Puchiと同棲をはじめて4ヶ月。東京・京都間で2月に1度程度は会っていた遠恋を10年以上やってても見えてこなかった同棲生活の難しさが少しずつわかってきました。遠恋のときは喧嘩らしい喧嘩はなかったのに、同棲では絶えぬ小競り合い・喧嘩。何故なのか?
遠恋が続いたヒケツ
Tochiが東京から京都に行くことになったとき、Puchiとはどうせそのうち別れるだろうと思っていました。でも無理に別れる必要もないという事で続けていたら不思議や不思議、ずっと続いて10年以上。なにかヒケツはあったのか?
① 連絡を欠かさない
これはたまたまですが、スカイプやラインなど、タダで使えて学生のお財布に優しいツールが登場した時期と遠恋をはじめた時期が重なっていました。「今日何したー?何か心配ごとー?誕生日何ほしいー?」自由がよかったので義務にはしなかったけれど、お互い頻繁に連絡を取り合ったために寂しいとか、遠くにいることをほとんど意識せずに生活でき、同時に味方がいるという心強さを得ることができました。
② 価値観が近い
にんげんだもの。色々違います。でも何が大切なのか、お金か、時間か、はてまた仕事か、一緒に過ごした思い出か、この辺りの大切なものはある程度一緒でないとなかなか上手く行きません。偶然ですが、Puchiとは何かにつけて価値観が近く、違和感なく自然体で一緒に居られた様に思えます。
③ 金銭感覚のすり合わせ
Puchiは花咲かバアサン。稼いだお金は余すことなく布と牛革に出資し、貯金なんて何のこと?一方Tochiは貯金魔(=ケチ)です。ものを買うのが嫌いで、少ない収入でも勝手にお金が貯まります。繰り返される「特別な時くらいは・・・」の大盤振る舞いに大抵イライラしながら、貯金の大切さ、価値とは何か、付加価値が如何に馬鹿らしいかを説明し続けることでPuchiに金銭感覚を少しづつ植え付けました。
今ではpuchiもすっかり貯金好きになりました。とは言え、未だにお金の使い方はPuchiがいつも今が特別な大盤振る舞い。Tochiは安かろう、素晴らしかろう。は本質的に変わりません。お互い小競り合いを繰り返しつつ、少し軟化し、懐柔しながらTochiが財布を握って上手いことやりくりしております。
同棲生活~ささいな我が儘のシーソーゲーム~
遠距離では訪ねていけば相手の家、来てもらえばこちらの家なのでそこはそれぞれのルールに従って生活します。でも同棲したら家はどちらも自分のものです。マイルールでやってもらわな困る!結局、小競り合いの多くはここが原点な気がします。
非常に細かいこと。遠距離だったら気を使って言わなかったようなことを自分の家なので妥協せずに言い合います。
「トイレの蓋をしろ!」 はーい。
「スリッパを脱ぎっぱなしにするな!」 してないよ?
「掃除・洗濯は毎日しろ!」 キレイだよ?
「有言実行!」 はーい!
「私のせいじゃない!」 座敷わらし!?
終いには、
「味噌汁は左側!」 えっ?どっちでも良くない?
「食べ始めと終わりは揃えろ!」 東京は終わった人から休み時間だったよ。
「使わないものを冷蔵庫にいれるな」 そのうち使うし。
「少しは片付けろ!」 十分片付いてるし。
と、良し悪しを相談して決めがたいマナー的なことで大喧嘩が勃発します。お互い理系なので少しは理屈も言いますが、基本70%は感情。決着はなかなか付きません。言い合っている内に何を言いたいのかすらよくわからなくなるほどの大バトル!
まあ、お互い忘れっぽいので寝て起きたら忘れているので何とかなりますが、喧嘩は絶えません。最近思うのは、まあ喧嘩も悪くない、ということ。
気を使わずにいられるから言い合うのだし、家とはお互いにとってそういうものであってほしいから。喧嘩をして初めて譲れる部分とか、言いたいことをいってスッキリして気が済んだとか、喧嘩をして初めて理解できて仲良くなれた部分もあるからです。
「育ってきたーかんきょお~が違うからぁ~あ♪」
セロリだって、調理法次第ではおいしく頂けそうです (^_^)
で、「くーぴーはパパとママどっちが好きなの?」
「ん、パパ。。(白目)」
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