雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

August Greene

2019-04-23 | 音楽
今日から復帰。
でも午後になると首の痛みがひどくちょっと辛かった・・・。
だましだましやっていくしかないです。
 
さて今日は昨年リリースされたAugust Greeneで『August Greene』。
 
 
 
 
1. Meditation
2. Black Kennedy
3. Let Go (feat. Samora Pinderhughes)
4. Practice (feat. Samora Pinderhughes)
5. Fly Away
6. Aya
7. Piano Interlude
8. No Apologies
9. The Time
10. Optimistic (feat. Brandy)
11. Swisha Suite
 
August Greene :
Common(vo)
Robert Glasper(p,key)
Karriem Riggins(ds)
 
本作、2018年3月にAmazon限定配信でまずリリースされ、5月からはiTunes他、各配信サイト、ストリーミング配信が開始されました。
そしてこの度日本でもCDが買えるようになりました。
 
ベテラン・ラッパーのコモンとジャズ畑からロバート・グラスパー、カリーム・リギンスの3名で結成されたAugust Greene。
グラスパーはコモンと旧知の仲で、いままでもいろいろと共演しており、ロバート・グラスパー・エクスペリメントの『Black Radio2』にもコモンが参加していました。
 
 
カリーム・リギンズは1990年代よりコモンの数々の作品の共同プロデューサーを務め、またJ・ディラやエリカ・バドゥなどの作品に関わり、ジャズ・ドラマーとしても活動するなど、グラスパー同様にジャズとヒップホップを繋ぐ存在です。
 
なのでこの3人は間違いなく相性がいいのですが、本作その通り相性がいい。
楽曲も変にこねくり回したりせず、割とシンプルに纏めていると思います。
2曲目、6曲目あたりはグラスパー節が効いてて、耳馴染みがいいです。
4曲目はとても物悲しいメロディですが、むしろグラスパー的には新しい感じです。
5曲目はアコギから始まりパーカッションが加わります。
フォーキーで枯れた味わいが印象的。
この4〜5曲目の流れが個人的には好きかも。
8曲目はリギンズがいいリズムを刻みます。
この曲中拍手でリズムとっていますが、最近聴くグルーヴ系の作品では多く聴きますね。
流れなのかな。
好きですけど。
本作からシングルカットされたのは10曲目。
90's R&B名曲、Sounds of Blacknessのカバーです。
ブランディが参加しています。
 
 
ちなみにこの3人は、2016年10月3日にホワイトハウスで行われたセッションが発端になったらしいです。
当時「サウス・バイ・サウス・ローン」というアート・イベントが米大統領官邸で開催され、その一環でNPRミュージックによるライヴ配信シリーズの「タイニー・ディスク」の特別篇が図書室で行われ、そこにコモンが出演していました。
 
 
グラスパー、リギンズほか、キーヨン・ハロルド、デリック・ホッジ、エレネ・ピンダーヒューズが参加し、ビラルもゲスト出演しています。
 
今回ようやくCDが手に入ったのですが、今後はこういった媒体はなくなっていくんでしょうかね。
DL主流で。
ジェイソン・モランも以前からDL作品しか出さない作品ありますし。
まあ便利ちゃー便利。
所有感ないけど。
でもジャズ的にはアナログがベストなんでしょうね。
 

 

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