私が生まれてきた話 ~親は子供を愛してます~ 

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私が生まれてきた話 ~親は子供を愛してます~ 

私は高校時代から死にたい願望が酷くて、中学生から精神障害を患っていました。

学校へは親に送ってもらっていて、高校生なのに、何一つ出来なくて、夜になると、死にたくなったので、一緒にネットで調べてもらったこともあります。

本当に高校生なのに、赤ん坊のようだったのです。

私が生まれてきたせいで、親には害しかなかった、と思って、すごく申し訳なかったのです。

「私が生まれてきたせいで、お母さんは大変でしょ」と高校生の私は質問しました。

すると、「生まれてきてくれただけで有難い。」と言われました。

しばらくすると、私が生まれる前の育児日記を見つけました。

長女で第一子だった私が産まれてくるまで妊活して5年もかかったらしく、待望の女の子なのだそうです。

育児日記を読むと感動して、泣き出してしまいました。

私がお腹の中で大きくなる様子をずっと記してあったのです。

私がリストカットすると、病院の看護師さんも泣き始めました。

昔から感受性が豊かだった私は、人の気持ちを察するのが上手いらしく、病院にいた患者の子たちが泣いていると、
よく慰めていたそうです。

そんな佑美ちゃんが、何故自分を大切に出来ないのだと怒りと悲しみにその看護師さんは満ちてしまったようなのです。

私は生まれてきただけで良いのだ、と考えるようになりました。

私は千葉に住んでおり、親の実家が北海道なので、親族が離れています。

ですがとても私の事を心配して親身になってくれたので親族の温かさを感じました。

どんな人にも居場所というものはあると思います。

親はあなたが生まれてきてくれただけで有難いと思うものなのですね。

金八先生でも言っていました。「死にたい、という言葉は親をどれほど傷つけるのか。」

母親は私を産むときに難産だったため、「せっかく苦しんで産んだんだから死なないでよ。」と悲しんで言っていました。

親とはそういうものなのですね。

私には命の大切さは未だ分からないけど、大切にしている人のことを思い浮かべるようしました。

もし、いないよ、と言っても、人生であなたが生き続けるためには様々な人の努力が必要だった、ということです。

赤ん坊のときにしてくれたこと。食物や衣類を得るためにしてくれた人の努力など。

あなたはあなただけで生きてきたわけではありません。

それでも死ぬのを選ぶのは有りかもしれないけど、生き続けるためにしてきた周りの人の努力を忘れないようにしたいです。

人間とはそういう生き物なのでしょう。

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