雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

NOT TiGHT

2022-08-15 | 音楽
お盆ですね
ワタシは今年は夏休みなし
でも行動制限なしということで、世の中の皆さんは色々とお出かけされてますね
うらやましい
ワタシもソロキャンプでも行こうかな
もう少し涼しくなってから

さて今日はジャズ界の若手天才ミュージシャン ドミ&JDベックのデビュー作『NOT TiGHT


 
  1. LOUNA’S iNTRO
  2. WHATUP
  3. SMiLE
  4. BOWLiNG (feat. Thundercat)
  5. NOT TiGHT
  6. TWO SHRiMPS (feat. Mac DeMarco)
  7. U DON’T HAVE TO ROB ME
  8. MOON (feat. Herbie Hancock)
  9. DUKE
  10. TAKE A CHANCE (feat. Anderson .Paak)
  11. SPACE MOUNTAiN
  12. PiLOT (feat. Snoop Dogg, Busta Rhymes, Anderson .Paak)
  13. WHOA (feat. Kurt Rosenwinkel)
  14. SNiFF
  15. THANK U
DOMi & JD BECK

2000年生まれのキーボーディストのドミと2003年生まれのドラマーのJDベックのデュオ
実際に二人で活動し始めたのは4年前から、というからとんでもない早熟天才っぷりですね

ドミはフランス出身でフランス国立高等音楽院を出た後、ボストンのバークリー音楽大学で学長奨学金を得て渡米したという逸材
JDベックはテキサス・ダラスの出身
10歳でドラムの演奏を始め、小学生の頃から地元でギグを行っていたというから二人共早い時点で将来を嘱望されていたそうです
やはりこの世代、YoutubeやInstagramでの活動が活発だったようで、ブルーノ・マーズの新ユニットSilk Sonicでドラマーを務めるアンダーソン・パークの目に止まり、彼の主宰する新レーベルAPESHITと契約、そしてAPESHITと名門ジャズレーベルのBlue Note Recordsとが手を組んで今回のデビューとなりました

新人のデビュー作にもかかわらず、バックにはアンダーソンの他にサンダーキャット、マック・デマルコ、ハービー・ハンコック(!)、スヌープ・ドッグ、バスタ・ライムズ、カート・ローゼンウィンケルといった錚々たる面々が名を連ねています
しかし驚くのは、彼らにまったくもって引けを取らないドミとベック
キーボードで複雑なハーモニーを奏でて、軽快な音のドラムは突然リズムが複雑に代わる
二人は70年代のフュージョンから「ポケモン」に至るまで大きなインスピレーションとなっていたようで、なるほど、エレキテルでありアニメーション的
個人的には坂本龍一的要素も高いと感じます




エポックメイキング的な作品
絶対今年を代表する一枚になります

すでにNPR Musicの名物コーナー Tiny Desk Concertにも登場


これからどのように活躍の場を広げるのか
我が子と同じ世代
楽しみで仕方ないですね




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (spcctoky)
2022-08-28 15:50:18
確かに懐かしさを感じる曲風、いきなり聞いても安心感があります。人間が過去の曲を聞いて積み重ねるから、当然打ち出す作風も、時代巡りするんですね、、、。
Unknown (umekou)
2022-08-30 18:01:45
spcctoky>
こんにちは
自分たちが体験していない時代の良いところをうまく吸い上げて表現する、っていうことが最近顕著になっている気がします
ファッション然り音楽然り
それが若い世代だけに受けるのではなく、より上の年代にも響いているのが素晴らしい
それを消費するだけではなく、大事に次世代につないでくれたら、と思います

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