2018年10月17日投稿 → 2019年08月08日更新

tamahome 小屋裏(屋根裏)断熱材

今回は、建築備忘録の続きで小屋裏(屋根裏)の断熱材の施工について書いていきたいと思います。

前回は、天井部分の内装の下地について書いています。まだの方はよろしければこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■小屋裏(屋根裏)と天井断熱
■我が家の施工状況と小屋裏(屋根裏)の様子
■天井の断熱材はあとからでも施工できる
■断熱材の話まとめ



小屋裏は、天井と屋根の間の空間部分のことで、完成後も点検口から見て確認することができる場所です。

点検口の開け方の解説や小屋裏の画像については、こちらの記事も参考にしてください。


小屋裏は、比較的広くスペースが確保できる場所で、小屋裏収納などを設置して収納スペースとして使う家もあると思います。

また、配線や配管などが設置されるのに使われたり、天井断熱の場合には空気を循環させる通気層と似たような役割や構造上必要な役割を担う部分であったりと地味だけど重要な場所でもあります。

その小屋裏の空間は夏には猛烈に暑く、冬には猛烈に寒くなるので、断熱材の施工が直接住宅性能に影響する極めて重要になってくる場所です。

◆タマホームの断熱材の比較・一覧表はこちらからどうぞ。




断熱材の施工の我が家の小屋裏写真です。
小屋裏(屋根裏)断熱材

小屋裏は、大きさの違う様々な種類の梁(はり)や吊木(つりぎ)や桟木(さんぎ)といった構造を支える木材や天井の下地となる木材が複雑に組まれています。

なので壁に使ったようなマットタイプの壁に使うような断熱材では隙間ができてしまうため使えません。

したがって自由に敷き込める吹込みタイプの断熱材を使うことで隙間なく断熱することができます。

ちなみに吹き込みの断熱材には、グラスウールなどのほかセルロースファイバーなどの木質繊維系の断熱材があります。

施工の写真です。
小屋裏(屋根裏)断熱材
我が家の場合には、グラスウールの吹き込み材でした。

施工の際は、敷き込みの厚さを細かくコントロールすることが難しい作業ですので、だいたいどの家でも厚めに吹き込んであります。



ちなみに我が家の断熱材の吹き込み断熱材の厚さは設計上210mmですが、我が家もかなり厚めに吹き込んでもらっている印象でした。

おそらくですが、天井から梁の下端(横の木材の下面)までの幅が約250mmありますので、多少ムラはあるとは思いますが実際には250mm~300mmくらいの厚さになっているのではないでしょうか。

チェックポイント

チェックポイントは

・ムラ無く均等に吹き込んであるか。
・隙間がないか。
・所定の厚さが確保されているか。

をチェックすればいいと思います。

施工中は覗けないと思うので終わったあとに覗いてみてはいかがでしょうか。

ちなみに天井の断熱材は完成後でもあとから追加で厚くしたり手直しができますので、完成後でもアレと思ったら指摘してみるといいかもしれません。

◆タマホームの断熱材の地域別の比較・一覧表はこちらからどうぞ。




余談になってしまうのですが、オプションで天井部分の断熱材だけ厚くしてもらうのもアリだと思います。

その家の条件によっても異なりますが、コスパの良いオプションになるはずです。

今回書いている断熱材の工程でいくと既に我が家の施工は、後半戦に取り掛かっている状況ですが当時は、消費税の5%から8%の増税前の駆け込みラッシュが本格化してきている頃でどこの現場も忙しそうだったことを記憶しています。

そんな中でも、職人さんたちは丁寧に仕事をされていましたので、今更ながら感謝!感謝!です。

ということで我が家の小屋裏(屋根裏)の断熱材の話でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。


では、よい家づくりを。



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