くろんど園地【見どころ】多彩なハイキング【アクセス・駐車場】

今回紹介するのは、大阪府交野市大字私部にある「大阪府民の森」の中のひとつ「くろんど園地」にて行うハイキングです。

くろんど園地でのハイキングです。

くろんど園地でのハイキングです!

「くろんど園地」は「金剛生駒紀泉国定公園」の一角に位置し、大阪府と奈良県との府県境となる国道168号線沿いの東側の山麓地帯にあります。

園内にはバーベキュー場をはじめとして多彩なハイキングコースが整備されている園地となります。

「金剛生駒紀泉国定公園」とは、奈良県と大阪府の府県境にある生駒山地や金剛山地の一帯と、大阪府や和歌山県の府県境にある和泉山脈の一帯からなる「国定公園」のことになります。

四季を通して楽しめる様々なハイキングコースでは、春には八ツ橋がある湿地でミズバショウが咲き、尾根筋を歩けば薄紫のミツバツツジの群生が色鮮やかに咲き乱れます。

管理道沿いの桜並木は圧巻で、すいれん池に咲く花々も心和む景色を見せてくれます。

夏期のキャンプシーズンを迎えるとたくさんの家族連れの子供たちの声が園内に響き渡り、秋になればアメリカ南部の沼地を原産とするメタセコイアによく似たラクウショウの木々が赤や黄色に紅葉して美しい景色となます。

そんな見どころの多いハイキングコースがたくさんある「くろんど園地」の紹介となります。

準備が整いましたら「くろんど園地」の散策スタートです。

 

くろんど園地【見どころ】多彩なハイキング【アクセス・駐車場】

今回は、日頃の運動不足を解消するためハイキングを行うのですが、大変人気の高いハイキングコースが点在する「金剛生駒紀泉国定公園」に向かいます。

「金剛生駒紀泉国定公園」にある「大阪府民の森」は、北は大阪府交野市にある「くろんど園地」から始まり、最も南に位置する大阪府泉南市にある「ほりご園地」かけて点在する園地となるのですが、合計9か所の園地で構成された「大阪府民の森」はそれぞれに特徴のあるハイキングコースが魅力となっています。

そんな特徴的なハイキングコースの中で、今回は交野市にある「くろんど園地」にてハイキングを行うため車を走らせます。

これまでにも「大阪府民の森」にてさまざまなハイキングを行なったことがあります。

大阪府民の森に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!

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「金剛生駒紀泉国定公園」には数多くのハイキングコースがありますので、ゆっくりと時間をかけてすべての園地を訪れようと考えていますので、訪れ次第、随時紹介していこうと考えています。

今回は「くろんど園地」の紹介となるのですが、ここ「くろんど園地」には多彩なハイキングコースがあって季節や目的によって歩くコースをご自身で考えることができます。

「公共交通機関」を利用するか「マイカー」を利用するかで出発地点が大きく変わりますが、今回はマイカーを利用しての訪問となりますので、まずは駐車場に関する紹介から始めたいと思います。

 

くろんど園地の駐車場情報です!

「くろんど園地」でハイキングを行うにあたり、マイカーで訪れた場合の「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。

下記のハイキングマップの2つの「黄色の星印」が「くろんど園地」の周辺にある駐車場となるのですが、北側にあるのは「くろんど園地の専用駐車場」となり、東側にあるのが「くろんど池」にある施設の駐車場となります。

駐車場を示す位置情報マップです。

駐車場を示す位置情報マップです!

「くろんど園地」の北側にある駐車場は「くろんど園地」の見どころのひとつ「八ツ橋」の近くにある駐車場となりますが、基本的にはここが「くろんど園地」の「専用駐車場」となります。

出入口には門があって利用時間が決められているのですが、朝一番の9時00分~夕方の17時00分までの間は利用可能となります。

敷地内には「第1駐車場」~「第4駐車場」まであるのですが、駐車スペースが約50台分ある「無料の駐車場」となります。

繁忙期には込み合うこともあるかと思いますが、基本的には満車になることは無いかと思います。

くろんど園地の駐車場です。

くろんど園地の駐車場です!

