ホンダが新型N‐VAN:エヌバンを発売!バモス・アクティのモデルチェンジの後継車

ホンダがバモス・アクティをフルモデルチェンジして新型N-VAN発売へ

現在の軽自動車で大ヒットを飛ばしているホンダのNシリーズはここで大将核のN-BOXのフルモデルチェンジが話題となっていますが、この他にもNシリーズにはニューモデルが登場の予定です。

それがNシリーズ初となる計商用車で、現在の軽商用車アクティと軽乗用車版のバモスがフルモデルチェンジしての後継車種となるものです。

現在のバモスは1999年6月に軽商用車アクティがフルモデルチェンジして登場した際に同時に軽乗用車版として発売となったモデルです。それからマイナーチェンジはされましたがフルモデルチェンジは行われずにきました。

その為にライバルであるダイハツ・アトレーとスズキ・エブリイと比較すると性能的には劣る面が目立ってきていました。それを遂に約20年ぶりにフルモデルチェンジします。

そして人気のNシリーズの車種としてN‐VANのネーミングで発売する予定です。

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ホンダバモスとは?

バモスは、ホンダが製造・販売している軽乗用車で現行モデルが実は2代目となります。

初代 バモス TN360型 販売期間1970年から1973年

初代は1970年から1973年の3年間だけ製造されていたたオープンカータイプの軽トラックで、バモスホンダが正式名でした。ただし販売的には成功したモデルとは言えません。

販売数自体が少ないので現存する個体が少なく覚えている人も少なかったりします。

ウルトラマンタロウでは、ラビットパンダとして出ていました。私と同じ世代の人は覚えているかもしれませんね。

下はホンダが保管しているホンダバモスの紹介動画です。

2代目バモス  HM1/2型 販売期間1999年- 現在

現行の2代目バモスは軽自動車の商用車アクティをベースに、乗用車向けの装備を備えて一般人をターゲットとしたモデルです。

その販売期間は1999年からとなり日本のモデルの中でも超ロングセラーのモデルとなります。

性能的には正直最新のモデルには見るべきところがありませんが、商用として徹底された積載空間と低価格は十分な魅力を保っていたモデルでもあります。

ホンダ・アクティーとは?

ホンダが生産する軽トラックタイプとライトバンタイプの2つのボディースタイルを持ったモデルです。

初代アクティは1977年から販売されている長い歴史を持つモデルです。

現行モデルは軽トラックタイプは2009年に4代目へとフルモデルチェンジしていますが、バモスと共に今回フルモデルチェンジの話が出ているのはライトバンタイプは1999年からモデルチェンジされていません。

当時のモデルとしては最新式の設計で、アンダーフロア方式MRにPGM-FI化されたエンジンを搭載していました。販売面では快適装備が充実したバモスの方がアクティよりも人気がありました。

ホンダ新型N-VAN(新型バモス・アクティ)の予想内容

では新型バモス・アクティのフルモデルチェンジの内容を見ていきましょう。

Nシリーズの新型N-VAN(エヌバン)へ

先ずはバモスのフルモデルチェンジでの大きな改革はバモスという車名を廃止してN-VAN(エヌバン)へと変更します。

これはホンダが本気で作った軽自動車で人気の高い成功モデルであるN-BOXを中心としたNシリーズファミリーに加わることになるということです。

NシリーズはN360のコンセプトを現在の軽自動車で再現したもので、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-BOX プラス、N-BOX スラッシュの5車種が販売されていますが、この6車種目にN-VAN(エヌバン)として加わることになります。

N-VAN(エヌバン)は、バモスとアクティを統一しての後継車となるために軽商用車と軽乗用車の2つのタイプが用意されます。

これによりNシリーズは軽自動車のほぼ全ての車種をラインナップに揃えることとなります。

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)のボディー関係

全長 3395mm×全幅 1475mm×全高 1785mm

ホイールベース 2525mm

アクティとバモスの現行の駆動方式はミッドシップレイアウトと呼ばれるMR方式です。

これは車体の寸法に制限のある軽自動車のボディーで最大の積載量を確保してビジネス用の商用車として車内に荷物をより多く載せるために考え出された各社共通の軽商用車の常識とも言えるものでした。

