立ち入り禁止になっているラピュタの道近くを後にし、国道57号線から県道111号線（阿蘇東登山道坊中線）で阿蘇山上へと進んで行く。
訪問した2017年5月の時点で、JR阿蘇駅、道の駅阿蘇側の県道111号線からしか草千里ヶ浜・阿蘇山上方面へ進むことができない
※つまり、南阿蘇方面への県道298号線や、国道325号線方面へ抜けることはできず、帰りも同じ道を走って帰る必要があるということだ。
通行可能時間が7:30～18:00であることにも注意だ。時間は季節により少し変わるみたいなので要確認。
状況も変わると思うので、行かれる際は事前に情報収集を。
快走路・県道111号線で草千里ヶ浜・阿蘇山上へ
こんなに天気がいい日曜日だというのに、車もバイクも少なく感じた。動画カメラではなく、ミラーレスで撮影すればよかった。
写真を撮りながら、グイグイ高度を上げていく。
気持ちいい、涼しいを通り越して寒くなってきた。念のために夏用のジャケットも忍ばせてきたが出番はなさそうだ（平地だととても快適な気温）。
脇では工事中の箇所もところどころあるが通行に問題はなし。草千里ヶ浜手前の道はすっかりきれいに舗装されていた。
草千里ヶ浜の駐車場は有料。バイクは100円。
またこうして戻ってこれたことがうれしい(*・ω・)。
あぁ、寒かった(： ･`д･´)。
何かあったかい食べ物があれば、と思ったのだが、開いていたお店で目についたのがジェラート(笑)。今食べるとお腹をゴロゴロいわせてしまいそうなので断念し、火口跡の大草原・草千里ヶ浜を歩いてみることにする。
ただただ広い、草千里ヶ浜
馬もいる為、モチノロンであちこちにはう〇ち爆弾が（＾ω＾）。
足元には、小さな小さなハルリンドウ3兄弟。遠くの景色ばかり見ていたら、うっかり踏んじゃうかもしれない。確か晴れた日にだけ開花するのではなかったかな。
ぐるっと歩いて周り、お腹が空いたので再び売店へ。
隣のグリーンパークというお土産屋さんも開店したようなので入ってみた。「すぐに食べれるようなものって何か売っていますか？」と尋ねると、お店のお母さんとおばあちゃんが、「それならいきなり団子だね」と。
2人におすすめされると、「朝も食べました」とは言えなかった(笑)。
1個150円のいきなり団子。おばあちゃんがあっためてくれた。ハフハフしながら食べて気が付く。
「朝食べたいきなり団子と味が違う(： ･`д･´)」「朝食べたのよりおいしい！」
こ、これは・・
団子界の社交ダンスや～！（ひさしぶりの彦摩呂風登場）
朝食べたものより、皮と中身の一体感を感じる(： ･`д･´)。
何だろう。芋とあんこが中に入っていて、小麦粉を伸ばしたもので包んでいるだけのはずなのに。そんなに味に違いが出るものだろうか。
おばあちゃんに「〇〇〇で買ったいきなり団子よりおいしかったです！」と言いに行くと、そこからおばあちゃんのお話がノンストップ(笑)。
ずんぐりむっくりの丸い芋を使っていること（名前を教えてくれたのに忘れた）。前の日に切って、毎日おばあちゃんがいきなり団子を包んで蒸していること。
いきなり団子からソフトクリーム売り場までがおばあちゃんのエリア（持ち場）であること。
「えっ、お客さんが団子を買いに来て、ソフトクリームも。ってなったら大忙しじゃないですか(： ･`д･´)」と言うと、「早く動けないからお客さんに待ってもらう」と言って笑っていた(笑)。
地震のこと、変わってしまった暮らしのこと、お客さんが減ってしまったこと。いろんなことを話してくれたけれど、どの話の最後も笑ってくれた(*・ω・)。
「もうこの年だしどうなることやら」と言っていたけれど・・うんっと、北海道でもそんな話をしたことあったなぁw。「それだけ元気にしゃべれてたらまだまだ大丈夫ですよ(笑)」
毎日、家族の方に送ってもらって働きに来ているそうで、おばあちゃんは歩合制（！）でやっているのだそうだ。
緑色のグリーンパークというお土産屋さんの一角におばあちゃんがいるので、小腹が空いていたら是非おばあちゃんのいきなり団子を。よろしくです（＾ω＾）。＜あったかいお茶と賞味期限切れ近いお菓子ををもらったお礼に勝手に宣伝をw
おばあちゃん、いろんなお話をありがとう。また食べに行くから元気でいてね。やっぱり、あちこちで出逢えるおばあちゃんの話、好きやわ。
わたしも、いろんな話の引き出しを持っているおばあちゃんになりたい。
以前からおいしいのは知っていたが、さらにいきなり団子のファンになってしまった。今度来るときはいきなり団子のことをもっと調べてから訪れよう。
阿蘇山上方面へ
草千里ヶ浜からもう少し進めるので、行ってみよう。
現在は、ここで行き止まり（山上までは通行不可）。
おばあちゃんが言っていた通り、ロープウェイのケーブルロープが確認できない。もしかしたら、今後はバスでの往復になるのかも、と言っていたが、本当にそうなるのかもしれない。
バイクや車は通行料を払うことで走ることができた。
早く、またそんな日が来るといいな。
よし、来た道を戻り、下って行きますか
亀裂の入った米塚を眺め
空に向かって飛んで行けちゃいそうな(笑)、気持ちのいい道を走りながら
誰も何にも悪くないのに。
なんて思いながら。
そして、今回も思った。「阿蘇はすばらしい」
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草千里でいきなり団子を食べて小腹を満たし、次の目的地へGO！ ここからはずっとわたしが気になっていたところへ行かせてもら…