もうひとつ「くろんど園地」の東側にある「くろんど池」の前にある駐車場ですが、こちらは「バーベキュー場」などの施設があることで「有料の駐車場」となります。

但し「有料」となるのは「土曜日・日曜日・祝日」などの休日で「平日」に関しては「無料」となるそうです。

こちらも利用時間には制限があって、朝一番の8時00分~夕方の17時00までとなるのですが、北駐車場のようなゲートなどが無いので出入りに関しては自由にできますが、利用時間が設けられていますので時間外は利用できないことになります。

「土曜日・日曜日・祝日」などの駐車料金に関しましては、普通車で少しお高いめの1日800円となります。

尚「くろんど池」及び「駐車場」は、今回紹介することになる「くろんど園地」とは隣接した施設となるのですが、実は管理しているのが奈良県側の団体となります。

従って「バーベキュー場」をはじめとした施設を利用する場合に駐車するのは良いかと思うのですが「くろんど園地でのハイキングのみ」の場合には、やはり「くろんど園地」に用意されている「専用駐車場」に駐車するのが良いかと思います。

それともうひとつ注意点があり「くろんど池」及び「施設利用」に関する「お問い合わせ」に関しては、今回紹介している「くろんど園地案内所兼キャンプ場管理棟」に問い合わせても対応できませんので「くろんど地」に関するお問い合わせは「くろんど荘:0743-78-5151」にてお聞きください!

そう言った点から考えても、やはり気兼ねなく「無料」で利用できるのは、北側にある「くろんど園地の専用駐車場」ではないかと思います。

と、言ったところが「くろんど園地」の「駐車場」に関する簡単な紹介となります。

ちなみに今回は気兼ねの無い「くろんど園地の専用駐車場」からのスタートとなります。

 

くろんど園地は多彩なハイキングコースが満載!

「くろんど園地」には多彩なハイキングコースがあって、訪れる時期によって見どころが大きく変わってきます。

今回訪れたのは初夏となり、時期的に考えるとコース内にある尾根筋の薄紫のミツバツツジの群生や管理道沿いの桜並木などは楽しめそうにないので「くろんど園地」の見どころとなるスポットを最短コースで歩いてみたいと思います。

くろんど園地のハイキングマップです。

くろんど園地のハイキングマップ!

スタート地点は「くろんど園地」の北側に位置する「くろんど園地」に用意された「専用駐車場」で、南側に位置する「すいれん池」の「浮見堂」に向けて歩き進めます。

道中では展望台からの景色をはじめ、見どころのひとつでもある点在する「巨石」を見て楽しみたいと思います。

さらに「水舞台」から「草原広場」へと歩き進めて行き「ふくろうおじさんの見張り台」に立ち寄ったあと「岩のぼり」を楽しみながら歩いてみたいと思います。

南端に位置する「すいれん池の浮見堂」まで歩いたあと「くろんど園地休憩所」で少し休憩をとってから、最終目的地点となる「くろんど池」を経由して「駐車場」へと戻りたいと思います。

 

八ツ橋はくろんど園地の見どころのひとつ

「くろんど園地」の北端に用意されている「専用駐車場」にマイカーを駐車したところで、早速ですが歩きはじめます。

くろんど園地のハイキング開始です。

くろんど園地のハイキング開始です!

本日は、平日となる月曜日の朝一番の9時30分と言うこともあるのか?駐車場には三台ほどの先客者がいるだけの寂しい状況となります!

