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初めてでも簡単!ベストレート保証申請で失敗しないための方法〜マリオット編〜

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ホテルに宿泊する誰もがきっと、「もっとお得な料金で泊まれたらなぁ」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

もしかしたら、その宿泊費をもっと安くできるかもしれません!

その方法とは、「ベストレート保証」という制度を利用すること。

平たく言えば、公式サイトの料金よりも安い料金をどこかで探し当てることが出来れば、その最安料金よりもさらに安く泊まることが出来るという制度なのです!

今回は、マリオットグループのホテルに宿泊する際に利用できる「ベストレート保証」について、その具体的な方法を、私の経験を交えながら詳しくご紹介します。

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マリオットのベストレート保証とは?

ベストレート保証とは、ホテルの公式サイトから予約をした場合に利用することができる、いわゆる最低価格保証制度のことです。

同じ条件で公式サイトよりも安い価格を見つけた場合には、その価格よりも更に安い料金で宿泊できることをマリオット側が保証してくれます。

マリオット系列のホテルだけでなく、ヒルトンやSPG系列でも実施されている制度なので、利用した経験のある方も多いのではないでしょうか。

マリオットの場合は、公式ホームページ以外で見つけた「より安い料金」から、さらに25%割引または5,000ポイントのMarriott Bonvoy ポイントのいずれかを獲得することが出来ます。

公式サイト以外で安い価格を見つけた場合でも、見つけた最安価格でそのまま予約するのではなく、まずは公式サイトで予約してから「ベストレート申請」をしてみてください。

・最安価格を提示している別サイトで予約 ⇒ 最安価格での宿泊が限界
・公式サイトで予約して別サイトの最安価格でベストレート申請 ⇒ 最安価格の25%オフで宿泊可能

なお、ベストレート保証の仕組みに関する詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

ベストレートを申請するタイミングは?

マリオットのベストレート保証を申請する場合には、公式ホームページでの予約を確定してから24時間以内により安い料金のサイトを見つけ、申請フォームを送る必要があります。

いつでも申請できるわけではないので注意して下さい。

(重要)ベストレート保証は、公式サイトで予約してから24時間以内に申請する必要あり

予約前に価格リサーチを済ませておくのがオススメ

ベストレート申請をする場合、公式サイトの予約料金よりも安い価格を提示する必要があります。

この安い料金がすぐに見つかれば良いのですが、当然なかなか見つけられないこともあります。

24時間以内に確実にベストレート保証を申請するためには、マリオットの公式ホームページから予約をする前に、別サイトでより安い料金がないかを調べておくのがベターです。

前もって安い料金のサイトを見つけておけば、公式サイトで予約後、すぐに申請フォームを送ることができます。

・公式サイトで予約した後に別サイトで安い料金を探す → 24時間以内にベストレートを申請できない可能性あり×
・別サイトで安い料金を見つけてから公式サイトで予約する → 予約完了後すぐにベストレート申請できる

最安料金を見つけるための方法

公式サイト以外で最安料金を探す場合には、1つ1つ地道に探していくよりも、複数の宿泊予約サイトを比較できる比較サイトを使うのが便利です。

個人的オススメNo.1はトラベルコ

いろいろな比較サイトを使ってみて試行錯誤した結果、個人的に最も使い勝手がよかったのがこちらのサイトです。

今年20周年を迎える老舗旅行比較サイト「トラベルコ」。

昨年のヨーロッパ旅行や今年の世界一周など、海外ホテルの最安値を探す時は割と「TRIVAGO(トリバゴ)」を使うことが多かったのですが、今回のマリオットプラチナチャレンジでは、国内のホテル検索に強いこのサイトを使って、ほとんどの最安料金を見つけました。

