スキあらば英会話
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「NHKラジオ英会話」大西泰斗先生の特別講義

先日、NHK「ラジオ英会話」講師の大西泰斗先生の講演を聞きに行きました。
先生が日頃教えておられる東洋学園大学の「生涯学習講座」開講記念講演です。

タイトルは「英会話力を着実に伸ばすには」

ツイッターで「これからあまり機会はないのでぜひ!」ということだったので、日が迫っていましたが応募したら運よく滑り込めたのでした。


始まってみると、これは「講演」というよりも英会話のクラスそのままでした。全体の3分の1の時間は、教室の全員でリピートしていたと思います。

ところで、最初にリピートしたのは、
「英語は配置のコトバ」
そう、日本語のリピートも1時間半の間に何度もありました。


配られた資料にそって、大西先生のラジオ講座からは想像できないような力強いマシンガンのようなお話が進みましたが、印象的だったのはリピートの時の

「ダメ、見ない!」

資料のセンテンスなので、最初は誰もがそれを見ながら口に出したところ、即このダメ出しが。


言われてみれば、頭の中に入っていない文は実際の使い物になりませんね。ふだんラジオを聞きながらのリピートでも「見ない」を心がけようと思いました。

講演の内容などはネタバレになるので書きませんが、「指定ルール」や「説明ルール」なども押さえながら、厳しくリピートを繰り返した、あっという間の90分でした。


本当に貴重な機会で、こんな授業を受けている東洋学園大学の学生さんが羨ましくなるような講演でした。

大西先生、ありがとうございました。


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elections: 日米首脳会談でダブル選挙に言及?(しなかったと思う)

いきなり政治向きの話のようなタイトルですが、実は単純な英単語の話です。

5月27日に行われた、トランプ米大統領と安倍首相の会談の後の、トランプ大統領のツイートを巡って、「この夏の参院選はダブル選挙になる?」という観測が流れました。


そのツイートとは、「日本との貿易交渉で大きな進展があった。牛肉と農産物について突っ込んだ話し合いが進んでいる。」の後で、

 Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!
(日本の7月の選挙が終わるまで待とう。その時には大きな数字が出てくるはずだ。)

と書いたことです。


ここで一部のマスコミが、「electionsと複数形なのは、参院選だけでなく衆院選も行うと安倍首相がもらしたのではないか?」と騒ぎ始めました。

しかしこれはちょっと考えすぎです。日本の記者はこのところ「衆参ダブル選挙」の可能性に敏感になっているので、こういう発想になってしまうのでしょう。


たしかに、1つのイベントとしての「選挙」は election と単数です。しかし参院選のように全国各地の(ということは複数の)選挙区で行われる選挙には、elections と複数形が使われます。

たとえば、たまたま今世界の注目を集めている欧州議会選挙を報じる記事では、
 European Parliament elections
という表現が使われています。欧州議会選挙は1つのイベントですが、選挙は各国で行われるためです。


ということで、このトランプ大統領の発言に、「ダブル選挙」は隠されていないと見る方がいいでしょう。


ところで、election で思い出したのが、ずっと昔イギリスのテレビで見たいわゆる「NG集」の番組(イギリスにもそんなのがあるのです!)

それは政見放送の一場面でした。昨年暮れに亡くなった、パディ・アシュダウン氏というイギリス自由民主党(Liberal Democratic Party)元党首が登場。

熱弁を奮っていた彼は、こともあろうに election を "erection" と言って見事にNG。
(わからない方は辞書でしらべてくださいね。)


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I agree! NHKラジオ英会話

昨年大評判になった、大西泰斗先生の「ラジオ英会話」を、この4月から聴き始めました。

大西先生といえば、「ハートで感じる英文法」をはじめ、ルールではない、発想の結果としての英文法をやさしく教えてくださる先生ですね。


世の中には「英会話は文法を気にするな!」という人もいますが、知らないまま気にしないのと、知った上で気にしないのとは天と地ほどの違いがあると思います。

大西先生の「ラジオ英会話」では、一番大切なのはダイアログを全て覚えることだと毎回強調しています。そして、あくまでもそれを助けるための文法解説だということも。


これはまさに、文法の裏付けを理解した上で、ダイアログの英語をそのままどんどん自分のものにする、ということで、私はこのアプローチに大賛成です。

ということで、今回は「ラジオ英会話」に対する自分の考えを書きました。

何となく、私のこれまでの英語との付き合い方を書いてみようかな、という気がしてきました。
その気が持続していたら、しばらく書こうかと思います。

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