11月14日、私は彼(旦那様)と前から行ってみたかった神奈川県厚木市にある「七沢観音寺」に行ってきました。
本当は夜に違う場所に行くつもりでしたが、彼の都合で行けなくなり、それなら前から行きたかった「寺沢観音寺」に行きたい、と言いましたら彼が連れて行ってくれました。
正式名称は「村中山福聚院観音寺(そんちゅうざんふくじゅいんかんのんじ)」と言うらしいです。
何故この場所を知ったかと言うと、Facebookで知り合いになったドラマーさんが鳥が大好きな方で、その方も厚木に住んでおられるのですが、その方を通じて住職の林 慈照さんとFaebook上でお友達になりました。
住職の林様は動物たちを保護し、山羊、鶏、オカメインコ、タイハクオウム、蛇五匹、ガチョウ等と仲良く暮らしているそうです。
と言う訳で、動物好きの私としては「七沢観音寺」に是非行ってみたいと思ったんです。
一度、行こうと思っていた日があったのですが、私が体調が良くなかったので諦めたのです。
だから11月14日、厚木なら近いし、特にお金がかかる訳ではない、という事で遊びに行く事に決定したのです。
それで住職の林様にFacebookのメッセンジャーで「今日訪ねようと思いますがご在宅ですか?」というメッセージをし、「午後2時ごろにはいるようにします」というお返事をいただき、早速車に乗り込んで「七沢観音寺」へGO!!
厚木市は広いですから、なんかどんどん山奥の方へ。
「七沢温泉」という温泉地がありまして、たくさんの温泉旅館の横を通り過ぎ、さらに山奥へ。
看板があり、なんとかカーナビも頼りにして到着いたしました。
「七沢観音寺」は七沢温泉街の山裾にあり、本山は天台宗比叡山延暦寺だそうです。
関東管領上杉定正公の愛馬である「月影」供養のお寺として知られる古刹(由緒ある古いお寺)です。
曇天模様の空の下、霊園が広がっていました。
上っていくと観音様でしょうか?
大きな像がありました。
更に上っていくと、階段のところに子供の像?がありました。
お寺のお掃除をする小坊主さん、って感じですかね?
階段を上らずに横に行くとお寺を発見しました。
「本堂」は思っていたより小さ目な感じがしました。
左側に見えるのは「勢至堂」で、「勢至菩薩」が勢至堂本尊としてお祀りされています。
住職の方が見当たらなかったので、取り敢えず家と思われるところに行き、チャイムを鳴らしました。
「ピンポーン」って音がして、住職さんが出てきました。
私は動物と触れ合いたい旨を伝えていましたので、タイハクオウムの「ヒナタちゃん」を連れて来てくれました。
そして本堂に上がらせていただきました。
本堂の中は思っていたよりも広く、奥行きがありました。
本堂の中も撮影したかったのですが、なんとなく神聖なものを汚すようで撮影できませんでした
白い馬の像がありましたが、それが「月影」でしょうか?
ホットカーペットを付けてくださり、奥様も一緒にいらして美味しいハーブティート大好きなかりんとう饅頭をいただきました。
ヒナタちゃんはとっても可愛くて、腕の上を行ったり来たり。
鳥が苦手、と言っていた彼も腕を出してヒナタちゃんを乗せて楽しんでいました。
「猫に関心があるんですか?」と住職さんに尋ねられたので、「動物全てに興味があります」と答えました。
人間のせいで環境破壊が進み、絶滅した動物たち、絶滅の危機に瀕している動物たち、温暖化のせいで氷が解けて住める場所が少なくなってしまい、数がどんどん減っているホッキョクグマなど、私は動物全部に対して関心を持っています。
「人間のせいで」数が減ったり、絶滅してしまった生き物は本当にたくさんいるんです。
レッドリスト(国際自然保護連合(ICUN)が絶滅のおそれのある世界の野生動物の状態を査定したリスト)に掲載された、1600年以降に絶滅した種の数は、700種あまりにのぼります。
このうち20世紀に絶滅した種が正確に何種なのかは分かりませんが、絶滅年は確定しにくいものの、確実と思われるもの以外を除外してみると、過去400年に絶滅した哺乳類のうち45~50%は、20世紀になってから絶滅したとみられています。
また、鳥類については100種あまりの絶滅種のうち35~40%が20世紀になってから絶滅したようです。