訪れる方の全てがマイカーを利用する訳ではないし、どちらかと言えば「公共交通機関」を利用して訪れる方のほうが多いと言うこともありますので・・・

はじめに言っておくのですが「くろんど園地」の北側の「専用駐車場」から南側の「すいれん池」までの道のりは、基本的には常に下り道となっていましたので「行きはよいよいで、帰りは辛いコース」となります。

しばらくの間は道幅の広い砂利道が続くのですが、比較的簡単に歩き進めて行くことができます。

しばらく歩き進めていると「くろんど園地」の見どころのひとつとなる「八ツ橋」が右手側に見えてきます。

見どころのひとつ八ツ橋です。

見どころのひとつ八ツ橋です!

湿地帯の上には、幅が60cm~70cmほどある木の板張りの遊歩道となる「ボードウォーク」が右へ左へと曲がりながら伸びていくのですが、かなり広い範囲に渡って架けられています。

「木道(もくどう)」とも呼ばれる「ボードウォーク」は、足場の悪い湿地をはじめ砂浜や河岸などでもよく見られますが、ハイキングを楽しむうえでも淡々と山を登ったり谷を下るばかりではなく、平坦に長く続く「ボードウォーク」をのんびりと歩き進めていると心が落ち着いてきます。

時期が時期なら「八ツ橋」を渡りながら湿生植物の観察を楽しめたり、ハイキングで疲れた足を癒すことができる最高のスポットになるかと思います。

今回訪れたのは初夏となるため花などは咲いておらず草木が鬱蒼(うっそう)と生い茂っているたけでしたが、春になると水芭蕉(ミズバショウ)の花が咲いて癒しの空間が広がると言います。

そんな「八ツ橋」のボードウォークを十分に散策したあと、コースに戻って歩き進めていきます。

 

くろんど園地の楽しみどころはバーべキュー広場!

「八ツ橋」がある場所から次に歩き進めて行く「こだちの路」へは直接入っていけるのですが、少し回り道をして「くろんど園地」の案内所となる「キャンプ場管理棟」に立ち寄りたいと思います。

「こだちの路?」とお思いでしょうが、ここ「くろんど園地」を歩き進めるにあたっては「分岐点」が幾つかあって向かう場所もさまざまとなりますので「自分が今どこにいて、どこに向かうのか」と言うことをわかりやすくするために「散策路」にはそれぞれ名前が付けられていると言う訳です。

キャンプ場管理棟です。

キャンプ場管理棟です!

「くろんど園地」の楽しみどころと言えば一年を通じて利用することができて、炊事用具や食器セットも貸出し可能な「有料施設」となる「バーベキュー場」です。

「バーべキュー広場」は、コナラの林の中にすっぽりと収まった静かで清々しい空間が特徴となります。

一年を通じてご家族やお友達同士のグループなどで利用できるバーベキュー設備があり、バーベキューロストル(1500円)やかまど(500円)さらには薪や炭なども販売もしていますので、気軽にバーベキューを楽しむことができます。

以前までは宿泊キャンプも楽しめていたのですが、2015年より宿泊キャンプに関しては中止となりました。

本日は平日と言うこともあってバーベキュー場に利用者の姿はありませんでしたが、大変手入れが行き届いていてすごく綺麗な施設となっていましたので、ご興味のある方は是非一度利用してみてください!

尚、バーベキュー場の全ての施設は「予約制」となりますので「くろんど園地事務所」にてお問い合わせください!

「くろんど園地案内所兼キャンプ場管理棟」電話:072-891-4488

但し、火曜日は定休日となるほか、受付時間に関しては3月~11月は朝9時30分~夕方17時00分までで12月~2月は朝10時00分~夕方16時00分までとなります。

続きましては、すぐそばにある「キャンプ場管理棟」に立ち寄りたいと思います。

 

大阪府民の森「まるごとハイキングマップ」は必須アイテム

「キャンプ場管理棟」に最初に立ち寄るのには、ちょっとした理由があります。

以前にも「府民の森」のひとつ「ほしだ園地」にてハイキングを行ったことがあるのですが、案内所にて販売されていた「市販されていない!」と言うことを歌い文句にしている「府民の森」に関する「まるごとハイキングマップ」を見つけ「帰りに買っとこ!」と思いながらも買い忘れてしまいました。

次に「府民の森」を訪れる時には「必ず買う!」と決めていたので、歩き出す前に購入しておくと言う訳です。

まるごとハイキングマップです。

まるごとハイキングマップです!

