イスラエルがカイロでのガザ協議から離脱、事前のホワイトハウス楽観論と矛盾

2024-03-27 (Wed)

こちらは、以下の『ZeroHedge』さん記事の翻訳となります。
↓
☆Israel Opts Out Of Gaza Talks In Cairo, Contradicting Prior White House Optimism

ホワイトハウスが、イスラエルはすでにガザでの 6 週間の停戦提案を「基本的に受け入れた」と楽観的な声明を発表したのは土曜日のことだった。しかし、停戦は「近い」というバイデン政権のバラ色の評価は、イスラエルの行動によって再び完全に否定された。

「日曜日にイスラエルは、停戦とガザからの人質解放のための協議のためにエジプトに代表団を派遣しないことを決定した、とイスラエル政府関係者が CNN に語った」と CNN は書いている。バイデンが「月曜日までに」停戦の可能性があると発言したのはほんの数日前のことである ─ しかし今、週末の時点ではイスラエルはカイロの協議に参加すらしていない。

CNN の情報筋によれば、イスラエルの代表団が留まっているのは、ハマスが次の二つのイスラエル側の要求に応じる時間がなくなったからだという：

・人質のリスト、誰が生きていて、誰が亡くなっているかを明記すること。
・人質と引き換えにイスラエルの刑務所から釈放されるパレスチナ人囚人の比率の確認。

ネタニヤフ政権は数日前、この次の協議は、ハマスが人質全員の名前と現在の状態を事前に確認することを条件とすると語った。

イスラエルは、10 月 7 日に拉致された 130 人の人質が拘束されたままだと考えていると発表しているが、悲劇的な現実として、何人か、あるいは多くの人質がすでに殺されている可能性がある。

イスラエルは交渉官を派遣していないが、ハマス幹部は日曜日にカイロに到着したと CNN に語った。同報道によれば、ハマスの要求は以下の通り：

・恒久的な停戦。
・情報筋が「占領軍」と呼ぶもの（つまりイスラエル軍）のガザ地区からの撤退。
・南部から北部への避難民の帰還。

しかし、ネタニヤフ首相は、完全な軍事撤退の要求を繰り返し「妄想」と呼んでいる。

タイムズ・オブ・イスラエル紙や他の現地情報筋は、イスラエルが交渉官を派遣していないことも確認している：

チャンネル 12 によると、戦争内閣と専門家グループは全員、ハマスの反応を考えれば、現在進行中の協議のためにエジプトに代表団を派遣する意味はないとの意見で一致したという。

イスラエルは、10 月 7 日以来拘束されている 130 人の人質のうち 31 人が死亡したと発表した。協議の第一段階は、6 週間の休戦の間に、女性、子供、老人、病人を含む 40 人の人質を解放し、約 400 人のパレスチナ人治安維持囚と交換することだと報じられている。この概要は、戦闘の一時停止期間を延長し、さらに多くのパレスチナ人囚人を釈放する見返りに、生死を問わず残りの人質をさらに段階的に解放する交渉を行うことを定めていると伝えられている。

一方、つい先週の火曜日…

President Joe Biden said Monday that he hopes there will be a cease-fire in the Israel-Hamas war by next week. https://t.co/bcXCx4WJom pic.twitter.com/i6dL1JBBQP
— NBC Politics (@NBCPolitics) February 26, 2024

これらのことは、イスラエルによるラファへの攻撃が続行される可能性が高くなったことを意味し、多くの国際関係者は、南部の都市が 100 万人を優に超える難民で埋め尽くされ、その多くがテントや仮設建築物で生活していることを考慮し、警告を発している。

ランキング参加中で～す＾＾　ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