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「最後」が増えていく

 
 
数日前、母が新車を購入。
 
 
買い替えるにあたり、今は仕事などで使っているわけではないため、「息子である自分と併用にする」や「普通車から軽に変更する」などの話はちらっと母からありましたが、けっきょく今乗っている車の新しいバージョンのものをそのまま買うことにしたようです。
まぁ2人で併用するというのはなんだかんだ言って不便な部分もありますし、今まで普通車に乗り続けていてその車体の大きさやパワーに慣れている母ですから、これはこれで良かったのだと思います。
昨今は軽でも十分なほど性能がいいですが、やはり普通車と比べると多少は劣る部分もありますしね。
もともと自分が金を出すわけではないですから、何も言える権利はないですが(笑。
 
 
で、今回は母が珍しく自分の好みであえて派手目な色の車を選んだとのこと。
いつもなら父と相談してというか、そこら辺は適当に決めるのに、「なぜ今回に限って・・・」と思っていたらこんなことを母がボソリ。
「これが最後の車になるからねぇ・・・」。
 
 
自分の母はすでに60代後半。
そして、頻繁に遠出をすることを考えればおそらく8~10年くらいは乗るでしょうから、本当にこれが最後の車になるのかと思います。
もし10年後とかに「75歳過ぎても乗る」と言われたら、母の運転技術的なものを考えたらやめさせると思いますし。


と、言われてみれば至極当たり前のことですが、少し前から車の買い替え話を聞かされていてもこのことが頭になかった自分は、この言葉を聞いて「ズシン」と心にきました。
40歳も過ぎた今となっては、これからはこういう「最後」が山ほど増えていくのだと分かると、なかなか心に圧し掛かってくるものがあります。
これはさすがの自分でも楽観視できません。
いやでも迫ってくるものに恐怖を感じます。
でも、これが避けようのない現実というやつなのですよね・・・。
 
 
そんなわけで、ここ2~3日は微妙に落ち込んだりもしましたが、こればかりはどうしようもありません。
ま、そのときが来るまでに自分が出来る範囲で何とか母が運転できなくなっても対応できるようにしておこうと思います。
ちなみに今回母が買った新車には、ブレーキの踏み間違いを防ぐ機能が付いているとのことで少し安心しました。
一緒に生活していると気付きにくいですが、やはり年齢も年齢でだいぶ衰えているでしょうからね。
今はよくてもこれから数年後のことを考えると、現時点でそういう車を選んでくれてホッとしています。
結局何かあれば他人の命も危険にさらす可能性がありますから・・・。
 
 
とはいえ、完全に安心できるわけでもありません。
母が車に乗り続けている間、普段からボケていないかチェックしようと思います。
そして母が、この最後になる車を無事故で8~10年乗り続けてドライバー生活を無事に終わらせてくれることを願います。



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