先程の駐車場の紹介やコースの紹介の時にも利用したのですが、結論から言いますと「市販されていない特別なもの!」となるのですが、1部600円と言うなかなかお高い目の金額設定になっています。

折りたためば横幅24cmで縦幅が10.5cmほどのコンパクトサイズとなるのですが、ひとたび広げると横幅が73cmで縦幅が103cmとかなり大きくて扱いにくいサイズ感となります。

各園地を訪れる時の駅からのハイキングコースが記された全体マップをはじめ「府民の森」の7つの園地の詳細マップが両面に書かれていますので「府民の森」のハイキングを行うにあたっては「必須アイテム」となります。

大きすぎるが故に歩きながら開けにくい面はありますが、それを除けばかなり優れたものではないかと思います。

ただ「府民の森」の7つの園地の詳細マップに関しては、ご自宅にパソコンの環境が整っていれば「府民の森」のホームページからプリントアウトすることも可能ではあります。

「まるごとハイキングマップ」の特徴は、文字が大きくて見やすいうえに水に強く破れにくい耐水紙が使用されていますので、その点に関しては抜群に優れています。

 

くろんど園地の見どころとなる巨石と展望台

「まるごとハイキングマップ」を購入したところでハイキングに戻りたいと思いますが、今回歩くコースの前半は「くろんど園地」の中でも見どころのひとつとして点在する「巨石」と、展望台からの眺めを楽しみたいと思います。

こだちの路を歩き進めて行きます。

こだちの路を歩き進めて行きます!

外回りとなる「こだちの路」を歩き進めて行くのですが、展望台へと続く道となりますのでそれなりの登り道が続くのですが、木々が生い茂った道が続くため暑さに関しては少しマシな道のりです。

「キャンプ場管理棟」から歩きはじめて約20分ほどでベンチの置かれた分岐点があり、そのまま「こだちの路」を道なりに歩き進めれば「草原広場」へと続き、分岐点を左手側に進めば「みはらしの路」へと入ることになります。

この分岐点より「みはらしの路」に入って展望台へと進み、そのまま「すいれん池」を目指して歩き進めます。

分岐点には見どころひとつとなる「木立の大石」と名前の付けられた巨石があります。

見どころのひとつ木立の大石です。

見どころのひとつ木立の大石です!

「木立の大石」ですが、購入した「まるごとハイキングマップ」に記載されている見どころなり、何も知らずに歩いているとただの大きな石と言うことになり「そんな巨石あったかな~?」なんてことになります。

「木立の大石」を横手に交わしながら歩き進めて行けば分岐点より展望台までは数十メートルと近いのですが、足元に関してはあまり良くない状態になります。

そんな散策路を歩いているとコンクリート製の展望台が見えてきます。

展望台からの眺めは絶景です。

展望台からの眺めは絶景です!

本日はとても天気が良くて展望も優れているのですが、眺めに関しては少しモヤが掛かっていてそれ程の絶景は見れませんでした。

しかし、暑いながらも風は大変清々しく気持ちの良い風が吹き抜けています。

この展望台までは駐車場から30分もあれば到着できます。

少しだけ休憩をとると「すいれん池」に向けて歩き進めて行きます。

 

水舞台はくろんど園地の見どころのひとつ

「展望台」から次の目的地となる「水舞台」までは下り道となります。

なかなかに勾配がきついうえに、草木が生い茂る下り道を滑らないよう慎重に歩き進めて行きます。

草木が生い茂る下り道です。

草木が生い茂る下り道です!

