ハンドラベラー

ハンドラベラー2


2つの広告の画像を載せました。

これは、2つとも同じ商品を売っている広告です。
商品は、ハンドラベラー。


スーパーの店員さんが特売シールなんかを
貼るときに使う、あれです。

この2つの広告で、売上に大きな差が出たのですが、
どちらの広告が良かったか、あなたは分かりますか?

(ぱっと見で判断してください。
 中の文章とかは、読む必要ありませんw)

・・・
・・・
・・・

どちらか決めましたか?
それでは、答え合わせです。

正解は、、、


下の方の広告が、売れました。

しかも、10倍以上の差が出たんです…


商品は何も変えていません。
広告を変えただけで10倍の差…
信じられませんよね…


なぜ今日、この2つの広告を
あなたにお見せしたかと言うと、
実は上の広告、広告マンの多くが
やってしまっている決定的な間違いをしているのです。

それを伝えるために、この例を挙げました。


ほとんどの人がどうしてもやってしまう
決定的な間違い。それは、、、

”受け狙いの広告を作ってしまう”
という間違いです。


実は、上の広告は、
プロのアートディレクターが作った広告だそうです。

きっとこのアートディレクターは、
これまでに何本も広告を作っていて、
今回の広告を作るにあたって、

「普通の写真を載せても面白くない」
「もっと独創性にあふれたものにしよう…」

とでも思ったのでしょうか?

そして結果的に、
一目見ただけでは何かわからない
イラストが採用され、

ヘッドラインには、

「角に入りー
 そこから出てくるガン」

という、とても独創的で ^^;
よくわからない文言が使われました。


もしあなたも広告を作ったり、
チラシを作ったりしたことがあるなら、
これ、心当たりありませんか?

●ちょっとオリジナリティを出してみよう
●もう少しひねった言葉を使ってみよう
●クスッと笑うような言い回しを使ってみよう

これは、もしかしたら、
先の例のような間違いをしている
合図かも知れません。


次、広告やチラシを作る前、
自分にこう言い聞かせてください。

広告の目的は、
「気が利いてるな」と思わせることではなく、
「欲しい!」と思わせること。

これ、言葉で言われたら、
すぐ納得できるんですが、

いざ広告を作ろうとすると、
「上手いと思われたい」
というエゴがついつい出てしまうんですよね…


広告の目的は、
「気が利いてるな」と思わせることではなく、
「欲しい!」と思わせること


”「売れる広告」が「素晴らしい広告」なんです”

これを押さえておけば、大きく外れる広告やチラシを
作ってしまうことはかなり少なくなるでしょう。

・・・

これは、「現代広告の心理秘術101」
という本のp.319に書かれてある内容です。

この本には、こういった
広告やチラシを作るときのマインドセットの部分から、
実際に今すぐ使って効果を実感できる
テクニックが101個載っています。


そのテクニックの一部を紹介すると、、、

●人が買いたくなるような色の使い方
●ついつい安いと思わせる価格の見せ方
●消費者心理学から明らかになった、
●”驚異的な”ヘッドラインの書き方

とても具体的にまとめられているので、
すぐに実践に移すことができると思います。



まぁぶっちゃけ、101個のアイディア
全部使う必要はありません(笑)

この中から、2つか3つ、
良さそうなものを選んで
実際に使って見てください。

その効果を実感できると思います。

詳しくはこちら