サビアンシンボル徹底比較 その10    


今回比較検討するサビアンシンボルは
双子座6度
「油田の掘削」
です。
私はこのシンボルを毎日のサビアン
シンボル解釈で、取り上げてます
が、ブログ始めて間もないこの時期は
まだあまりくわしく解釈してなかった
ので、今回しっかり解釈してみたいと
思います。それでもわりと簡潔です。

これは双子座のサインが知性の探究を
意味しているので、未知の領域へ知識を
求め、まさに深く掘り下げていっている
という暗示のシンボルです。
つまり油田は、双子座にとっては、知識
の富だという事の比喩というわけですね。

そしてこのシンボルの松村潔氏の解釈を
また氏の著書から引用させていただきます。

「」内が全て引用で~は中略の意味です。

「大地の奥深くに眠っている「油田」を
探し当て、そこから巨大なエネルギーや
富に繋がるような力を引き出すことが
できます。
双子座5度の“過激な雑誌”の度数で、
情報に結びつく付加価値の方にこそより
大きな価値がある事に気がついた人は、
多くの人に力をふるえるようなもっと
大きな鉱脈を探します。~
~双子座の発達段階では、他者との共有
よりも、個人の可能性をいかに広げて
ゆくかという事の方が重要ですから、
これの発展性を考えた時には、できる
限り大きな素材を扱う事がキーワード
です。~
~第2グループになると、この知性
によって拡大されていく人間性や世界像
の方が重要になってきます。
ルディアは、資本主義的な現代の発展性
というものは双子座の世界であると述べて
いますが、これは他人や他企業と競争
する中で、個人や特定のグループがより
大きなパワーを握るという現代の産業構造
のことを示しています。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”
なるほど、私が双子座の知性の探究ばかり
に焦点を当てているだけに留まっている
のに対し、サビアン占星術の生みの親の
一人でもある、占星学の大家、ディーン・
ルディヤー氏の解釈も交えながら、双子座
の資本主義的な発展性も、このシンボルが
表現していると解釈されていますね。
また勉強になります。

さてとてもコアな直居あきら氏の解釈も
いつものように、同氏の著書から
引用させていただきます。

またシンボルのタイトルは、ルディア氏の
意訳をもとにしたものとなっています。

「」内が引用で、~が中略の意味です

「 ジェムナイ五度
 「石油を掘る労働者」

シンボル課題
【能力の発揮・利益やパワー・社会的立場
を得る】

このディグリーの人は、この人生で能力を
発揮し、それわ実現するだろう。但し、
このディグリーの場合、必ずしも自分の
やりたいことを行って認められるという
よりも、環境の要求するものをこなす傾向
が強いかも知れない。環境の限定を受けて
いるといってもよい。その意味では与えら
れたことをやりこなす力のある人でも
あろう。
組織やグループで能力を発揮することも
考えられる。~
~自己能力を発揮出来るところに必ず配置
されるようになる人生だ。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

今回の直居氏の解釈はわかりやすいですね、
私や松村氏と同じように、個人の可能性を
追求していくという事につながる、能力
の発揮という解釈で、その上に松村氏と
同じように利益の追求という要素も加えて
おられます。
ただ直居氏独自の見解として、この
シンボルは、環境の限定を受けていると
解釈されています。
この点について、私はこのシンボルが
環境を打破するために深く探究して
いっているという意味で捉えているため
相反するところがありますね。

今回も三者三様の解釈で、とても興味
深かったですが、最後にエリス女史の
サビアンシンボルのチャネリングに
立ち合った、サビアンシンボルの創始者
でもあるマーク・エドモンド・ジョーンズ氏
の、このシンボルのキーワードを紹介
します。

キーワードは
「思索・熟考」です。
これは私のサビアン解釈と、ほぼ同じとみて
いでしょう。かなりうれしいですね、
これは。
つまり探究や熟考のような知性の発揮と
みるのが二人。また個人の可能性や利益
の追求を暗示しているとみるのが二人と
いう結果です。

また次回のサビアン徹底比較も
お楽しみにー(^^)/

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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