シェアハウス選びで失敗した筆者が思うシェアハウス選びのポイント
皆さんはシェアハウスに憧れを抱いたことはありますか?私は憧れていたので、学生から社会人になる際4カ月シェアハウスに住みました。
3人共同で暮らすシェアハウスで、先に住んでいる2人は両方とも外国人。日本にいながら外国の文化を知ることができるなんて、なんて恵まれた環境なんだろうとシェアハウスに住む前は新しい生活へ不安よりもウキウキの方が勝っていました。
しかも、家賃もかなり安かったです。
普通に家を借りると、7~8万円はするような立地だったのに5万円ジャストでネットも光熱費も水道代も全部込み込み。安いというのはシェアハウスの大きな魅力ですね。
しかし、実際に住んでみるととんでもない家でした。
今回は筆者の失敗談を教訓にして、シェアハウスを選ぶときのポイントを教えたいと思います。
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シェアハウスでの失敗談
そもそも、シェアハウスを選ぶ段階で私は大きな失敗をしています。
自分で物件を見に行っていないのです。
普通なら見に行くでしょうけど、私は学生の頃に北海道に住んでおり、卒業論文との格闘の真っただ中。とても見に行く余裕がなかった為に、電話越しだけで物件を決めてしまったのです。
自分は神経が図太い方だし、どんな家でも大丈夫だろうと高をくくっていました。
しかし、実際に住んでみるととんでもない物件でした。とにかく汚いのです。
共有スペースの机はべたべたと汚れています。机だけでなく床も一歩一歩歩くたびにスリッパが貼りつくくらいべたついています。
ゴミ箱周りは20匹くらいのハエがぶんぶん飛んでいます。共有スペースのゴミが全然捨てられていない証拠です。
極めつけは風呂に入った際に、排水溝から水が流れずに風呂の中が池のようになりました。
一日住んで嫌になってしまいました。
全ての原因は一緒に住んでいた中国人にありました。
3人で住むシェアハウスに私は住んでいたのですが、一人は中国人でもう一人はアメリカ人、そして私というような構成でした。
アメリカ人の方は、「きれいにしても中国人が汚して掃除をしないからすぐ汚くなって困る」と言っていました。
そして、私が入居した1ヶ月後にそのアメリカ人はいなくなってしまいました。耐えられなくなったんでしょうね。
その中国人はとにかく汚かった!
それを象徴するエピソードとしてこんなのがあります。
私は出社しようと自分の部屋を出て廊下に出ると、大きなゴミ袋が廊下に置かれていたのです。
その時は私と中国人しか住んでいなかったので、中国人が置いたものです。
ゴミ袋の底には薄黒い汁がたまっていました。汁気をきらずにゴミ袋に入れていたわけですね。
自分の部屋の近くではなく私の部屋の近くに置かれていたので少しイラッとしましたが、一応その日はゴミの日だったので忘れないように廊下に出したんだろうと思い、私はそのゴミ袋をよけて家を出ました。
そして、会社から帰ってきました。
家のドアを開けるとまだゴミ袋がありました。
捨てられてないだけならまだしも、そのゴミ袋に穴があき廊下一面がゴミ袋に入っていた汁で水浸しになっていたのです。ラーメンの汁やヨーグルトの匂いが廊下に充満していました。
「まじかー・・」と凹みましたが、他人のものを掃除したくないので放置していました。
しかし、3日たっても掃除されることはなく、ずっと水たまりが廊下にありました。
さすがに我慢できなくなってきたので、中国人の部屋をノックし、掃除させました。
自分の神経は図太いと思っていましたが、案外ナイーブでした。
そんな生活を3か月ほど続けた後、会社の研修が終わり配属先が決まりました。シェアハウスから通うのはちょっと大変だったし、こんな家に長く住めないので、シェアハウスに住んで4か月目にして引っ越すことにしました。
これが私のシェアハウス失敗談です。
シェアハウスに住むときのポイント
そんな私の失敗談からシェアハウスに住むときのポイントを説明します。
安さだけで判断しない
当たり前のことかもしれませんが、安さだけで判断してはいけません。
安さにはそれなりの理由があるということを肝に銘じておくべきです。
私の場合、共有の汚い風呂に入りたくなかったので、毎日銭湯通いで地味に手痛い出費がありました。400円×30日で12000円/月です。
また食事に関しても食器が洗われることなく台所のシンクにずっと放置されているので、そんな食器を使いたくありません。自炊は諦め、毎日外食や弁当を食べていました。
そのように、家賃は安いものの地味な出費が続きました。
さらにそんな生活に耐えられずに引っ越すということであれば結局高くついてしまいます。
なので、安さだけを基準にして選ぶのはやめましょう。
一緒に住む人が何より大事
何より大事なのは一緒に住む人がどのような人なのかということだと実感しました。
住む際には、賃貸業者に一緒に住んでいる方の詳細を細かく聞くようにしましょう。
業者の方も住んでもらいたいのであまり悪いことは言わないかもしれませんが、ちょっと問題のある住人が住んでた場合は会話の端々に歯切れの悪さが出てくるはずです。
私の場合、仕事の都合で4カ月で引っ越すことになったのですが、業者の方に引っ越す理由を聞かれた際、「一緒に住んできた中国人が嫌なので引っ越す」と伝えてみました。
すると業者の方は、「やっぱりそうですか・・」と言ってきました。
つまり、業者の方も問題のある住人のことは把握しているわけです。過去に何度も住人が入ってきては中国人が問題で出ていくということを繰り返していたのでしょう。
その中国人は3年そのシェアハウスに住んでいたのですが、他の住人は2~3か月でどんどん引っ越していったそうです。
住んでいる人の特徴をきいて、一人が長年住んでいるのに他の人は短期間で引っ越していっているということであれば要注意ですね。
その長年住んでいる人が問題のある住人であり、他の人は耐えられずに引っ越したという可能性があります。
見た目のきれいさに騙されないように
私は物件を見ずにシェアハウスに住んでしまいましたが、普通であればちゃんと見学をするはずです。
その際に見た目のきれいさに騙されないようにしましょう。
アメリカ人が引っ越して一部屋空きができた時に、その部屋を別の人が見学に来ることになりました。
すると、業者の人は見学日の前日に共有スペースを大掃除し始めるのです。ぱっと見はきれいでした。
しかし、付け焼刃の掃除なので細かいところの汚さは隠せません。水周りは汚いですし、風呂に水を流しても何かが詰まっていて流れません。
机や台所はべとべとしています。
特に水周りを見ると、普段からきれいなのかどうかということが分かるでしょう。
ルール運用はきちんと守られているか
業者の方に聞いてもあまり分からないかもしれませんが、ルール運用がしっかりしているのかというのは大事なポイントです。
シェアハウスは共同生活なので、共有スペースにあるゴミを捨てる当番だったり、掃除当番を決めていなければいけません。そうしないときれい好きな人ばかり掃除をすることになってしまいますからね。
当番表がしっかり張ってあるか?その運用はしっかりなされているのかという部分は確認した方がいいでしょう。
さいごに
いかがだったでしょうか?
シェアハウスは知らない人と住む為、トラブルは起きがちです。
そういうトラブルに耐性のない人はちょっと避けた方が良いかもしれません。
しかし、そうはいっても金額が安いというのも事実ですし、もしかしたら一緒に住んでいる人と逆に意気投合しちゃうなんてこともあるかもしれません。
普通に生活していたら経験できないことを経験できるので、やはり面白いものですよ。
最低限のシェアハウスを選んだら、あとは楽しんで生活するようにしましょう!
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