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【4号機】 爆裂AT機時代の設定配分と設定推測の奥深さ





今回のお話は

『過去に設定師の知り合いが居た』

というメリットを生かした記事になります。



その中でも今回は


『4号機爆裂AT機時代』


のホールで実際に投入されていた設定配分を

『設定師という身分上、”答え合わせ”付きで各設定の挙動が見えていた』

当時の現役設定師の生の声と共に紹介していきます。






⇩爆裂AT機時代の名機 サイバードラゴン
パチスロ画像 サイバードラゴン
©山佐





このお話の”答え合わせ付き”という事はとても重要な事で

僕ら一般ユーザーが、台の設定を推測しながらなんとなく挙動を見るのと

初めから台の設定を知っていて、台の挙動を見るのとでは

前者と後者とでは


経験値にとてつもない差が生まれます。





・・・例えば、当時の台の”猛獣王”が有るじゃないですか



⇩  猛獣王

パチスロ画像 猛獣王

©サミー



この機種の設定6のAT突入率は

『内部状態を問わず、完全ハズレ成立時の1/2』

という確率なんですが



・・・1/2という確率は怖ろしいものでして


僕の友人が、猛獣王で

『ハズレ6回連続スカ』

という挙動をしたので、その台を諦めたところ


・・・なんとその台が設定6だったんですよね。






そして、この挙動をユーザー目線で見ると


『設定判別要素が弱すぎるため、低設定と思い込んで打つ

▶設定6の”下振れ挙動”という認識にならず経験値を詰めない』


という思い出になってしまうので

確実なサンプルとして自分の糧になりにくいんですよね。




・・・猛獣王という機種を例にあげたことで

機種の特性上、後に答え合わせが出来るんで

少し例としては悪かったですけどね。




5号機の”バジリスク絆”とかの例だったら顕著だったかな?



・・・とにかく、最初から”答え合わせ付き”で稼働していると

『設定6でもこんな事が起こるんだなあ』

という、確かな経験値になるという訳です。





・・・高設定の”確定告知”が出てもスマホを見ている場合じゃないですよ!

経験値を積む千載一遇のチャンスなんです!



僕は以前に”サクラ”をやっていて

この”答え合わせ付きで稼働出来る”という事のありがたみを知っているので


パチスロを打っている上で

確定告知が来てからが楽しいという側面もあるんですけどね。




・・・設定判別が上手くなりたい方は頭に入れておいて損は無いと思います。






そんなこんなで、当時のホールの設定状況を紹介していきましょう。

もちろん、平常営業とイベント時では設定状況は大幅に違うんですが

今回はそこそこの優良店。


『イベント時に設定6を使う店』


の”サラリーマン金太郎”の設定状況を紹介します。




まず、前提条件として



・等価店

・金太郎は20台設置

・稼働はイベント時にはほぼフル稼働



という事を頭に入れておいてください。




...それでは平常営業から。



設定1  12/20

設定2  7/20

設定4   1/20




他の設定は入っていませんw

当時の情報なんで、詳しくは覚えていませんが


要は

『設定1と設定2がおよそ半々で、設定4が1台入っている』

というような事を設定師が言っていました。




・・・月末か月半ばかでも違うらしいんですが、平常営業なんてこんなもんです。



当時のホールで、お客さんは”事故”を願ってジャブジャブお金を入れていた・・・

そんな時代なのであります。




…次に、イベント時の設定を紹介します。



設定1 14/20

設定2  3/20

設定6  3/20



こんな感じです。

みなさんはこの設定配分を見てどう思いますか?



