合っていけば、本当の「 幸せ 」に早く近づくことが可能です。


しかしその都度、勇気を試され、苦い想いをし、それでも進み、また勇気を試され、というような繰り返しをすることもあります。

ですがそれは、残念ながらみなさんが今まで自分で、いろいろな想いを貯め込んでしまったが故に起こるものです。


そして一歩、また一歩と進んで行くうちに、いろんな想いが剥がれて行きます。

自分で貯め込んだものなので、他の誰かを責めることもできませんが、進んでいくにつれて、みなさんを助ける働きは強くなっていきます。


そんな経験をいっぱいすることで、「 欲 」で埋め合わせをしていたときとは、違った基準が出来てくることでしょう。

その基準が、みなさんの「 支え 」となります。


そして「 支え 」を持つことで、世の中の激しい変動に大きく乱されにくくなります。

なぜなら、自分の外によって造られた「 支え 」は、世の中という外による変動に合わせてバランスを崩されるのに対して、自分の内によって創られた「 支え 」は、外とは別のバランスを保ち影響されないようにするからです。


例えば、天秤の左右がどれだけ動いても、真ん中の支点は動かないようなものです。

だからといって、世の中との関わりを無くしてしまうことはできません。 

天秤だって支点だけでは成り立たず、左右に分ける腕と接して構成されていますよね。


つまり「 支点( 支え )の視点を持ちながら、左右( 世の中 )の変動に惑わされず、且つ左右の動きを把握しバランスを取って、全体をひっくるめた調整をしながら生きていきましょう 」ということです。


今回の記事は、ちょっと判りにくかったかもしれません。

しかし、やり続ければ、いつかは判ると思いますよ(^^

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