唯一の例外が最新式ともいえるダイハツのハイゼットキャディーでこのモデルはウェイクをベースにしたフロントエンジンフロント駆動のFFの商用車となります。

このハイゼットキャディーが新しい挑戦でもあったわけですが、N-VAN(エヌバン)でも同じ方式が取られるようです。このN-VAN(エヌバン)がFF方式となった際のメリットとデメリットを下記に並べてみると。

メリット

  • N-BOXと同じエンジンとプラットフォームが使用出来る
  • 最新のエンジンとなり燃費とパワーが向上
  • 最新の軽量なプラットフォームとなり燃費が向上する
  • 共通のパーツが使用できコストパフォーマンスが向上
  • Nシリーズとしての知名度が販売促進効果がある

デメリット

  • FFの為に積載量が下がってしまう
  • 重量物を荷台に積むとフロントの駆動輪過重が足りない
  • N-BOXベースのために簡素な低価格モデルを設定しにくい

商用車として考えると荷室空間は狭くなることが最大の問題と考えられていましたが、N-BOXのエンジンは縦置きで設置し更に室内空間拡大のためにセンタータンクレイアウト等を採用してだいぶ改善されています。

更に時代の流れの中で商用車においても快適性や経済性が求められる様になりその為にはFFの駆動方式のほうが最適と考えられたわけです。

後部座席をなくした荷室空間を優先した商用の積載量を高めたモデルが企画されています。

下の動画はダイハツでN-VAN(エヌバン)で採用予定のFFに切り替えたハイゼットキャディー試乗動画です。モータージャーナリストの人ではないので逆に率直な見方のモノと言えますね。

https://youtu.be/Z3c_Uwq-w-8

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)のエンジン

N-VAN(エヌバン)がN-BOX(エヌボックス)のプラットフォームが採用となりFFとなれば、N-BOX(エヌボックス)の自然吸気エンジンとターボエンジンが搭載されることとなるでしょう。

ただしエンジンに関しては2017年にフルモデルチェンジする新型N-BOX(エヌボックス)においてもエンジンはほぼ現行のスペックと同じとなるようです。プラットフォームが新開発となるだけにエンジンは次回ということらしいです。

エンジン種類 水冷直列3気筒DOHC ターボ 排気量 658 cc

  • 最高出力 64ps/6000rpm 最大トルク 10.6kgf・m/2600rpm
  • 燃費 2WD JC08モード23.8km/L  4WD JC08モード21.4km/L

エンジン種類 水冷直列3気筒DOHC自然吸気 排気量 658 cc

  • 最高出力 58ps/7300rpm 最大トルク 6.6kgf・m/4700rpm
  • 燃費 2WD JC08モード25.6km/L  4WD JC08モード23.6km/L

現行のバモスの燃費は、14.6kmから17.6kmですから現行のN-BOX(エヌボックス)と同じ燃費だったとしても大きな改善となります。

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)のミッション

トランスミッション CVT(無断変速AT)OR5速AT

正式発表があるまでどうなるのか最も判明していないのはトランスミッションとなります。

燃費と走行性能を優先して新型N-BOX(エヌボックス)のCVT(無断変速AT)を搭載するか、車両価格と商用車として耐久性を優先して5速ATかもしくは4速ATとなるのかはまだ決定してないようです。

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)の予想車両価格

現行のバモスは車両価格が1,320,000円から1,514,400円と安いことも特徴の1つと言えます。

これはフルモデルチェンジが20年近く行われなかったために価格が据え置かれた為に結果的に生まれたものです。その分基本設計が古いですし、先進技術の安全装備もありません。

これがN-VAN(エヌバン)となり新型N-BOX(エヌボックス)の装備が備わればその分価格にも反映されます。

ホンダの先進安全運転支援システム”ホンダセンシング”が搭載されて標準装備となればそれだけでも15万円前後のアップとなることでしょう。

現行モデルの車両価格から比べると最新のモデルの性能を手に入れることで車両価格が上がるのは致し方ないというところでしょう。

少なくともライバルのスズキのエブリイやダイハツのアトレーと同価格帯にはなると思います。

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)の発売時期

バモス・アクティのフルモデルチェンジで新型N-VANとしての登場はNシリーズの第2世代として発売になります。

Nシリーズの第2世代は新型N-BOX(エヌボックス)が2017年の夏から秋にフルモデルチェンジするところからスタートします。

そしてその新型N-BOX(エヌボックス)の基本データをフィードバックすることで最終調整が行われて、2018年かもしくは現行バモス発売の20周年として2019年での発売となるでしょう。