「みはらしの路」には5つの名前の付けられた巨石があるのですが、立て看板や何故そう呼ばれているかの説明書きなどは一切無いため、普通に歩き進めていると気付かずに通り過ぎてしまいます。

今回は先程購入した「まるごとハイキングマップ」を見ながら歩き進めたはずなのですが、家に帰って写真を確認すると1つだけ巨石を見落としていました。

「水舞台」までにある5つの巨石のうち、4つの巨石を写真にて紹介しておきます。

見ごたえある巨石が点在します。

見ごたえある巨石が点在します!

左上の写真の巨石が「箱石」で、右上の写真が「三石」となります。

左下の巨石が「壁石」で、最後の右下の写真の巨石は「昼寝石」と名前が付けられています。

「昼寝石」に関しては「みはらしの路」を歩いていると分岐点があり、その分岐点を左手側に曲がって「やまごえの路」入ったあと数十メートルほど歩いたところにあります。

「昼寝石」の写真を撮ったあとは、元の「みはらしの路」に戻る形となります。

先程も言いましたが、一切の情報が無いので「おそらくこの岩かな~?」と言うようなレベルで撮った写真となりますので、もし違っていたら申し訳ございません!

「みはらしの路」に戻って数十メートルほど歩き進めて行くと分岐点があるので、右にUターンしながら下に進む「やまごえの路」に入ると、その先に「水舞台」があります。

やまごえの路は難関が続きます。

やまごえの路は難関が続きます!

「やまごえの路」に入ると、さまざまな難関があります。

「草木がぼうぼうの道」や「坂道を下って行ったと思ったら、すぐに階段で登る!」と言うような、トリッキングな道が約300メートルほど続きます。

そんなこんなしていると「水舞台」に到着です。

見どころのひとつ水舞台に到着です。

見どころのひとつ水舞台に到着!

「水舞台・・?」

想像していた景色とは大きな違いがあります!

「巨石が浮かぶ小さな池」と説明書きがあったのですが、完全に水が干上がった状態になっています。

少し残念な状態ではありますが、さらに「水舞台」の周辺にあると言う見どころのひとつの巨石「重ね岩」を探すのですが、周辺には巨石が点在していてどれが「重ね岩」なのか分かりません!

「重ね岩」と言う名前から推測して自身のイメージで「これではないか?」と感じた巨石を写真に撮ってみたのですが、真相の程はやはり不明となります。

名前の付けられた見どころのはずなのに確定できないのは残念すぎるので、出来れば立て看板などで分かるようにしてほしいものです。

 

見どころひとつ草原広場と岩登り!

気を取りなおして次の目的地となる「草原広場」に向かいます。

「やまごえの路」より「そうげんの路」に入ると、広々とした歩きやすい散策路に変わります。

軽快に歩き進めていると「草原広場」への入口があるのですが、その名の通り広場となっています。

大型アスレチックは使用禁止です!

大型アスレチックは使用禁止です!

山中にある森林に囲まれた広々とした空間が魅力の「草原広場」では、お子様連れなら走り回って楽しめますし、お弁当を食べるにしても良い場所となります。

楽しみどころとなる大型のアスレチック遊具があるのですが、残念なことに2016年5月11日より老朽化のため使用することができなくなっています。

訪れた限りは体験してみたかったのですが、続けての見どころとなる「ふくろうおじさんの見張り台」へと向かいます。

ふくろうおじさんの見張り台です。

ふくろうおじさんの見張り台です!

木々がうっそうと生い茂る場所に「ふくろうおじさんの見張り台」があるのですが、上に登るかどうか少し悩みます。

登らなくても見た目だけで大体の想像ができます!

これだけ木々が生い茂っていたら「恐らく何も見えないのでは・・?」

そんな想像ができる「ふくろうおじさんの見張り台」ではありますが、念のため上に登ってみたのですが、言うまでも無く草木がボウボウで何も見えません!