初めての方でも使いやすい、シンプルなサイト構成が良いですね。

スカイスキャナーも使えます

他に、陸マイラーにおなじみの「スカイスキャナー」もなかなか重宝しました。航空券の比較に便利なサイトですが、ホテルの比較にも力を発揮してくれます。

トラベルコにない料金がスカイスキャナーにはあった!ということもあれば、またその逆もしかり。

上手に利用して、より安い料金を探していきたいですね。

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ベストレート保証申請の手順

それでは実際にベストレート保証を申請する方法について説明していきます。

なお、以下の手順は実際に私が普段から使っているやり方なので、多少違う手順でもベストレート申請は可能です。

1. 比較サイトで最安値の検索

まずは、すでにご紹介したトラベルコを使って最安料金を検索してみましょう。

今回は下記条件で最安料金を探してみます。

宿泊ホテル:コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション
宿泊日:10月23日(月)チェックイン、24日(火)チェックアウト
宿泊人数:大人2名

条件を入力して検索してみると、下記のような検索結果が表示されました。

【OZmall】から出ている「クリエーターズダブル・合計金額19,600円(税込み)」が最安のようです。支払いポリシーは‘現地払い可’。上記画面には表示されていませんが、直前までキャンセル可能なフレキシブルプランでした。

部屋タイプや滞在人数、キャンセルポリシーが一致していないと、ベストレートは承認されませんので、細かい条件まで確認が必要です。

細かい規約については、こちらのページよりご自身でお確かめ下さるようお願いします。

ただ、チェックイン・アウト時間が多少異なる程度の小さな違いなら、問題なく承認されることもありました。

2. マリオット公式サイトの料金を確認

トラベルコでの最安料金を確認したら、マリオット公式ホームページで、同じ条件での料金を調べてみましょう。

Ozmallで見つけたのと同じお部屋タイプ「クリエーターズダブル」で、事前決済不要の「マリオットリワード会員料金」が37,240円となっていました。

これは税抜料金で、選択後の画面で合計金額が出ます。

税金と手数料(サービス料等)を含めると合計金額は44,641円。Ozmallの料金と、25,041円もの差額が生じる結果になりました。

これならベストレート申請ができそうですね。

ということで、このまま公式サイトから予約してしまいましょう。

3. マリオット公式サイトで予約

公式サイトで予約手続きを完了させると、下記のような確認画面が表示されます。

さっそく、この予約に対してベストレート申請を行っていきます。

なお、マリオットのベストレート保証申請には少なくとも下記の入力が必須です。

・ホテル名
・滞在日
・予約番号
・公式サイト予約時の料金
・別サイトで発見したより安い料金

紙に控えておくか、予約完了画面を別タブなり、別ウィンドウなりで開けたままにしておくといいでしょう。

3. ベストレート保証申請フォームを作成

続いて、ベストレート保証申請フォームに必要事項を記入していきます。

電話でも申請できるのですが、海外対応(コレクトコール)になるので、英語に自信のある方以外はオンラインフォームが無難です。

マリオットベストレート申請フォームはコチラ↓

公式https://www.marriott.co.jp/look/claimForm.mi

記入例を作成してみました。申請フォーム自体は日本語で表示されますから、特に難しいところはないかと思います。

必要事項を全て記入したら送信ボタンを押すだけ。あとは返事を楽しみに待ちましょう。

原則として、ベストレート申請から24時間以内に承認可否のメールが届くことになっていますが、多少遅れることもあります。

一発承認は少ない

ベストレート申請は、条件が合致した最安価格で申請した場合であっても、否決されることがあります。むしろ、最初からすんなりと認めてもらえることの方が少ないくらいで、何かと理由をつけて否決されることがほとんど。

マリオットのベストレートの審査は、海外のカスタマーケアチームによって行われます。

そのためか、日本の宿泊予約サイトで見つけた最安価格でベストレート申請をすると、最安価格が表示されているURLを申請フォームに記入したにもかかわらず、「そんな料金は見つからなかった」という理由で否決されてしまうことも。

その他にも「日本語がわからない」等、ちょっと納得のいかない理由で否決されることがありました。

しかし、もしそういう返事が来ても、根拠を示すことで承認される場合も多々あるので、すぐに諦めないのが肝要です。

否決メールの一例

私の場合、日本語のサイトばかり競合として提出しているためか、大体8割以上の確率で、このようなメッセージが返って来ました。

簡単に言うと、「あなたが示したサイト上で、より安い料金を確認できませんでした」という内容です。

でも、ここで「あ〜ダメだったか。諦めよう。」はまだ早い!

