2018-02-23 (Fri)
対偶(たいぐう、英: Contraposition)とは、ある命題が成立する場合に、その命題の仮定と結論の両方を否定した命題も成立するという命題同士の関係性の事を言う。
命題「AならばB」の対偶は「BでないならAでない」である。
通常の数学では、命題「AならばB」の真偽とその対偶「BでないならAでない」の真偽とは必ず一致する(すなわち真理値が等しい)。
数学では、元の命題「AならばB」の証明が難しくても、その対偶「BでないならAでない」の証明は比較的易しい場合がある。「AならばB」と「BでないならAでない」との真偽は一致するので、このようなときには対偶「BでないならAでない」のほうを証明すれば「AならばB」を証明できる(対偶論法)。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 さて今度は、ある命題に関しての【正、逆、裏、対偶】というものについて考えてみたい。
やはり、まず具体例を一つ挙げてみよう。【“巨人軍の選手はプロ野球の選手である”】という命題を例に採ると、【正】というのは、いうまでもなく【この命題そのもの】である。
【逆】は、【“プロ野球の選手であれば巨人軍の選手である”】で、これは【命題として正しくない】。
次に【裏】の命題だが、それは【“巨人軍の選手でなければプロ野球の選手ではない”】となる。これも【命題としてはもちろん正しくない】。
最後に【対偶】の命題だが【“プロ野球の選手でなければ巨人軍の選手ではない”】となって、これは【正しい】。今挙げた例では、【正の命題と対偶の命題】は【正しく】、【逆と裏の命題】は【正しくない】ということになる。
それでは、もう一例、採りあげてみよう。またまた野球の例だが【“ピッチャーはバッターにボールを投げるのが役目である”】という命題を考えてみよう。この場合、【逆】は【“バッターにボールを投げる役目がピッチャーである”】。【裏】は【“ピッチャーでなければ、バッターにボールを投げる役目ではない”】。そして【対偶】は【“バッターにボールを投げる役目でなければピッチャーではない”】となる。野球を知っている人なら、【これらの命題がすべて正しい】のはおわかりだろう。
以上の二つの例から言いたかったのは、【ある命題について、正が成り立てば対偶は必ず成り立つ】。しかし、【逆と裏は、成り立つ場合と成り立たない場合がある】ということである。
ただし、逆の命題と裏の命題だけを取り出して考えてみた場合には、【逆を正とした場合、裏は対偶という関係】になっているから、【逆の命題が成り立てば裏の命題も必ず成り立ち、逆が成り立たなければ裏も成り立たない】ということがいえる。言い換えれば、【正と対偶は必ず同値関係】にあり、【逆と裏も必ず同値関係】にあるということである。
こうした【数学的論理】を知っておくと、どういうメリットがあるか。
経済学の考え方の対立を例に採ってみよう。【古典派経済学】のもっとも基本的な命題は、【“市場を自由競争に任せておけば、経済はうまくいく”】というものである。とすると、【“もし経済がうまくいっていないとすれば、どこかに自由競争でない部分がある”】(【命題の対偶で同値】)ということで、その部分をチェックして自由競争に戻せば、再び経済はスムーズに動き始める、という論理になる。
それに対して、古典派経済学に対立する【ケインズ派の経済学】ではどうか。【“自由競争に任せておいたって経済がうまくいくはずはない。経済がうまくいくためには、有効需要を増やすための財政政策が不可欠なのだ”】と考える。そうした古典派経済学とケインズ派の論争の意味を知るときなどに、数学的な論理を導入すると、実に的確な把握が可能となるのである。』
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「数学」の本質である「論理」を知ることで、契約社会とも言われる欧米社会の根底にある「論理」や、キリスト教の精神の根幹にある「論理」などが、すべて「数学の論理」から説明することができ、一方で、それらとはまったく異なる、私たち日本人の思考方法に基づく「常識」が、「数学の論理」からは説明不可能であり、それらの日本人と欧米人の考え方の違いを「数学の論理」で浮き彫りにすることで、私たち日本人一人ひとりに「気づき」を与えてくれる良書となります。
さて、本文中に書かれていた「命題に関しての正、逆、裏、対偶」の関係を、簡略化して書かせて頂きますと、次のようになります。
正 : ( A ) は ( B )である
逆 : ( B )であれば( A )である
裏 : ( A )でなければ( B )でない
対偶 : ( B )でなければ( A )でない
正と逆は「である」で前後がひっくり返ったもの、裏と対偶は「でない」で、前後がひっくり返ったもの、正と裏は「である」か「でない」かの違い、となっています。
で、『正 : ( A ) は ( B )である』という命題が成り立つ(=真)とき、AはBの「十分条件」、BはAであるための「必要条件」と呼ばれます。
それでは実際に使ってみましょう。
☆櫻井よしこ「朝日新聞ばっかり読んでる人と、討論番組を見てる人の間には明らかに差があります」
誰の目からも明らかな「フェイクニュース」を繰り返す、「朝日新聞」という反社会的勢力が存在していますが、この命題を考えてみましょう。
正 : ( 朝日新聞 ) は ( フェイクニュース )である
これは真ですね❤
続いて、
逆 : ( フェイクニュース )であれば( 朝日新聞 )である
これは、一見すると間違いやすい「引っかけ問題」で、「毎日新聞」や「東京新聞」、「NHK」、「テレビ朝日」、「TBS」なども「フェイクニュース」ですから、「偽」となります。
続いて、
裏 : ( 朝日新聞 )でなければ( フェイクニュース )でない
これは、「逆と裏は同値関係」であることから、上の問題と同様に、「毎日新聞」や「東京新聞」、「NHK」、「テレビ朝日」、「TBS」なども「フェイクニュース」ですから、もちろん「偽」となります。
最後に、
対偶 : ( フェイクニュース )でなければ( 朝日新聞 )でない
これも、「正と対偶は同値関係」であることから、もちろん「真」となります。
☆安倍総理が、報道犯罪を行い悪質な印象操作を行った朝日新聞に苦言「報道が間違えた原因を私のせいにするのはおかしい」(※動画)
☆安倍首相「朝日新聞は、私がNHKに圧力をかけたと間違った報道をした…KY珊瑚礁…吉田調書…慰安婦吉田証言…安倍晋三小学校…最低限果たすべき裏付けもしてない朝日に私は呆れた」~ネットの反応「言うたれ!言うたれ!」
ここで「数学の論理」から導かれる明快な答えが出てきたのですが、お気付きになられましたでしょうか?
