私は霊感がある体質のため、物心ついた頃からさまざまな体験をしてきました。
色々な体験をしてきましたが、不思議な気持ちになったのが、亡くなったペットが出てきたことです。
10年ほど一緒に生活をしていた愛犬が老衰によってなくなってしまい、完全なるペットロスに陥ってしまい、何をするにも力がでなかったのです。
夜、寝ていると突然金縛りにあいました。
毎日のように金縛りにあっていたため、怖いという思いはなかったのですが、閉めていたドアがゆっくりと開いたのです。
あ、何かが起きると思ったのです。
ゆっくりと開いたりしまったりが繰り返されたかと思うと、突然風が抜けるような音と感覚がし、突風のようなものがドアから入り込んだかと思うと、耳元で犬が甘えるようにクンクンと私の匂いを嗅ぎに来た鼻息と、声がリアルに聞こえ、顔の回りに何かがいると明確にわかったのです。
金縛りにあったまま、霊が漠然と見えるというものではなく、感覚で霊がいることがわかったのです。
はじめは怖かったのですが、もしかすると亡くなった愛犬なのかと思うと、急に悲しくなってずっと消えないでと願ってしまったのです。
しかし、そう思った瞬間に匂いをかぐ感覚はなくなり、金縛りもとけたのです。
愛犬が亡くなる直前はほとんど動けなかったし、もう長いこと今のように甘えても来なかったのにと思うと、また悲しみが込み上げて、耳元に残る愛犬の甘えた声に涙が溢れました。
しかし、驚いたのは翌日も同じように愛犬が霊として出てきたのです。
金縛りになり、ドアが開いてまた会いに来てくれたと思うと、今度は姿も見えました。
元気だった頃のように隙間が空いているドアから飛び込んできて、私の周りを嬉しそうに甘えるような声と舌を出して興奮しているような感じで走り回っているのです。
最後に触りたい、遊んであげたいと思っても金縛りで体は動きません。
その姿は薄くなったり、鮮明になったりとしましたが、相変わらず声だけはしっかりと聞こえてきたのです。
遊んであげたい、でももう遊べないんだとごめんねという気持ちでいっぱいになり、何度も何度も心の中で謝ると金縛りが解けると同時に亡くなった愛犬の霊もいなくなったのです。
あぁ、もう愛犬とは会えないんだなと直感で気がつきました。
そして、それ以来愛犬の霊には会っていません。
ペットロスからも脱出することが出来ましたが、愛犬の霊ならたまには会いに来てくれてもいいかなと思ってしまいました。
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