6/15発売 本気盛 濃ニボ

6/15発売の東洋水産「本気盛 濃ニボ」を食べました!
東洋水産のがっつり系縦型シリーズ「本気盛」の新作です!

6/15発売 本気盛 濃ニボ

「濃ニボ」・・・、なんだか少し前に聞いたことのある名前ですね!
同じく東洋水産から「正麺カップ 濃ニボ」が出ていましたね!

普通はこうした場合は少しネーミングに変化をつけてくるものですが、
あえて同じ名前にしたのは意図的なものがあると言って良さそうですね!

しかもどちらも「背脂+煮干」という点で完全に共通していますしね!(*゚ー゚)

このテーマをノンフライ麺でやや高級に仕上げたのが「正麺カップ」で、
油揚げ麺でがっつり系に仕上げたのがこちらという感じでしょうかね!

とすると、食べる前からおおむね味のイメージが湧きそうですね!

6/15発売 本気盛 濃ニボ(内容物)

◎内容物 - 後入れの液体スープつき


内容物はフタに貼り付けられた液体スープとなっています!
「本気盛」シリーズの構成としてはごく普通のものですね!

6/15発売 本気盛 濃ニボ(できあがり)

具材として玉ねぎが入るあたりが煮干系ラーメンらしいですね!

◎スープ - 豚骨のどっしり感も感じるワイルド系煮干ラーメン


まずはスープですが・・・うん、どっしり感を意識した煮干スープですね!(●・ω・)

大きな方向性としては予想通り「正麺カップ 濃ニボ」に近いです!

ただやはりこちらのほうが明らかにワイルド路線となってますね!
上品さを意識した「正麺カップ 濃ニボ」とは個性の違いはあります!

両者の最大の違いは背脂や豚骨の持っている主張の強さでしょうね!

こちらは豚骨のどっしり感もそこそこあり、豚脂もけっこう多めで、
「豚をしっかり前面に出す」という狙いが伝わってくるものですね!

「正麺カップ」のほうは一応は背脂+煮干という形ではありながらも、
動物系はあくまで下支え的でそんなに前には出なかったのですよね!

でもってこちらは油揚げ麺によるどっしり感もプラスされていますし、
重さやパワフル感に目をやるなら明らかに違いがあると言えますね!

そして主役の煮干ですが・・・こちらもきちんと力強さがあります!(*゚◇゚)

濃厚系煮干らしい無骨なワイルド感がしっかりと引き出されてますね!

明らかにすっきり系煮干ではなく、煮干粉末をどっさりと投入しつつ、
灰色がかったような攻撃的な煮干ラーメンを意識してるのがわかります!

ただ実は煮干そのものの目立つ具合は「正麺カップ」のほうが上ですね!

これはこちらの商品の煮干が「正麺カップ」より控えめというよりは、
動物系が強くなったことで、煮干が単独で目立つという感じが薄まり、
こちらのほうが「どっしりしつつも調和型」の味になったためですね!

ストレートに煮干だけを楽しむなら「正麺カップ 濃ニボ」のほうが、
豚骨との調和も意識するならこちらの「本気盛」がいいでしょうね!

ところで煮干+背脂というと、新潟の燕三条系ラーメンを連想しますが、
実際の方向性はかなり違ったものになっていると言っていいでしょう!

というのも、燕三条系はスープのほうは動物系の要素が弱く煮干一色で、
動物系のコクはあくまで背脂のみで担うというような感じなのですよね!

なので、燕三条系は背脂が多いながらも意外とすっきりとしています!

それに対してこちらはスープのベースの豚骨自体がそれなりに濃厚ですし、
グレー系の煮干スープなのも澄んだスープの燕三条系とは異なっています!

なので、燕三条系のラーメンとは全くの別物と考えたほうがいいですね!

◎スープの原材料


スープの原材料はポークエキス、粉末煮干し、しょうゆ、豚脂、食塩、
香味油脂、砂糖、植物油、たん白加水分解物、煮干しエキスです!

「正麺カップ 濃ニボ」の原材料と比較してみましょう!

