}); }); 忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「辞める」という言葉は岩のように重い



普段読んでいるブログの中に、30代後半でバイト(パート)をしている男性のブログがあります。


仕事内容については伏せて書かれている部分が多く、その方がどういった仕事をしているのかはハッキリ分かりませんが、ブログ内では職場に対する不満が書かれています。
特に書かれているのは正社員である上司に対する不満。
その上司は基本的に仕事が出来ない上、滅茶苦茶な人員配置の変更を行い現場の状況を悪化させる人物。
パートやバイトたちからは「口だけで何もしない」や「給料泥棒」など不満が続出しているそうです。


と、そんな上司にそのブログ主は嫌気が差し、ある時期から「辞める」ということをブログで公言しました。
最初は「そろそろ辞め時かもしれんなぁ」という感じでしたが、月日を重ねるにつれ上司への不満がたまりある一件により爆発。
心の中で「2016年の冬までに辞める」と決意し、それをブログに書いていました。
だから自分はその方の動向を気にしていたのですが・・・。
しかし、それから数カ月。
その方は2017年6月現在でも働いています。


まぁ生活のこともありますし、次の仕事が見つからない限りは辞めるわけにはいかない等の理由があることは察しています。
また自分が辞めることによる職場への影響を考えて「辞めるタイミング」を図っていることもあるようです。
しかし、だいぶ前からその方は「辞める」とブログ上で繰り返すわりには、「〇〇が終わったら辞めよう」や「ボーナスのようなものをもらってから・・・」と言って伸ばし伸ばしにしています。
また休日などに仕事探しはしていない模様。
「きょうは休みでしたが、1日何もせず終わってしまった」などブログに書いています。
そんなブログを数カ月読んでいると、いつしか俺の中にはこんな感情が湧き上がってきました。
「けっきょくこの方はどうしたいのだろう?」と。
その方に対する不信感のようなものが募ったのです。



と、そんなことを感じたとき、あることを思い出しました。
それは自分が正社員時代、ある同僚に仕事を「〇〇までに辞める」と伝えたときのこと。
同僚に退職することを言ったときは本気で、3カ月以内に辞めるつもりでした。
しかし、実際に辞めたのはそれから1年以上経ってから。
このとき、自分の中ではウソをついたつもりはないし、たいした問題でもないことのように捉えていました
でも今思い返してみると、その俺が辞めると言った3カ月から1~2カ月経ったころ、その同僚の俺に対する反応が妙に冷たくなったように思えるときがありました。
何を言っても「あっそうですか・・・」みたいな。
その当時はそういう反応を見ても「あれ?」と思っていました。
「機嫌でも悪いのかな?」と。
しかし、今なら分かります。
要は同僚は俺が「辞める」と熱く語っていたわりに辞めない姿をみて、内心呆れていたのでしょうね。
「あれだけ言ってたのになんなんだよ(怒)」という感じで。


だから「辞める」と誰かに伝えたら、それは決して軽くない言葉なのだと今さら思い知りました。
これが「辞める相談」などであれば話は別なのでしょうが、強く「辞める」と一度言ってしまったら周りは自分が考えている以上に重く受け止めてしまうもの。
一瞬でも本気で熱く語ったしまったら尚更ですね。
でも、言った本人としては、そのときは本気でそう思っていたにしても考えが変わったり、自分が言ったことは忘れやすいもので・・・。
逆に他人ほどこういうものを淡々と「一つの出来事」のような感じで覚えているから、お互いの感情にも差が出てくるのでしょうね。


と、そんなことを思い出し、俺もいまそのブログ主に対して感じている感情が何だのか分かりました。
つまり「辞める辞める詐欺」っぽくなっているからイラついているのでしょうね(笑。
ま、仕事に限らず、何でも「辞める辞める」と繰り返し吠えるわりに辞めない奴というのは周りをイラつかせるもの。
俺も気を付けようと思います。

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[3回]

PR