可哀想の悔しさ

怯えて真実を嗅ぎ回った日々に
人は容易く分かってはくれない
悲観に縋り切って避けるのか?
螺旋に続く後悔の輪舞曲を踊り
罪に縋って弱々しく生き続けて
訴える戯言は弁解にもならない
悪名を払拭する為に力が足りず
憐れを突き飛ばし惨めに染まる
頑なに張る意地に振り回されて
優しさに背を向け冷たさを嫌う
出来ないけど見放されたくない
恐れに屈して信じる事を手放し
どうすれば良いかは分かってる
いつも大事な事は逃げる穀潰し
いつまで賎しい今を許せるの?
積み重ねてる負け犬の遠吠えに
それで本当に明るく笑えるの?
悲鳴よりも鋭く喊声よりも弱く
もう嫌だと心の叫びが響き渡る
胸の痛みが本音を奏でる旋律に
永遠に悔やむぐらいなら悔いる
過去の失われた勢いを取り戻せ
背徳感に苛まれながら身を潜め
立ち向かう強い心意気に欠ける
人を傷付ける輪廻に堪えるの?
いつかの高潔な本心を甦らせろ
怯んで宿してる力を持て余して
勿体無くて不憫で堪らないだろ
同情が舞い上がって溢れ返る中
身を護る為に騙られた可愛い嘘
ただ弱々しくて可哀想なだけだ
絶対に許さないのは秘めた本心
悔しかったら今の自分を覆して
一つだけでも変えて魅せ付けろ