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ドーパミンが食欲のコントロール、特に食事の満足コントロールすることがわかりました。また、過食症においてはドーパミンの不足が見られることから、ドーパミンの活用が改善に繋がることが期待されています。

ドーパミンとは

脳内ホルモンのドーパミンは、神経細胞と神経細胞の間の信号を運ぶ物質で、快楽ホルモンとも呼ばれ、脳の報酬系と言われる部分に作用して、脳に快感を与えます。

食欲の調整機構の一部を担うドーパミン
ドーパミン量が多くなると快感刺激が大きくなり食欲が弱まり、ドーパミン量が少なくなると快感刺激が小さくなり食欲が強まるということが、fMRI(機能的核磁気共鳴画像撮影)やPET(陽電子放出断層撮影)を用いた実験によって確認されています。このように、脳内のドーパミン量は食欲の調整機構の一部を担っています。

ドーパミンは満腹感をコントロール
食欲の調節には、脂肪細胞から分泌される「レプチン」というホルモンも関係しており、レプチンが多く分泌されると食欲が低下しますが、食事の満足度は神経細胞間の「ドーパミン濃度」によってコントロールされており、食欲そのものは脳の満腹・空腹中枢から分泌される各種のホルモンによって強くなったり弱くなったりしているのです。

摂食障害患者はドーパミンが不足

摂食障害(拒食症・過食症)の発症や経過は、脳内の「報酬系」と呼ばれる部分のドーパミン濃度と関係しているが、特に過食症ではシナプス間隙のドーパミンが少なくなっているために(あるいは感度が悪くなっているために)食欲が増進しやすくなると考えられています。簡単に言えば、ドーパミンによる快楽刺激が少ないために、常に空腹感(飢餓感)を感じやすくなり、ドーパミン感度が悪いために、いくら食べても満腹したという満足感を感じにくくなっています。

ドーパミンを分泌させる方法

以上のように、不足しているドーパミンを補うことで、過食(症)の改善が期待できます。そこで、ドーパミンを活性化する方法については、次のレポートをご覧ください。

http://blog.livedoor.jp/murayoshi25251-mn821/archives/1064238029.html

摂食障害を改善する脳内物質ドーパミンを分泌させる方法

 
 
書籍紹介: 過食症かな?とちょっと思ったら最初に読む本

 http://books.rakuten.co.jp/rk/c0c436fde6843bdb9f03760b130c3539/ 

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