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数年前に自分で自家塗装をしたヴァンヘイレンのフランケンモデルを製作したのですが、
完成後しばらくして、欲しいとおっしゃってくれる方が現れまして、嫁いで行ったのです、、、
その後も気になるのです。フランケンの柄のギターを見ると・・・
（以下のギターが自作したフランケンモデルです。）
![エレキギターEVH [ヴァン ヘイレン]FRANKENSTEIN Replica 2007](https://kotamusic.com/guitarblog/wp-content/uploads/2017/03/FR001.jpg)
で、ボ～～とネットを見ていると、
ジャンク品として6,000円という格安で売られていたフランケンモデルを発見！！
余りの安さに、気付いたら細かい事も確認せずに購入してしまっておりました。
で、すぐ到着！！！
おぉ～～～なかなかしっかり塗装されておりますよ。
簡単に塗って、乾燥もしっかり出来てなくて、塗装面がベタベタかも・・・
くらいに思っていたのですが、しっかりした塗膜でしっかり乾燥されてました。
ボディーのザグリの形状も私が製作した物よりもオリジナルに近いし・・・
きちんとダミーのPUセレクターがミドルポジションに仕込まれています。
何よりも、フロイドローズじゃなくてシンクロトレモロ仕様というのが
ポイント高いのです。
私の場合は飾るというより弾きますので、絶対シンクロですよ！(*^^)v
オリジナルも白黒バージョンの時はシンクロだったので、
赤白黒バージョンも初期はシンクロだったなんてことあるかもしれませんね。
無いか。。。
裏はこんな感じ
裏もここまで塗れていたら十分です。
オリジナルのフランケンの柄に相当詳しい方以外はフランケンに見えます>^_^<
各部分解しながら色々観察して行くと、
ベースになったモデルはフェンダージャパンのモデルの様です。
ネック付け根辺りにシリアルナンバーがありました。
「Crafted in Japan」と印字されております。
確かフェンダージャパンにも何種類かあって、
Made in Japanと書かれているモデルは製造全てが日本で、
Crafted in Japanは組立、組み込みのみ日本で行われたモデルだったと思いますが、
間違っていたらすみません。
ラージヘッドですので、６０年代後半のモデルをコピーしたものでしょう。
ネックも外して、まああまり気にしていなかったので、確認は良いかなぁ～～と思ったのですが、
ピックアップを外してみてビックリ！！
何と！リアピックアップは
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SH-1b
だったんです。マイクだけでも新品なら9,000円近くしますからね、これは得した気分です。
で、これはご愛敬ですが、自家スキャロップ加工を試みた跡が指板にございました。(^O^)／
私も昔、イングヴェイマルムスティーン人気が凄かった時に
何かのギターでやってみたくなりましたが、
さすがに、どんな弾き心地になるのか全く分からないので、実行するまでには至りませんでした。
しかし、このギターの加工、ローポジションから作業を始めて、
徐々にハイポジションに向かうにつれて根気が尽きた感じで
ハイポジションはそんなにスキャロップドされていないのです。
まあでもフレットも減り気味なので、少し指板が削れていて運指が楽ではあります(/・ω・)/
で、肝心な音なのですが、これがなかなか使える感じなんですよ。
今回、かなり前に生徒さんから頂いた、08-38という極細の弦を張ってみたのですが、
しっかり鳴りますよ。さすがフェンダーです。
という事で、ジャンク品という事だったのに、大きな整備無しでそのまま弾ける状態で、
その上ダンカンのマイクが付いていたので、嬉しくなってしまい、試しに動画も撮ってみました。
ヴァンヘイレンと言えば「ライトハンド奏法」という事でライトハンド奏法だけ弾いてみました。
完コピではないので、細かいツッコミはご勘弁ください m(_ _)m
ここまでの塗装をするには相当の手間が掛かります。
それは自分でやった事がある人にしか分かりません。
マスキング、塗装、乾燥、またマスキング、塗装、乾燥、またまたマスキング、塗装、乾燥・・・
想像よりも大変で、そして想像よりも楽しいのですよ！！
これは大事にして時々解説動画などで使用したいと思います。
それでは酔っぱらいながら弾きました、eruptionのライトハンドフレーズを観てやってください。
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今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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