来年3月楽天での買い物3980円以上は送料無料に!? 購入者にデメリットが

楽天が今年8月に「3980円以上の買い物は一律送料無料」にする

という新しい制度を打ち出していたんですね 知りませんでした

ネットでの買い物する者にとって送料は無い方が嬉しいけど

得になるのか ? 損になるのか? 見極めが必要になるのかもしれません

アマゾンに対抗!?なのでしょうか ?

私は楽天派なので気になります^^
 

楽天の送料無料の制度変更

 

楽天三木谷社長は8月の決算説明会で2020年3月から

共通の「送料無料ライン3980円を導入させて頂くと発表しました

 

3980円以上購入で一律送料無料になるのですね

 

通販サイト 楽天市場の出店数は約4万9000点

去年の流通総額約3兆4000億円と業界トップクラス

 

三木谷社長は

店舗によって送料がバラバラである事が

楽天市場というサービスの弱点であると仰っています

ユーザーから送料が分かりにくいという声があがっているんだとか

そこで3980円以上は一律送料無料とする制度変更に踏み切ったようです
 
 




 
 

出店側の負担と購入者のデメリット

 

ユーザーには嬉しい送料無料ですが

出店者側の負担となってしまう恐れがあるのです

 

・出店者の声

宅配便料金は一切負担できない

店の負担になるのなら商売をやめるしかない

 

送料負担は赤字となり店の存続の危機になってしまうようです

 

お知らせは一方的なもので決まった事のように送られてきた書類に書かれていたそうです

反対の声も上げられない状態

出店者側は何の相談もなく勝手に決められたと怒りをあらわにされているようです

 

そこで意義を唱える出店者たち約400店舗が参加して

2019年10月に楽天ユニオンを設立

撤回を求めているそうです
 

購入者のデメリットの方が多いと勝又代表は仰っています

 





 
購入者のデメリット

「送料無料でも商品は値上げされてしまう」

 

売っても赤字になるので商品価格に送料を上乗せざる得なくなるからです

どこの人が買ってくれるのかわからないので

全国平均の送料か一番遠方の送料の

価格設定となってしまうそうです

 

11月28日国会で

楽天による出店事業者への送料無料の押しつけになるのではないかと

是正が必要ではないのか ? と取り上げられたようです

 

出店者負担で送料を一律無料と決めたことは

独占禁止法が禁じる「優越的地位の乱用」に当たるとして

公正取引委員会に調査を求めています

 

公正取引委員会は

インターネット上のサービス運営者が

契約条件を一方的に押し付けるなどの問題に対して

監視・規制を強めていて大きな関心を寄せています

 

楽天は

一層の利用者獲得や購買頻度の増加が期待され

長期的には店舗によりより多くの利益を還元できると

主張されています

さまざまな観点から検討して法令順守に努めている

として独禁法に反しないという立場を示しているようです

 

どうなるんでしょうね

制度に問題がないとわかれば3月から開始されるのですね

大きな規模のお店は生き残れても小さなお店は消えてゆく可能性もあるのですね

その分ユーザーの選択肢が減ってしまうのです

 

まとめ買いで送料無料が結局高い物につくかもしれないなんて許せませんよね

 

送料無料、ありがたいようなそうでないような・・・・

 

追伸12月19日

大手通販サイト「楽天市場」を運営する楽天(東京)が打ち出している「送料無料」の方針について

公正取引委員会が楽天に「独占禁止法違反のおそれがある」と伝えていたことが

関係者への取材でわかった。

アマゾンに対抗するため来春の導入を目指して進められてきたが、現状のままでの導入は難しくなり

見直しや変更を迫られることになる。

楽天は

「送料無料は楽天市場の主要施策の一つ。どうすれば違反にならないか検討している」