みかんに秘められた4つの健康パワーとは ?

みかんの季節がやってきましたね 寒い冬をみかんパワーを頂いて乗り切りたいですね

林修の今でしょ! 講座より

 

2016年医師が選ぶベストドクターに選出された

旭川医科大学教授 太田嗣人(つぐひと)先生のお話です
 
 




 
 

みかんに秘められたパワー1「血管を老けさせない」

 

約1000人を10年調査したみかんの産地三ヶ日町研究より

温州みかんには血管を老けさせない成分「β-クリプトキサンチン」が豊富です

年を重ねて血管が酸化してさびついたように硬くなってしまいますが

みかんを食べる事で弾力性のある状態に保ってくれることが最近の研究で分かってきたのです

 

β-クリプトキサンチンは抗酸化成分

老化の原因である活性酸素の働きを抑えてくれます

酸化してさびつくと動脈硬化の原因となってしまうのです

動脈硬化になると心筋梗塞や脳卒中などを引き起こしてしまいます

 

みかんにはオレンジの15倍のβ-クリプトキサンチン が含まれています

 

生果物のβークリプトキサンチン含有量ではみかんがダントツ1位なのです

みかん1800µg  パパイヤ820µg 柿500µg りんご10µg

 

冬の間(11月~4月)に摂取すれば1年持つんだとか

β-クリプトキサンチンは血液中に残りやすい成分なのです

3か月~半年は体に残るという研究結果もでているそうです

 

1日3mg摂取すると血管に良い働きがあることがわかっています

 

1日3個のみかんが動脈硬化のリスクを最大45%減少!

 

糖分のとりすぎにならずにβ-クリプトキサンチンを効率よく摂取するのに1日3個となります

さらにβ-クリプトキサンチンには糖尿病のリスクを57%低くしてくれるのです

 

甘いみかんの選び方

 

甘いみかんほどβ-クリプトキサンチンが多く含まれていますので

甘いみかんを選んで食べたいですね^^

 

甘いみかんかどうかは箱で見分けることが出来ます

みかんの箱に記載されている等級欄をみます

「秀」「優」「無印」 の順に甘いので「秀」を選びましょう^^

 

※箱で買った場合は底から開けて食べましょう

下になって早く傷みやすいみかんから食べる事で腐らせることが無くなります

 

甘いみかんのヘタにある軸の太さでも違いがわかるのです

軸が細い方が甘い です

皮がシワシワになっている方がさらに甘いのです

 

軸が細いと水分が実にいかずみかんが糖をつくるので甘くなるのです

皮がシワシワのほうが軸が細いみかんよりさらに水分が少ないのです

 

※ヘタの色は緑より黄色っぽい方が甘い

木に長くなっていて熟しているからだそうです

 

※オレンジ色が濃い方が甘い

※きめの細かい方が甘い

※小さいみかんの方が甘い(大きいと水分が多くて甘味が薄まる)

 

家にあるみかん見てみました!

見た感じ軸が細くて皮もシワシワです

甘くておいしいみかんでした^^

ワンズも大好き!

この冬たっぷり食べたいと思います!

 

 

 

みかんを食べるタイミング

 

食べるタイミングでβ-クリプトキサンチンの吸収率が変わるのです

最適なのは食事の後に食べるです

食事でとった脂に溶けて体への吸収率が上がるのです

朝昼夜の食事の後にみかんを1個食べることで1日3個確実に食べられますね^^
 
 




 
 

みかんに秘められたパワー2 骨を老けさせない

 

β-クリプトキサンチンの血中濃度が高い(みかん1日3~4個以上食べている)と

骨粗しょう症の発症リスクが最大で92%も低いことが調査でわかったのです

 

みかんの箱に記載されている「機能性表示食品

機能性表示食品とは「健康に役立つ」と表示する事を消費者庁に申請して

事業者の責任において販売している食品です

 

β-クリプトキサンチンは骨の破壊を防ぐ

 

加齢と共に骨を作るより破壊細胞のほうが活発化してしまいます

骨の破壊が進むと骨がスカスカとなって骨粗しょう症になってしまうのです

β-クリプトキサンチンが破骨細胞の働きを抑えてくれるのです

さらに

みかんのビタミンCが骨を丈夫にしてくれます

 

骨がより老けなくなる最強の組み合わせ

みかん × 乳製品(カルシウム)

乳製品の脂質がβ-クリプトキサンチンの吸収を助けて骨を老けさせないのです

牛乳を飲んだ後にみかんを食べたり

ヨーグルトやチーズ、魚などの組み合わせでもいいですね^^
 
 



 
 

みかんに秘められたパワー3 冷え性改善

 

みかんの白いスジには冷え性改善のすごいパワーがあったのです

 

白いスジは取らずに食べましょう!

 

白いスジの正体は ポリフェノールの一種 なんだそうです

毛細血管の壁を強くする働きのある ヘスペリジンという成分です

毛細血管が強くなると血流が増えて体温を上昇、冷え性の改善と繋がるのです

又、体温が上がる事によって免疫力を上げてくれるので風邪予防にも期待できるそうです

 

ヘスペリジンは果肉には95㎎ スジには3800㎎と40倍も多く含まれています

 

みかん+緑茶(カテキン) 紅茶でも可

ヘスペリジンの吸収率をアップしてくれます

体温の低い朝に摂るのが最適かもしれません

 

みかんの鮮度を長持ちさせる保存の仕方

 

ヘタを下向きにして置きます

 

理由は水分が飛びにくいからだそうです

水分の蒸発を防いでみかんが長持ちするのです

 

sakura
へぇ~知りませんでした

スーパーだと袋入りだし 盛り付けて売ってないから気が付かなかったのかな~

八百屋さんの知恵だそうです^^

買ってきたみかん次からはヘタを下にします!

 

冷凍みかんにする

冷凍しても栄養素は変わらないそうです

 

ポイントは冷凍する前にみかんを水で洗う事

そうすることで周りに氷の膜が出来て乾燥を防いでくれます

食べる時は自然解凍で 4ヶ月は美味しく食べられるそうです

 
 



 

 

みかんに秘められたパワー4 肥満改善

 

捨ててしまうみかんの皮には肥満改善パワーがあるそうです

 

「陳皮」というものもありますね

みかんの皮を乾燥させたもので漢方薬の原料となります

消化不良 胃酸過多 せき 冷え に効能があり

みかんの皮の臭いを

嗅ぐだけで肥満を防いでくれる香り成分「リモネン

 

リモネンはみかんの皮に含まれている油成分(みかんの皮を折り曲げた時でる汁)

リモネンを嗅ぐと交感神経が刺激され興奮すると体温が上昇

少し時間が経つと食欲を抑さえ、代謝が高まり脂肪分解を促進してくれるのです

 

お風呂にみかんの皮を入れる(むいた物をネットに入れて)

みかんの皮の干したものをお茶などにいれて飲む

 

sakura
小さなみかん あますとこなく利用したいですね

この冬もみかん食べますよ~^^

 

追記

林修の今でしょ! 講座より

みかん博士 長崎県立大学 看護栄養学部 農学博士 田中一成先生のお話です

 

みかんに含まれるノビレチン(ポリフェノールの一種)が認知症対策に期待が出来ると

実験段階であるが世界中でこの研究が行われているそうです

 

1万人以上を対象とした実験で

みかんなどの柑橘類を食べる人は

認知症発症のリスクが14%低下という結果もあるそうです

 

みかんのパワーが一つ増えましたね^^

 

この冬みかんを頂く機会が多くて沢山食べていますよ~~

大 中 小です^^ 小さくても甘くて美味しかったわ^^