国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料の「年齢(5歳階級)別離婚率:1930~2014年」を分析してみました。そうすると、2000年を契機に離婚率のパターンに変化があることがわかりました。そこで、従来型の離婚率パターンを20世紀型離婚、2000年以降の離婚率パターンを21世紀型離婚と呼ぶことにしました。
次の表が「年齢(5歳階級)別離婚率:1930~2014年」です。5歳毎の離婚率を1930年から2010年の10年毎(最後は2014年)に記入しています。このままでは、分析できないので、この表をグラフにすると、次のようなグラフになりました。
このグラフをじっくり見ていたときのことです。異なる2つのパターンがあることがわかりました。そして、それは2000年を契機としていました。
夫の場合
そこで、2000年以降の離婚率平均と、それ以前の離婚率平均を求めグラフ化しました。それが次のグラフですが、茶色のグラフが21世紀型離婚率のパターンです。そして、青いグラフが20世紀型離婚率のパターンです。
最初、両者の差は大したことありませんが、30代から40代にかけて、3%以上の差になって、35歳~39歳では、4%もの差になっています。
30代から40代にかけて離婚の最大の危機が訪れるというものです。
20世紀型離婚のパターン
19歳から離婚率は急激に上がり25~29歳でピークを迎えます。その後、徐々に下降に転じ、富士山の稜線のようになだらかに減少していきます。
ご注意!21世紀型離婚のパターン
これに対して、21世紀型離婚のパターンでは、19歳から離婚率は急激に上がり30~34歳でピークを迎えます。20世紀型離婚のパターンとの差は、4%近くあり、20世紀型離婚のパターンの2倍近くなります。
妻の場合
妻の場合も夫と同様に、2000年以降の離婚率平均と、それ以前の離婚率平均を求めグラフ化しました。それが次のグラフですが、茶色のグラフが21世紀型離婚率のパターンです。そして、青いグラフが20世紀型離婚率のパターンです。
最初、両者の差は大したことありませんが、30代には5%以上の差になっています。
30代をピークに離婚の最大の危機が訪れるというものです。
20世紀型離婚のパターン
19歳から離婚率は急激に上がり25~29歳でピークを迎えます。その後、徐々に下降に転じ、富士山の稜線のようになだらかに減少していきます。
ご注意!21世紀型離婚のパターン
これに対して、21世紀型離婚のパターンでは、19歳から離婚率は急激に上がり30~34歳でピークを迎えます。20世紀型離婚のパターンとの差は、6%近くあり、20世紀型離婚のパターンの2倍近くなります。
モテ男モテ女の恋愛心理学
http://books.rakuten.co.jp/rk/c35d8e6acea33e169d4f90daa642cd54/
コメント