ここまで来て確信できることは「くろんど園地」は予算の関係からか整備が行き届いていない場所が多々あります。

ハイキングコースとしては、歩きごたえがあって優れた見どころなども十分に点在しているだけに、物凄く残念な感じがします。

そんな「ふくろうおじさんの見張り台」をあとにして先に進みます。

急勾配の下りの散策路を慎重に歩き進めていると「岩のぼり」と思われる鎖が10mぐらいの長さで岩に打ち付けられているのですが、このルートで歩き進めると「岩のぼり」ならぬ「岩くだり」となります。

楽しみどころのひとつ岩のぼりです。

楽しみどころのひとつ岩のぼり!

眼下には次の目的地点となる「すいれん池」が木々の隙間から見えており、鎖を伝って下まで降りれば前半戦が終了となります。

「岩のぼり」の鎖に関しては、老朽化もなくしっかりとしていて登る作業に関しては簡単に行きますが、下る作業に関しては少々怖い感じになります。

手荷物が無ければ何の問題もないのですが、あれこれと持ち物がありますので慎重に降りていきます。

 

くろんど園地の見どころのひとつ「すいれん池・浮見堂」

本日のハイキングの折り返し地点となる「すいれん池」に到着です!

最大の見どころと言っても過言ではない「すいれんの花」に関しては数個だけ咲いているだけです。

「すいれん」は、5月~10月までの比較的に長いあいだ花を楽しむことができるのですが、やはり品種によって開花時期が異なるのでしょう。

すいれん池の浮見堂で休憩です。

すいれん池の浮見堂で休憩です!

「すいれん」と同じように水面に咲く「蓮(はす)」とは混同してしまいがちですが、同じ水生植物で育つ環境や花姿が似ていることから、過去には同じ「スイレン科」に分類されていたと言います。

近年の研究でDNAの塩基配列や花粉構造などを調べた結果「違う植物である!」と断言されたと言います。

ただ、漢字で書くと「睡蓮(すいれん)」と「蓮(はす)」となりますので、どちらも「蓮」と言う同じ漢字が付く点と、どちらも水辺から上に向かって形の整った美しい花を咲かせるのは同じです。

水面に花を咲かせるのが「温帯のすいれん」で、水面より上の方で花を咲かせるのが「ハス」と考えるのですが「熱帯種のすいれん」に関しては、水面よりやや立ち上がった位置で咲きます。

「すいれん」は、朝に咲いた花が夕方には眠るように閉じてしまうそうです。

古代エジプトでは、花の咲く姿から「太陽のシンボル」とされており、装飾のモチーフや神話などにも「すいれんの花」はよく登場します。

花言葉は「清純な心」となるのですが、野生の「すいれん」の多くが白い花を咲かせることに由来しているそうです。

今回はタイミングが悪く「すいれん」の数は非常に少ないですが「すいれん池」の中央に設けられた「浮見堂」では、時期が合えば疲れた体を癒すため「すいれん」の観察を楽しみながら、ゆったりと流れる時間を過ごすことができます。

そんな「すいれん池」の隣にはコテージ造りの「くろんど園地休憩所」があるのですが、園内で唯一の自動販売機がありますので、水分補給が必要な場合には立ち寄って下さい!

くろんど園地休憩所です。

くろんど園地休憩所です!

と、ここまでが折り返し地点の「すいれん池」までの見どころとなります。

これより先は、駐車場に戻りつつ残りの見どころを紹介したいと思います。

「駐車場」から「くろんど園地休憩所」までで約2時間かかりましたが、管理人のように寄り道や無駄に休憩をしなけれは、歩き慣れた方なら1時間~1時間30分もあれば十分に行ける距離だと思います。

初めに少し話しましたが「くろんど園地」の北側にある専用駐車場から「すいれん池」までは下り道が多く続きますが、帰り道に関しては逆に登り道が長く続くことになります。

上記のことから休憩も十分にとりましたので、まずは「くろんど池」まで行ったあと駐車場へと戻りたいと思います。

 

見どころのひとつ「ポットホール・くろんど池」

残りの力を振り絞りながら歩き進めて行くのですが、坦々とした登りが続くうちに思うように足が前に進まないまま難所に差しかかります。

「くろんど池」の少し手前には、小さな渓谷があって小さな滝が点在しています。

小さな滝は「ポットホール」と呼ばれて見どころのひとつになります。

「ポットホール」とは「甌穴(おうけつ)」のこととなり、分かりやすく言えば河底や河岸の岩石面上にできる「円形の穴」のことをそう呼びます。

くろんど池に到着です。

くろんど池に到着です!

