富士山に登山をしたい初心者の方必見!富士登山に必要な情報をご紹介!

富士山 登山
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富士山に登山をしたい初心者の方必見!富士登山に必要な情報をご紹介!

日本人なら一度は登頂したい富士山!!今回は、富士登山に関する情報をご紹介していきます。

この夏、あなたもしっかりと準備をして日本最高峰の3,776mの頂に立ちましょう!

富士登山のシーズンは?

一般人が富士山に登頂できるのは、山小屋が開いている7月上旬から9月上旬までの期間です。

それ以外の期間は、積雪期・残雪期となり登ることが出来ません。

開山した7月上旬でも雪が多い年だと山頂付近にはまだ結構雪が残っていたりします。

この期間以外は山小屋はやっておらず登山道も整備されていないためとても危険です。

100m標高が上がると気温が0.6℃下がると言われているため麓が暖かくても上は寒かったりします。

特に、朝晩は冷え込むため昼間溶けた雪がカチカチに凍ってスケートリンクみたいになります。

そんな中を登るのは技術、体力、知識が必要となりエキスパートだけが登ることができるため一般人の入山はやめておきましょう。

冬にたまにニュースで富士山での滑落事故を聞きますが遮るものもないため滑落すれば数百メートル落ちてしまい命はないでしょう。

そのため登山シーズン以外を登るようなことはしないようにして下さい。

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富士登山での登山道は?

山頂へのルートは4つありますので難易度順に紹介していきます。

▼吉田ルート(山梨県側)

富士山を登る登山者の約5~6割はこの吉田ルートから登ります。

スタートは5合目の標高約2,300mから登り始めます。

山頂までは往復14kmの道のため登り約6時間、下り3時間半くらいのコースタイムです。

私はすべてのルートを登ったことがありますが、登山経験がほとんどない初心者の方は山小屋が多く、コースも歩きやすい吉田ルートをおすすめします。ツアーに申し込んだ場合もこのルートが使われることが多いです。

良い点▼

・登りは山小屋や救護所が多く安心して登山できる
・登山口には沢山お店が出ているので帰りにお土産を買いやすい
・道が比較的整備されており初心者でも登りやすい
・登りと下りで道が分かれている

悪い点▼

・週末や連休は非常に混雑しやすく登山道が渋滞する、そもそも駐車場に車が止めれないこともある
 ※特にほどんどの人がご来光に合わせて登り始めるためその時間に集中する。その為山頂でご来光を見れないこともある。
・下りは山小屋が少ない

▼富士宮ルート(静岡県側)

吉田ルートの次に人気のコースです。

スタートは5合目の標高約2,400mから登り始めます。

山頂までは往復8.5kmの道のため登り約5時間半、下り3時間半くらいのコースタイムです。

最短で登頂したい方向けのコースです。ただし悪路なので登山経験者向けです。

良い点▼

・標高差が4つのルートの中で一番短く、最短で山頂に行くことができる。また剣が峰までも最短で行くことが出来る。
・登りと下りで同じルートを通るため道迷いが少ない

悪い点▼

・標高が高いところからスタートするため高山病にかかるリスクがある
・他のルートと比べ傾斜が急で岩場が多いため登山に慣れていないと転倒のリスクがある
・登りと下りとが同じルートのため、混雑することがある

▼須走ルート(静岡県側)

スタートは5合目の標高約2,000mから登り始めます。

山頂までは往復13kmの道のため登り約7時間、下り3時間半くらいのコースタイムです。

静かに富士登山を楽しみたい方向けのコースです。下山時は「砂走」も体験できます。

良い点▼

・標高が低いところからスタートするため高山病のリスクが比較的少ない
・吉田、富士宮ルートと比べ登山者が少ないため歩きやすい
・下山時に砂の斜面を一気に下れる「砂走」ができる

悪い点▼

・8合目より上は吉田ルートと同じところを通るため混雑する
・下山時に間違って吉田ルートを下山してしまいやすい

▼御殿場ルート(静岡県側)

スタートは新5合目の標高約1,440mから登り始めます。

山頂までは往復17.5kmの道のため登り約8時間半、下り4時間半くらいのコースタイムです。

距離が長いので登山経験がり、健脚方向けのコースです。
私はこのルートを10回は登っていますがとても登りがいがあり富士山の雄大さを一番感じされるルートだと思います。
登山経験があり体力がある方にはおすすめのルートです。

良い点▼

・標高が低いところからスタートするため高山病のリスクが比較的少ない
・登山者が全コースの中で一番少ない、また週末や連休時でも駐車場に車を止めやすい
・下山時には爽快な「大砂走」を体感することが出来る

悪い点▼

・途中に山小屋や救護所がほとんどないのでトイレにも中々行けない、水や食糧も多めに持つ必要がある
・歩行距離が長いため時間と体力が必要
・コースが広く、砂地で境が分かり辛いため霧や夜間は道に迷いやすい

高山病は大丈夫?

標高が高くなると酸素も薄くなり高山病のリスクが出てきます。

一番効果がある方法としては登山口に着いたら直ぐに登り始めずに2~3時間周りを散策するなどして体を慣らします。

登るときも一気にガツガツ登らずにゆっくりと登るようにしましょう。

そうすることで高山病が発症するリスクを押さえることが出来ます。

詳しい対策はこちら「登山での高山病の症状とその対策について」で紹介しています。もし良かったら一緒にご覧ください。

富士登山での服装や装備は?

登山靴

登山靴

晴れていれば登っている間は、とても暑く半袖でも十分なくらいです。

しかし山頂でご来光を待っている間や、夜間に山頂を目指す時は、かなり寒いので対策が必要です。

7月でも山頂付近の明け方はつららが出来るほど冷え込むこともあります。

そのためしっかりとした準備をして登るようにしましょう。

こちらで「富士登山の初心者必見!必要な服装(装備)をご紹介!」を紹介しています。一緒にご覧ください。

下山後の楽しみは?

富士山 温泉

富士山 温泉

せっかく来たのに何もしないで帰るのはもったいないです。

富士山を下山後に楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

こちらで「富士登山の後におすすめする観光スポットをご紹介!」を紹介しています。一緒にご覧ください。

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