この数字を見ても、絶滅のスピードが加速していることがわかりますが、今後はさらに地球温暖化の影響なども、絶滅に拍車をかける要因になると考えられるし、絶滅のスピードを抑制することは極めて難しいと考えられています。
45億年にわたる地球の歴史を、24時間の時計に当てはめてみると、人類は最後の1分を切ってから出現した、「新参者」です。
ですがその人類が原因をつくって、最後の一瞬の間に大量絶滅を招いているのです。
私は時々、人類だけ世界からいなくなればいいのに、と思ってしまいます。
そうすれば環境破壊がストップし、絶滅を危惧されている動物が復活してくれるかもしれないからです。
でもそれは無理。
だから「いなくなればいいのに」と思うだけ。
さて、話が飛びましたが、ヒナタちゃんは私達といる時はとっても大人しくしてくれていたのですが、けっこう鳴き声が大きかったり、いきなりくちばしで噛んだりするんだそうです。
ペットとして鳥を飼う事についての知識が全然なかったので、「鳥をペットとして買う事の大変さ」も知りませんでした。
まず、鳴き声がけっこう大きい事。
住宅街で飼ったらご近所迷惑になってしまいます。
それから「粉」。
全然知らなかったのですが、鳥は羽の摩擦を防ぐために粉を身体にまぶしたようになっていて、その粉の掃除がかなり大変なんだそうです。
換気扇が詰まるとか、かなりすごいみたいです。
私はヒナタちゃんの羽の中に手を入れさせてもらいましたが、確かに白い粉が手に付きました。
掃除が大変なんですね。
全く知らない事でした。
それから行動がいきなり変わる、というお話も聞きました。
静かに撫でられて大人しくしていたのに、いきなり噛みついてきたりするのだそうです。
予測不可能で怖いと。
しかも噛む力が強くて肉がちぎれる事もある、とか…
私の着ていた洋服を見て、それくらいの洋服だと簡単に噛み千切っちゃいますよ、と言われて「鳥を飼うってずいぶん大変なんだな」と思いました。
あと、猫や犬の里親募集の様に、鳥専門の里親募集の団体があるそうです。
それも初耳でした。
その里親募集の時に、最初に出てきたFacebookの方と知り合いになり、交流するようになったんだそうです。
ヒナタちゃんとお別れして、今度は境内に放し飼いにされている鶏や烏骨鶏を観察しました。
鳥小屋に入れず、敢えて放し飼いにしているそうです。
でも、タヌキが鳥たちを狙っていて、タヌキを捕獲する罠を先日は仕掛けて、まんまとタヌキを捕まえたとか。
奥様はタヌキを料理してみたかったらしいのですが、住職さんはそれが嫌で速攻保健所に引き渡したとか。
でも奥様が言うには、今の時期は冬に備えていっぱいエサを摂っていて、とても肥えていて美味しい時期だし、「臭腺」という場所を傷付けなければ臭くならずに食べる事が出来るのでタヌキ料理、やりたいのになぁ、とぼやいておられました。
鳥さんたちは毎日の様に卵を産むので、卵がいっぱいGETできるそうです。
食べ切れないくらいたくさん、と言っていたので「それなら下さい!!」と言いたかったけれど言えず…
その後、蛇も連れてきてくださいました。
大きい蛇たちはただいま脱皮の途中という事で、脱皮したばかりという小さい蛇さんを腕に乗っけてもらいました。
彼は逃げ腰
この前みなとみらいにある「Orbi Yokohama」に行った時も蛇と触れ合える時間があったのですが、彼は参加しませんでした。
可愛いのに、ねぇ
どうやって食事をするのかなどを教えてもらい、感心。
こんな小さな蛇でもねずみを丸ごと飲み込んじゃうんだからすごいですよね。
そしてだんだん寒さが強くなってきたので帰る事に。
檻の中にいたダチョウさんにご挨拶しました。
帰りがけに池を発見。
カエルとかいそうな感じですよね。
私はカエル、好きだけれど、彼はカエルもダメなんです。
可愛いと思うんだけどなあ。
ヤギもいるんだけれど今は岡の方に放し飼いしている、というので上の方を見ながらお暇いたしました。
最初に見た大きな像の上あたりにヤギさん、いました。
どうにか近づこうと思ったのだけれど、登れず断念
そして車に戻り、帰路につきました。
そうしたら雨が降ってきて、ああ、ちょうど良いタイミングで帰れたね、って彼と話しました。
いろいろと学べて楽しい一日でした。
今度はもっとお天気が良い日にまた訪れたいと思っています。
終わり。
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