「甌穴(おうけつ)」ができる過程は、水流が渦巻いて川底にあった石塊が永い年月をかけながら水流によって回転した結果、河床の花崗岩の接触部に凹を生じて次第に穴になっていきます。

その穴に落ちた石塊が、内部で渦を巻きつつ回転しながら穴をあけて出来上がったものとなります。

年月によっては、穴の直径や深さが数cmのものから数mになるものまであるので「甌穴(おうけつ)」の姿はさまざまです。

ここ「くろんど園地」にも、そんな「ポットホール」があると言うことですが、いろいろ探してみましたが、それらしき「ポットホール」ははっきりと確認できませんでした。

以前に岡山県を訪れた際に「奥津渓」に行ったのですが、数十万年もの歳月を要して渕となった東洋一の「甌穴」を見たことがあります。

ぼっこりと開いた穴は、見ごたえ十分でした。

甌穴に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!

奥津渓の紅葉のライトアップです。
奥津渓【アクセス・駐車場】岡山県屈指の紅葉のライトアップ

今回紹介するのは、岡山県苫田郡鏡野町に位置する「紅葉の名所!」として有名な「奥津渓(おくつけい)」で開催される「紅葉のライトアップ」です。 「奥津渓(おくつけい)」の渓流沿いに設けられた、約800メートルの遊歩道では「大釣橋」を中心として、下流側に向かって、真っ赤に燃え盛るような、紅葉が色付きを魅せ ...

訪れた際には、是非一度ゆっくりと時間をかけて探してみて下さい!

と、言っている間に「くろんど池」に到着です!

今回のハイキングに関しては、ここ「くろんど池」までで終了となります。

ちなみに、帰りは「くろんど池」まで行ったあと、そこからは脇目も振らずにひたすら歩いたので、1時間ほどで駐車場まで戻れました。

歩き慣れした方でしたら、今回のコースは2時間もあれば十分に歩けるかと思います。

「くろんど園地」では、さまざまなコースをご自身で考えられますので、是非一度、独自で考えたルートでハイキングをご堪能下さい!

 

くろんど園地のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「くろんど園地」

  • 住所:576-0002大阪府交野市大字私部3192-1
  • 電話:072-891-4488(くろんど園地案内所兼キャンプ場管理棟)
    (3月~9:30~17:00/12月~2月は10:00~16:00)
  • 時間:園内自由
  • 定休日:火曜日・年末年始12/29~1/4(火曜日が休日の場合は開園し翌日が休園日となります)
  • 入園料:無料
    但し、バーベキュー場などの施設を利用の場合は一部有料です。
    駐車場:無料(50台)
  • アクセス:【公共交通機関】「京阪交野線」の「私市駅」で下車し「ハイキングコース」を徒歩で約50分
    「JR学研都市線」の「河内磐船駅」で下車して徒歩で約75分
    「近鉄奈良線」の「富雄駅」で下車し「奈良交通バス」に乗り換え「傍示」のバス停留所で下車して徒歩で約30分。
    *但し本数が少ないため奈良交通グループHPでご確認ください。
    【お車】「京都方面」からは「第二京阪道路」の「交野北IC」より「県道7号線」を5.2km(約20分)
    「大阪方面」からは「第二京阪道路」の「交野南IC」より「国道1号線」から「府道734号線」さらに「県道7号線」を経由して8km(30分)

最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。

「くろんど園地」では、ご自身で計画したハイキングコースを、さまざまな形で歩くことが出来るようになっています。
訪れる時期を考えて、最高のコースを考えてみてください。
そして、訪れるたびに違う思い出の景色をご堪能ください!

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