雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

Cables

2019-12-10 | 音楽
あーもう12月10日。
ありがたいことにボーナスも支給していただきました。
まあ大したものはあげられないけど、奥さんに何かプレゼントしましょう。

さてボチボチ今年聴いたアルバムを見直したりしていますが、いいアルバムなのにまだアップしていない作品が散見されます。
今年のモノは今年のうちに。

今日はSnarky Puppyのキーボディスト ビル・ローレンスのソロアルバム『Cables』をご紹介。



 
  1. The Keeper
  2. Hal
  3. Singularity
  4. Ebb Tide
  5. Cables
  6. End of Scarcity
  7. Constance
  8. Cassini
Bill Laurance (Fender Rhodes, key, mellotron, ds, kalimba, guzheng, harpsichord, p)

スナーキー・パピーにおいても重要な位置にいるローレンス名義の4作目になります。
ワタシは前作『Aftersun』に続いて購入しました。

 
エレクトロニックに力を入れているのは変わらずなんですが、前作はスナーキー・パピーと同じく「踊れる」アフロな路線だったのに対して、本作はむしろクラシックにも似た響きを感じさせる内容となっています。
それでもエレクトロニックの広がりをもたせた音の作りは浮遊感漂うものであって、なんと言えば良いのか、ただただ「聴かせる」だけではなく、「体感できる」というのかな。
エレクトロニック・ミュージック特有のやや低温な聴きはじめに対して、聴き込むとそこに温かみを感じさせます。
一聴後の心地良さはこの作品ならではの素晴らしさがあると思います。
穏やかに過ごしたい夜には共にいてほしい作品。




個人的にはローレンスのベストの作品だと思いますし、今年のグラミーの最優秀ソロジャズにノミネートされておかしくない作品だと思います。

3曲だけ試聴用にYoutubeをリンクしていますが、ぜひ聴いてほしいなーと思っています。

ジャズ
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