一般ユーザーからしてみれば

「設定6が3台しか入ってない!ボッタくり!インチキ!」

なんて思うかもしれませんが、設定師の目線の談話を聞くと



「めっちゃ怖い、どうなるか読めない」


というのが、設定師の心理だそうです。



...どういう事か解説していきましょう。






当時のAT機、特に金太郎は

『高確率状態でATを引かなければ、出玉を大量に獲得出来ない』

というスペックでしたので


たとえ、設定6を投入しても

『5000枚しか出ない不発』

なんて事もあったのですが、




...金太郎の設定6の出玉はアベレージで言うと10000枚くらいはあった上に

『高確率状態でATを引きまくる』

というヒキ神が金太郎を打てば3万枚くらいの出玉は射程範囲でしたので

まあ、ホールとしては”設定6は10000枚出されるのを覚悟する”という設定だったんですよね。




で、設定1or設定6の営業の何が恐ろしいかって

『設定1の誤爆』

なんですよ。



・・・そして、誤爆が結構な頻度で起こってしまうから

稼働が悪いホールなどは設定6を使えないという事もあったんですね。




設定1で誤爆されると酷いですよ!

設定6は安定して出る上に、設定1でも出されるという

ホールとしては地獄のような光景になるんですからね...



設定4を最高設定にするホールがあるのも頷けますね。




...という訳で、イベント時の設定師の心情は

『設定2で最初だけ良い挙動をして、出来るだけ吸い込め!』

こんな感じだったそうです。



ちなみに、ホールが設定2を使うメリットは



・偶数設定の挙動をする


・設定4と間違えた人が全ツして負けることもある




という運任せの吸い込み要因だったと聞きます。



たまたま最初に良い挙動をした設定2を

中身を知らないお客さんが

「設定4かもしれない」

と勘違いをして粘るのを期待していたそうです。






・・・この感じは見極めが難しいですよね。


最近の台で言えば、番長3の設定5を視野に入れていたとして

『最初のBBで絶頂対決を引いてしまった場合』

どこで見切りをつけるのか・・・




これは、人それぞれ判断基準が違うと思いますが

『BB4回まで見る』

という人や

『BB8回で見切る』

なんて人、通常時の挙動も併せて見切る人が居るかと思いますが



・・・皆さんはどうしていますか?






これは各々の番長3の設定5の扱いにもよると思うのですが


僕は一貫して

『設定6を狙って、その結果設定5なら打つ』

という姿勢にしていました。




...設定6が薄くなった時点で設定5が濃厚になっていなければ

容赦なく捨てます、キリがないんで。




というのも、番長3は

まず、AT中にBBを引くのが大変ですから

展開次第では設定の判別をする事さえままならないですね。


で、番長の設定5は魅力的な機械割なのですが

その割はすべて絶頂対決に振り分けられていると言っても過言ではなく


通常時は設定1と比べても

『わずかに確定チェリーと通常BB が引ける』

くらいの感じに設計されていますので


ATに入れる→さらにBBを引く→1/4を突破し絶頂対決に突入させる

という流れは、下手をすれば1日に一回も出来ない

そんな設定5も多々見てきています。




そして、終了画面の”金閣寺出現”という

設定5濃厚演出は存在しているので明確な攻め時は存在しているものの


反対に、見切り時を甘くすると

『いくら回しても、設定5の確率を0にはできない』

と僕は思っていますので

僕は設定5は”天下の回りもの”くらいに考えて

捨ててしまってもしょうがないと考えていました。





ちなみに、僕が番長の設定5を掴むときは

だいたい、設定6を狙っている上で


「通常BB が来たな」


とか


「確定チェリーが来たな」


なんて感じで、高設定を匂わせる挙動が起きた上で

絶頂対決に突入する、金閣寺が出現したのでしょうがなく回す

というパターンが多いですね。


・・・設定5は安定感が無いので好きじゃないんです。




番長3で1回目のBBで絶頂対決に突入する確率は

設定5以外でも現実的な確率なので

過信は禁物ですぞ!






・・・なんで番長の話をしているんだろう。




次回は裏モノの設定状況と、各設定の役割や小話をしていきますので

お時間が有る方は是非見て行ってください。



今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
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