朝7時半にソウルを出発！とうとう辿り着いたピョンチャンパラリンピック！

Hello！奈良市菖蒲池の英会話教室アイリス英会話クラブ

幼稚園児から高校生まで、英語が話したくなる気持ち作りのスペシャリストTaishiです！

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肌、目、髪、肌の色、文化、宗教が

違っても、色眼鏡で見ずに自分で考え、

そして行動出来る人を育てる人間育成を

しています。

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【迷いながら11時半についに会場へ到着】

さて前回の続きなのですが、KTXに何とか乗れることになってバイアスロンの会場がある珍富駅に向かいます。

＞＞国内よりも近い？日本からわずか1時間半！行ってきました初韓国へ！！

KTXに乗って清涼里駅～珍富駅は1時間20分ぐらいです。
この電車の出発は9時22分。朝7時半にホテルを出たのに右往左往したせいかソウル市内の移動で随分と時間がかかりました。
佐藤圭一君に念のため最寄り駅を確認したのですが、前日に来た彼の返信が、

「Taishiなら何とか来れるよー！」

いや、答えになってない！！(笑)

乗車前にテロ対策のためのセキュリティチェックがあったもののなんとかKTXに乗車！！列車の印象は新幹線よりも特急みたいなデザインかな？

世界の車窓から(笑)
KTXの中にはFree Wi-Fiが飛んでいたのでインターネットも出来て快適。
列車で韓国人のおじさんに話しかけられ、韓国語で覚えているフレーズで、

「私、韓国語話せません。(^^;」

と返すと笑顔で返してくれたり、そんな事もありました。

そうこうしているうちに珍富駅に到着！！
ここではピョンチャンオリンピック、パラリンピックの公式キャラクターがお出迎え。
けれどこの時点で時間は10時半！
試合は確か12時からだったはず！！

なんとしてでも圭ちゃんに会いに行くためにここまで来たんだから、絶対辿り着いてやる(笑)
そんな変なやる気を出しながら、急ぐ急ぐ(汗)
ここまで来て圭ちゃんの試合を見逃したらシャレにならない(笑)

駅にはオリンピック、パラリンピック用の案内所が設けられていて、そこでバイアスロンセンターへのシャトルバスを確認して乗車！

バスの中で珍富駅でいただいたピョンチャンパラリンピックのガイドブックに目を通して立位、バイアスロンのレース時刻を確認。
降車後、絶対に会場を探す時間を取られることを想定しながら走る覚悟もしていました(汗)
この時すでに11時。
試合は12時から。

やっぱり迷った(笑)
けれど何とか到着！！
さて佐藤圭一選手を探しますか！！

会場の中を、時間がないのでボランティアスタッフの人に英語で尋ねまくる。

「男性の、立位、欠損のバイアスロンは何時からですか？？」

とりあえず12時5分スタート予定である事がわかった！！

なんとか間に合ったー！！

【そしてやっと見つけた佐藤圭一選手】

会場をぐるぐる。

どこでスタートしてどこにゴールするのか。

確認しながら動画も撮ってみました！

とりあえず到着証拠ムービー(笑)

ちょっと会場案内してみました。

会場の雰囲気はこんな感じでノリノリ。

韓国語でアナウンスが流れているけれどわからない(汗)

この旅でハングル文字も読めない、韓国語もわからない、その中で

読める、聞けるって幸せだな～と改めて確認。

そうこうしているうちに男子、立位、バイアスロンレースが始まった！
最前列まで行って探していたら奇跡的に圭ちゃん発見！！
ピンク色がトレードカラーだと思い出して、パンツに書いてあるJapanとピンクのフードを被っていたのを見て彼だと確信しました！

「圭ちゃん、頑張れーーー！！」

僕、めちゃくちゃでかい声出してましたよ(笑)

最後のゴールシーン。
次はあるかどうかわからない。
だからやっぱり、しっかり最後まで時間の許す限りしっかり見たかったんです。

2005年にカナダでゼロからスタートして、アルバイトをしながら遠征費を貯めて、僕の部屋探しについて来てくれてスタバでコーヒーを飲みながら彼と、圭ちゃんとバンクーバーで出会って話をした時、

「俺、周りの人全員ライバルと思ってるから」

これを言われた時はものすごく驚いて、世の中こんな人もいるんだなと衝撃を受けました。
けれど目の前で滑っている彼は、周りのたくさんの人のサポートを受けながら合計4回ものパラリンピックに出場し、いつの間にか周りにたくさんの、ライバルじゃない、彼をサポートしてくれる仲間が出来ていました。

むちゃくちゃ尖っていた20代からすっかり角が取れた30代になって、そして夢を現実のものにしている彼を見ているとなんだかそれがものすごく嬉しくって、

帰った後夜、ホステルで泣いていました(笑)

人って嬉し過ぎると嗚咽するぐらい泣くんですね(汗)

結果は惜しくも9位！
入賞まであと一歩でしたが初戦だったので逆に良かったのかな？

圭ちゃんの試合を観戦した後、まだ時間があったので他の試合を見ていると視覚障害、立位のレースがやっていました。
前を滑る人がガイドで後ろが選手。

太い信頼関係が築けていないと選手は思いっきり滑れないんだろうなとパラリンピックの面白さを感じました。

これ、なんかすごい経験させてもらってる。
英語も話せるし、パラリンピックの会場を生で体感したし、会場運営についても便利さや不便さを感じたし、こういう経験したから、

自分もまた圭ちゃんの試合を見たいし、それに誰かの、そこで困っている人のために2020年、東京パラリンピックでサポートスタッフしよう！

そう感じた2018ピョンチャンパラリンピックゲームでした。