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誰でも出来る!20万円以上新車を安く買う4つの法則

2017.09.08

Nシリーズのその他のモデル

新型N-VAN(エヌバン)として加わることになるNシリーズには他にどの様なモデルがあるのでしょうか。

兄弟車となる5車種を見ていきましょう。

N-BOX(エヌ-ボックス)

Nシリーズの大将格となるモデルでスーパーハイト系ワゴンと呼ばれる現在の日本の軽自動車では1番人気のあるジャンルの車です。

ライバル車種は、ダイハツのタントやスズキのスペーシアで軽自動車で唯一規制されていない車高を不自然なぐらい高くすることで驚くほど広い室内空間を実現しているモデルです。その分走行性能や燃費性能が低かったりもするのですが、スライドドアを装備するモデルも多く利便性が抜群に高いジャンルです。

小さい子供がいるファミリーや主婦をターゲットとしたモデルです。日本で一番売れている軽自動車と言っていいと思います。

スーパーハイトワゴンということで、クラスNO1の室内空間を実現した車でその技術はホンダが長年培ってきた低床フロアを生かしシートアレンジやボディー形状も工夫を凝らしたものです。

更に動力性能に関しても高く機動性で不満が出ることもないでしょう。

スズキやダイハツに対してNSXまで創るホンダというブランドは大きなアドバンテージとなっているのは間違いないですね。

N-BOX(エヌ-ボックス)に関する記事は下になります。

ホンダ新型N-BOX:エヌボックスがモデルチェンジで燃費向上!2017年8月31日発売

N-WGN

N-WGN(エヌワゴン)は、従来の4ドアワゴンでライバルはダイハツのムーブやスズキのワゴンRであり、車内空間に関してはN-BOXとN-ONEの間の利便性になります。

ターゲット層は、単身者やファミリー層でその環境によりどちらでも対応できるモデルです。

ハイトワゴンと称されるジャンルのモデルです。

ライバルと比べると燃費性能だけはライバルより少し劣るのが現状なのですが、それを補って余る程他の魅力がエヌワゴンには満載です。

N-WGN(エヌ-ワゴン)に関する記事は下になります。

ホンダのエヌワゴン&N-WGNカスタムが新型へモデルチェンジして第2世代へ

N-ONE

ホンダが本気で軽自動車でNo1になろうとして開発したNシリーズの象徴的モデルで、エクステリアデザインを重視してまさに現代版N360といった車がN-ONEです。

そのデザインはホンダの名車N360をモチーフにデザインされた小さくて可愛いながらも所有するだけで喜びを感じるものです。

基本的に1人で乗るための車で、積載性よりも走行性能に拘る人向けです。そしてこの車を所有することで人生のアイデンティティとなる様なそんな車です。

独身者もしくは2台目の購入者がターゲットといったところでしょうね。

プレミアムコンパクトというように全てにおいてホンダの最新の技術と高クオリティーを有し価格も通常の軽自動車よりも高めの設定となっています。

ホンダの新世代軽自動車のフラッグシップモデルであり、エンジンはNAエンジンだけでなくターボもあり、トランスミッションはCVTが組み合わされます。

内装や外装もグレードにより異なり、また遊び心溢れる多くのオプションパーツがあり個性を出して長く乗ることが可能な車です。

ターゲット層は少人数で乗ることが多く経済的にも余裕のあるユーザーがターゲットでS660やBMWのMINIなどこの車を所有することで人生を豊かにすることを望むような価値観がある人となり、少しマニアな層になります。

でも、N-ONE(エヌ-ワン)に関しては、4ドアでなくて2ドアの方が良かったんじゃないかと思うのは私だけじゃないですよね?

