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住友林業2019年3月期 第2四半期決算を発表。完工減少も業績は増収増益。

住友林業の2019年3月期第2四半期の決算が公表されました。


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我らが住友林業の決算概要を抜粋して紹介します。


2019年3月期 第2四半期実績


18/3期
2Q金額
19/3期
2Q金額
前期差前期比
売上高5,6215,929+307+5.5%
売上総利益9811,031+50+5.1%
販売費828858+32+3.9%
営業利益155173+18
経常利益100106+6
(単位:億円)


業績のポイントとしては、

・国内住宅事業における戸建注文住宅及び賃貸住宅の完工減少を、米国住宅事業の拡大や投資有価証券売却益などによってカバーし、増収増益。

とのことでした。



2019年3月期 第2四半期実績
《セグメント別業績》


【売上高】

18/3期
2Q金額
19/3期
2Q金額
前期差前期比
木材建材事業2,2672,352+85+3.8%
住宅・建築事業2,0752,011△64△3.1%
海外住宅・
不動産事業
1,2701,543+273+21.5%
その他177201+24+13.8%
調整△168△179△11
合計5,6215,929+307+5.5%
(単位:億円)


【経常利益】

18/3期
2Q金額
19/3期
2Q金額
前期差前期比
木材建材事業3934△4△11.1%
住宅・建築事業7840△38△48.9%
海外住宅・
不動産事業
71115+44+62.7%
その他2121+0+1.7%
調整△26△24+2
合計183187+4+2.4%
(単位:億円)


セグメント別の業績のポイントとしては、

・木材建材:輸入商品の販売好調により増収、製造事業のコスト上昇などにより減益。

・住宅・建築: ZEH補助金対象物件の着工遅れ、賃貸住宅の前期受注不足により完工減少。

・海外住宅:豪州分譲住宅販売の落込みを米国住宅事業の拡大で補い、増収増益。

・その他:新規発電所の操業開始、介護事業における先行投資により横ばいの水準。


とのことでした。

なお、リフォームは「住宅・建築事業」に含まれています。



2019年3月期 第2四半期実績
《住宅・建築事業受注販売実績》



【受注金額】
18/3期
2Q金額
19/3期
2Q金額
前期差前期比
(棟数)
(単価:百万円)
(3,983)
(33.3)
(4,250)
(34.3)
(+267)
(+1.0)
(+6.7%)
戸建注文 金額1,5041,649+145+9.7%
賃貸住宅 金額108101△7△6.7%
その他請負 金額1613△3△19.3%
(単位:億円)


【販売金額】
18/3期
2Q金額
19/3期
2Q金額
前期差前期比
(棟数)
(単価:百万円)
(3,403)
(39.0)
(3,326)
(39.0)
(△77)
(+0.0)
(△2.3%)
戸建注文 金額1,3261,297△29△2.2%
賃貸住宅 金額8477△6△7.7%
その他請負 金額145△10△67.1%
戸建分譲 金額5747△9△16.7%
注文住宅用土地2825△3△10.1%
リノベーション159△6△41.1%
その他3640+4+12.2%
合計1,5591,500△59△3.8%
(単位:億円)


業績のポイントとしては、

・戸建注文住宅:一次取得層への対応強化等により、受注棟数は前期比+7%。
        完工棟数は△77棟、完工単価は横ばい。

・賃貸住宅:需要低迷の影響を受け、受注戸数・完工戸数ともに減少。

とのことでした。


戸建注文の件数は増えていますが、完工棟数が減ってしまいましたね。

それでも業績は増収増益とのことで、我らが住林がんばっています。p(^0^)q



なお、詳しい決算内容については、住友林業の決算関連資料のページをご覧ください。


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