多くの良識のある方々が、なぜ、「朝日新聞」が「フェイクニュース」を繰り返すのかという疑問を感じられているのではないかと思われるのですが、その答えが「対偶」に見事に表現されています。
対偶 : ( フェイクニュース )でなければ( 朝日新聞 )でない
そう、「フェイクニュース」でないと、もはや「朝日新聞」ではなくなってしまうからです❤
☆朝日新聞、英語版での慰安婦虚偽報道をやめよ! ケント・ギルバート氏「STOP朝日新聞プロパガンダ!」運動立ち上げ
それでは、もう一つ命題を考えてみましょう。
これなんか、ちょうど良いと思いますが、いかがでしょうか?
正 : ( 憲法9条 ) があるから ( 平和 )である
これも、一見すると間違いやすい「引っかけ問題」で、「偽」になります。
なぜ、それが分かるのかと申し上げますと、「正と対偶は同値関係」にありますので、ここで「対偶」を考えてみますと、次のようになります。
対偶 : ( 平和 )でなければ( 憲法9条 )がない
まず、前提と致しまして、この地球上には、現在、200近い国々が存在していますが、「憲法9条」がなくても、平和な国々は数多く存在しています。
それでは、この「対偶」で表される、「平和でない」つまり「戦争あるいは紛争」の「ある国」または「あった国」には、「憲法9条」のような「平和主義に基づく条文や文言がその国の憲法に書かれていない」ということを証明できるのか、考えてみましょう。ちなみに、これが冒頭にあった「対偶論法」になります。
一番分かりやすいのが、現在も「朝鮮戦争の真っ只中」にある韓国の憲法を見てみましょう。
韓国の憲法の第5条には、次のように書かれています。
「제5조 ①대한민국은 국제평화의 유지에 노력하고 침략적 전쟁을 부인한다.
②국군은 국가의 안전보장과 국토방위의 신성한 의무를 수행함을 사명으로 하며, 그 정치적 중립성은 준수된다.」
「침략적 전쟁을」と書かれていますが、「침략적」は漢字で「侵入的」、「전쟁을」は漢字で「戦争」となります。
ハングルという図形を眺めていても、さっぱり良く分かりませんので、一旦、第5条第1項を、漢字で表してみますと、このようになります。
「大韓民国努力維護国際和平並拒絶侵略戦争。」
いかがでしょうか? この中に数多くの「日本語」が含まれているので、私たち日本人からすれば、そこに何が書かれているのかが、一見しただけで理解ができるのではないでしょうか?
要するに、
「大韓民国」は「努力」する。「維護」を。「国際和平」、「並」びに、「拒絶」することを。「侵略戦争」を。・・・ということです。
これ、我が家の子どもたちでも読めましたw
つまり、現在も「朝鮮戦争の真っ只中」にある「平和でない」国である韓国には、「憲法9条」のような平和主義に基づく条文や文言が、明確に書かれているということが確認できます。
ですから、
対偶 : ( 平和 )でなければ( 憲法9条 )がない
という「対偶」は「偽」となります。
ちなみに、中華人民共和国も、侵略戦争を繰り返しているくせに、その憲法の前文において「相互不可侵」「内政不干渉」などと謳っていますが、これなんかも「対偶」が「偽」であることの証明になります。
「対偶」が「偽」になりまので、『正 : ( 憲法9条 ) があるから ( 平和 )である』も「偽」となるんです。
このように「数学の論理」で、パヨクの行動を確認してみると、「( 三角形 ) は ( 四角形 )である」みたいな「お馬鹿丸出し」な言動を繰り返していることが非常によく理解できます。
みなさんも、色々と試してみられてはいかがでしょうか?
続きは次回に♥
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