エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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時には、あれもこれも-何でも白黒つけないほうが楽

 

寒くても、日が差すとほんのりあたたかく

風が吹くと、やはり寒い

どっちなんだ?

って

冬ですから…

 

 

 

今日は、大寒。 

朝は、雪になって辺りがうっすら白くなっていましたが

今はまた小雨かな。

 

さて

以前のムーミン公式ファンブックに

ムーミン&おしゃまさんの雪玉ランタン

ポスター(39×21.7㎝)がついていて

その後、A3サイズのフレームに、赤い台紙を入れて

合わせました。この季節になると思い出すシーン。

 

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これは、従来なら冬眠中のムーミン

途中で目が覚めてしまい、初めて見る世界の新たな一面を知る物語

  

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

 

 

ムーミン谷の冬』の一場面です。


「 ―― ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。

 まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね。」

というセリフをここで述べている

おしゃまさんもなかなか面白いキャラです。


誰だったか(心理学者だったと思う)

あれかこれかと、ゼロか100か的、白黒つける生き方より

あれもこれもと、多少、曖昧な方が生きやすいという

話を思い出しました。

 

大体、物事は、そうそう何でも、きっちり割り切れるものでもないし、

悲しみの中にもおかしな要素があったり、笑いに一抹の哀愁があったり、

人生や、そもそも私たち自体が、大いに矛盾に満ちているもの。そういう

このグレーゾーンに寛容なほうが、楽なんですね。

 

はっきりしなくていやだと思ったら、そう働きかければいいし、

はっきりしないけれど、まあいいかと放っておいてもいいし、

まあ、ケース・バイ・ケースではありますが、いずれにしても、

自分でどうしようもないことは、思いつめないことでしょうか。

 

ただ、優柔不断となるとまたちょっと別で、これは決断というか

選択出来ないという状態で、心地よいものでなかったりします。

 

要は、物事を決めつけるのでなく、その都度、

自分自身が納得したり満足することを選んでいって

楽になればいいということなのだと思います。

 

ところで、書いていて思い出したのですが、

誰だったか心理学者というのは、『どうすれば幸福になれるか』(上下)

という古典的な名著のW・B・ウルフだったかな。

これって、

今をときめく? いや、話題のアドラー心理学の本だったんですね。

 

現代のベストセラー『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』には、

ここでは触れませんが、(他のブログでは書いたのですが)

確かに興味深い内容で、特に前者はお薦めです。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

ま、あれもこれも、って欲張り過ぎなのもどうかと思うけれど、

何事もバランスなのよね。といいつつ、バランス崩して

悩むこともあるよね、まあ、それも、よし、としよ(最後回文?笑)

 

 

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