N-ONE(エヌ-ワン)に関する記事は下になります。

ホンダN-ONE(エヌワン)のスペック内容と新型のモデルチェンジ情報と方向性

N-BOX +

N-BOXをベースに、シートや荷台の室内空間仕様を変更して積載性と使い勝手に特化したモデルがN-BOX+です。

荷室後部の床面をスロープ状に傾斜するように変更することで荷室容量を更に拡大するとともに積載性の向上も図り、車内スペースもベッドスペースにアレンジしたり荷室を上下に二分割したりすることも自由自在に変更可能とする利便性をさらに追求したモデルです。

ただし荷室容量や利便性が上がる分後部座席の快適性や車両価格が10万円以上アップすることでのコストパフォーマンスの低下などのデメリットもあるモデルなのであくまで、ホンダN-BOX+(エヌボックスプラス)とホンダN-BOX(エヌボックス)では、上級車種という話ではなくどちらが自分の求める車かで購入の選択を決めるものと言えますね。

N-BOX /(SLASH)

N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)は、ルーフを100mm低くすることでリアに傾斜するルーフラインを造り出しウインドウラインとのバランスを取り直しNBOXのハイトワゴン的な背の高いスタイルを一変させよりスタイリッシュでオシャレな車となる様にデザインされたモデルです。

そのために外観も2トーンルーフを採用したり色鮮やかな内装を施したりとより若いユーザーにも受け入れてもらえるように変更されています。

実はN-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)はエクステリアデザイナーが描いたラフスケッチがあれよあれよと企画が流れて本当に発売されてしまったという稀有なモデルです。

こんな時代だからこそ、こんな遊び心溢れるモデルがあっても良いですね。

でも実は悲しいお知らせが、、、、、、N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)は残念ながらこのモデルを持って廃止となることが決定したようです。

新型N-VAN(新型バモス・アクティ)のライバル車種

新型N-VAN(エヌバン)(新型バモス・アクティ)のライバルとなる車種はどのモデルでしょうか?

スズキ・エブリイ

エブリイは、スズキが製造・販売するワンボックス型の軽自動車です。

車種は2種類あり、5ナンバーとして登録する軽乗用車エブリイワゴンと4ナンバーとしての登録となる軽商用車エブリイがあります。

エブリイは英語のエブリイウェアーの意味でどこにでも出掛けて行くという意味です。

スズキ新型エブリィワゴンの多くの魅力とモデルチェンジ情報!

ダイハツ・アトレー

アトレーは、ダイハツが製造・販売をする5ドアセミワンボックスです。エブリィーと人気を二分するモデルです。

その意味はフランス語でアトライからの造語で”魅力的な”という意味です。

ダイハツ・ハイゼットキャディー

ハイゼットキャディーは、ダイハツが製造・販売をする軽自動車の商用バンです。軽乗用のスーパーハイトワゴンのウェイクをベースに開発されたモデルで、ハイゼットの派生車種としてFFの駆動方式に2シーターという特徴的な設計の商用車です。

その努力もあり最大積載量150Kgと立派な数字となっています。

バモス・アクティがフルモデルチェンジして新型N-VAN発売のまとめ

今回はホンダのバモスとアクティのフルモデルチェンジのその内容を見てきました。

軽商用バンとしては、FFの駆動方式という挑戦的なモデルとなりNシリーズにN-VAN(エヌバン)としてラインナップされる革新的な企画となっています。

これって軽商用バンとしては驚くべき内容ですが、今のNシリーズは勢いがありますから、そのまま成功させるつもりなんだと思います。

実はNシリーズは、第2世代となる際にN-BOX SLASHは廃止となることがほぼ決定の様なので、N-VAN(エヌバン)を加えて5車種となるでしょう。

ただN-VAN(エヌバン)も4シーターモデルの軽乗用車と2シーターの軽商用車となる可能性があるので実際はやはり6車種ということで良いかもしれませんね。

N-VAN(エヌバン)が発売になることでホンダの本気の軽自動車Nシリーズは完成ということでしょう。

Nの名前を付けるだけにN-VAN(エヌバン)もバモス・アクティから生まれ変わり完成度の高いモデルとして誕生することでしょう。

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