これは通過儀礼のようなもので、きちんと返信をすれば、経験上8割は一転承認されて来ました。公式サイトよりも安いサイトがあるのは確かな事実なのですから、自信を持って反論しましょう。

反論にはスクリーンショットが有効

否決メールへ返信する際にオススメの方法が、該当するサイトのスクリーンショットの添付。文章で分かってもらえないなら画像で勝負です。

私の場合、スクリーンショットはプランの概要、空き状況カレンダー、日付選択後の画面、予約最終確認画面で、毎回4〜5枚添付しています。

これを簡単な英文メールに添付して送るだけ。拙い英語ですが、私の場合は大体こんな感じで送ってます(とにかく通じればいいんです!)。

Hello 〇〇,

Thank you for your response.

I found that the lower rate is still available.
Would you please find attached the files?

For details, please refer to the following URL;
ttp://##-### ############

All the best,
Rikei Miler

送信後、24時間ほどで返信が来ます。

無事承認された場合は、こんなメールです。

メールには「より安い料金を確認したので、宿泊料金を変更しておきました」と書いてあります。

上記の例であれば、Ozmallの料金19,600円の25%引きになるというわけです。

実際に料金が変更された後の予約確認画面はこちら。

単純に計算すれば、19,600円-(19,600×25%)=14,700円ですが、ベストレートは税抜価格の25%オフ+税・サービス料として計算されるため、最終的な価格は16,275円と相成りました。

元々公式ホームページから予約した料金44,641円と比べると、なんとおよそ64%オフ

ちょっと面倒くさいやり取りが必要としても、ベストレート保証申請する価値は大いにあると言えるのではないでしょうか。

なお、上記例では無事にベストレートが承認されましたが、同じやり方でも否決されてしまうこともありますし、今後の承認を確約するものではありません。悪しからずご了承頂ければ幸いです。

失敗しないためのテクニック

ここまで説明してきたように、ベストレート申請は諦めずに反論を続けていると、高い確率で承認されます。

しかし、審査は担当者によって緩かったり厳しかったり様々。仮に条件が整っていたとしても、最後まで承認してもらえないことがあります。

私の場合も、実際に別サイトで安い料金がきちんと確認できるにもかかわらず、どうしても認められなかったケースが2、3度ありました。

最も首をかしげたのは、「該当する旅行サイトのポリシーに、予約を完了させるためにはファックスで同意書を送ることという規定があった」という否認理由。

どれだけ探してもそんなポリシーは書かれていないし、オンラインで予約完了出来るのは確かなのに、結局最後まで覆らず「日本語の翻訳に限界があるので、納得できないかもしれないけどごめんなさい」という返事で終了してしまいました。

ベストレートが否決されてしまうと、他に最安料金があるというのに、予約したお部屋の宿泊料金は高いままです。

仮に予約した価格がそこまで高くないにしても、ベストレート前提で考えていると割高感があありますし、正直そのままの価格で宿泊したくはありませんよね。

そんな時でも、後悔しないためには…

「無料でキャンセル出来るプランで予約すること」

キャンセル不可のプランだと、諦めて高い料金のまま宿泊するしかありませんが、キャンセル無料のプランであれば、ベストレートの否決が確定した時点で予約をキャンセルすればOK。ノーリスクでベストレート申請にチャレンジすることができます。

ちなみに、キャンセルした予約と同じ条件で予約を取り直して、同じようにベストレートを申請すると、すんなり承認されることもあります。

申請の可否に関しては、一応基本的なルールはあるのでしょうが、結局のところは審査担当者次第ということなのでしょうね。

最後に

実際に自分でベストレート保証を申請してみて、その結果否決された時には、ショックで「も~!面倒くさい!!」と投げ出したくもなりましたが、慣れてくると承認してもらえた時の達成感が癖になって、結構楽しくこなせるようになりました。

一回や二回断られるのは普通のことなので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみてくださいね。

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