[正麺カップ 濃ニボ]


魚介エキス(煮干しエキス、さばエキス、かつおエキス)、
しょうゆ、豚脂、粉末煮干し、ポークエキス、香味油脂、デキストリン、
食塩、こんぶエキス、植物油、砂糖、香辛料、発酵調味料

まず「本気盛」はポークエキスが強まってるのが明確にわかりますね!
一方の「正麺カップ」はエキスとしての魚介が強いのがわかります!

「本気盛」のほうは煮干感はほぼ粉末のみで担ってますからね!

こういうあたりからも「本気盛」が動物系重視なのが見えますね!

◎麺 - 次世代麺をベースに少しパワフルに


麺は最近の東洋水産の次世代麺らしさのある油揚げ麺です!

東洋水産はここ数年ほど縦型カップ向けの麺を大幅改良して、
非常にレベルの高い麺へと進化させてきているのですよね!

東洋水産が素晴らしいのは、その次世代麺も1種類だけではなくて、
それぞれのブランドに合わせてきちんと調整してるところなのですよね!

「本気盛」はもともと暴れるようなワイルド麺をウリにしていたので、
次世代麺のしなやかさを表現しつつ、湯戻し時間も4分と少し長めな
「パワフルだけどしなやか」というバランスを作ってるのですよね!(=゚ω゚)

さすがに以前の「本気盛」麺のような無骨な感じは全然ないですが、
洗練されていながらもきちんと力強さのある麺となっていますね!

◎麺量と栄養成分


麺の量は多めの80gで、カロリーは505kcalとなっています!
脂質は24.6gで、やはりなかなか高めの数字となってますね!

◎具材 - 東洋水産らしい組み合わせ


具材は味付豚肉、背脂顆粒、玉ねぎ、ねぎという組み合わせです!

背脂顆粒は風味そのものはあまり感じさせるものではないですが、
食感という点においては背脂を上手く再現してくれていますね!

今回はスープのほうでもきちんと豚脂が主張していたので、
それと絡むことで背脂のリアル感が表現されていました!

ねぎはごく普通ですが、玉ねぎはやはり煮干ラーメンに合いますね!(`・ω・´)

シャキシャキした食感といい、ちょっとした刺激的な風味といい、
煮干ラーメンに求められるアクセントとして上手く機能してます!

そして味付豚肉は東洋水産が得意とするリアル系の肉具材ですね!

最近は東洋水産の縦型カップだとほぼ全ての商品で見かけますが、
それだけ応用範囲の広いクオリティの高い具材と言えますね!

◎まとめ - 豚骨の太さも感じる煮干ラーメン


「正麺カップ 濃ニボ」がほぼ煮干に特化した味わいだったのに対し、
こちらは豚骨と煮干のバランスが意識されてるのが印象的でした!

その分だけ煮干のソリッドな攻撃性はいくぶん丸まっていますが、
「どっしり感のある煮干ラーメン」としては間違いなく優秀です!

パワフルな煮干ラーメンを食べたいときにはちょうどいいでしょう!(゚x/)モニニニッ

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
この商品はその前に発売された正麺カップの「濃ニボ」と
同じような商品だった感じがしますね。
背脂加工品でこってり感演出とかなんか同じで、
もうちょっと正麺の濃ニボと差別化した内容にしてほしかったです。
背脂や豚骨が強すぎて煮干しが押されていてもったいなかった感じです。

やはり最近食べたマルちゃんの煮干しラーメンカップは個人的には
直近で食べた「日本うまいもん激にぼ」がいちばん好きな味でした。
たういさん、こんばんは!

この商品が「正麺カップ」と全く同じ路線になってるのは、
おそらく意図的にそのようにしたところがあるのでしょうね!

上品なノンフライ系商品とワイルドな油揚げ麺商品のそれぞれで、
同じテーマを扱うことによって違いを楽しんでもらうという感じで、
こういう隠れた企画って、ときどきメーカーがやったりしますしね!(●・ω・)

こちらは「正麺カップ」と比べても、煮干以外の要素が強めでしたね!
おそらくそうしたバランスこそがこの商品の狙いなのでしょうけども!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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