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私が若い頃に使っていたピックといえば、厚さ1mm以上の物ばかりでした。
このブログでも書いた事がありますが、自分が欲しい厚さのピックが見つからない時などは
２枚のピックを貼り合わせて厚いピックを自分で作って使ったりしておりました。
しかし、3,4年位前からでしょうか？
まず小さいサイズの物にしか興味がなかったのに、
トライアングル型の比較的大きめなピックを使い始め、
どういう訳か厚い物よりも薄いものを好む様になって行きました。
どうしてそうなって行ったのか、明確なきっかけというのは覚えていないのですが、
きちんとしなってくれるピックを使った弾力を活かした弾き方の方が
多彩な弾き方が出来て楽しめるのです。
同じタッチで弾き続ける事に魅力を感じなくなったのかもしれません。
そして、今回の動画の中でも言っておりますが、薄めのピックを使い始めて
どんどん３シングルのストラトサウンドに惹きつけられて行ったのです。
今後はもう３シングル以外のギターをメインに考える事はないと思います。
ハムバッカーは１分で、もうこういうサウンドはお腹一杯かな～～～と感じてしまうのです。
ギター演奏自体何をやってもとんでもなく難しいのですから、
上手に聴こえる様にとか、荒が目立たない様にとか、考えても楽しくないですよ。
よりリアルに生々しい音というのがやはり楽しいですね。
という事で今回はピックについて好き勝手に動画の中で語っております。
極薄ピックを恐れるな！というちょっとふざけたタイトルにしましたが、
私自身は薄めのピックを使い出して色々な発見があったので、
内容は結構真面目です。
コード弾きやカッティングなどなかなか思う様なピッキングが出来ないとおっしゃる方は是非ご覧ください。
で、今私が使っているピックは前にも紹介した事があると思いますが、
TAKAMINE タカミネの / P5-Tというモデルです。
ウルテム材で厚さはTHINです。恐らく0.6mmくらいの厚さだと思います。
単音を速く弾きたい時はMEDIUMも使います。
で、実は色々な事を気づかせてくれたピックはこれではなくて、
もっと極端に薄いピックなのです。
それがこちら！CLAYTON ( クレイトン ) / ULTEM URT/0.38
CLAYTON(クレイトン)の何と厚さ0.38mmのペラペラに薄いピックです。
通常ミディアムで0.6mm～0.8mmくらいだと思いますので、とにかくペラペラです。
最初は冗談半分で買ったのですが、そのピックが色々気付かせてくれたわけですから
人生何があるか分かりませんね(+o+)
素材はTAKAMINEもCLAYTONもウルテム材です。
かなり前からピックに使われている素材ですが、
愛用者はかなり多くなって来たと思います。
人間の爪とかべっ甲に近い素材で、弦に当たった時の摩擦が少なく感じ、
減ってきても表面の荒れが少ない為、綺麗なアタック感を維持できます。お気に入りです。
動画の中では実際に0.38mmの極薄ピックを使って弾いております。
そんなペラペラなピックでも普通に弾けるんだな～～と思われる方も多いと思います。
CLAYTONのこのモデルは以下の８種類の厚さがラインナップされております。
0.38mm
0.45mm
0.56mm
0.72mm
0.80mm
0.94mm
1.07mm
1.20mm
最薄の0.38mmから0.45mm ,0.56mmの３種類くらいあれば弾き比べが楽しくなりますよ。
とにかく１，２枚は薄～～～いピックを所有して
ピッキングの事でつまづいたら、その都度極薄のピックで弾いてみる事をお勧めいたします。
力の入れ方とかピックを持つ力とか、ピッキングに関する新しい発見がきっとありますよ！！
まぁ動画のコメント欄にはまた色々書かれるんだと思いますが((+_+))
私自身がギター教室で実際に色々な生徒さんにレッスンして来た上で
この薄いピックで弾く事で気付ける事は決して小さくないと実感しておりますので、
ご興味がおありの方はお試しください。
それでは極薄ピックについての解説動画ご覧ください。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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