2018-02-20 (Tue)
☆【朝日新聞/社説】こと愛国心や領土問題となると政府の立場を強く押し出す――。高校指導要領は木に竹を接ぐおかしさ~ネットの反応「こと愛国心や領土問題となると中国や朝鮮半島の立場を強く押し出す――。朝日新聞は木に竹を接ぐおかしさ」
日本政府は、1965年に朴正煕政権と締結した日韓基本条約第3条で大韓民国(韓国)を「朝鮮にある唯一の合法的な政府」と認めているため、朝鮮民主主義人民共和国についてはこの取り決めに基づき国家承認を行っておらず、この条項を韓国政府の同意を得て改訂しない限り国家承認を行うことはできない。
現時点では朝鮮民主主義人民共和国を国家承認していない日本の行政機関(外務省等)やマスメディアは朝鮮民主主義人民共和国に対し、実効支配地域の名称を用いて北朝鮮(きたちょうせん)と呼んでいる。
これに対し、朝鮮民主主義人民共和国政府や在日本公民団体の在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)は、自らを朝鮮の正統国家と主張する立場から、「North Korea」または「北朝鮮」と呼ばれることを嫌って、「朝鮮」と表記してほしいと主張。報道機関に対して抗議やデモ活動を繰り返した。しかし、日本の報道機関には受け入れられなかったため、次に「共和国」と呼んでほしいと提案した。これも日本側には受け入れられず、最終的に、記事の最初に正式国名を一度だけ併称することを条件に、「北朝鮮」と呼ばれることを受け入れるという妥協が成立した。
しかし2000年代に入り「北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律」(拉致被害者支援法)が制定されてからは、マスメディアも冒頭から単に「北朝鮮」と呼ぶのが一般的になっている。文脈が読み取れる場合には、さらに省略して「北」と表現する場合もある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 今、【東アジア】において【壮大なパワーゲーム】が行われている。【キープレイヤー】は、【北朝鮮、中国、アメリカ、日本、韓国、ロシア】だ。
六者会合の参加国
これは、いわゆる「六者会合」の参加者である。【一部メディア】などでは【六ヵ国協議と表記】されることがあるが、【日米は北朝鮮を国家として認めていない】ため、【あくまで六者会合である】。
☆インタビュー:北朝鮮問題で6カ国協議の再開目指す=韓国大統領候補の安氏
☆「広辞苑」に台湾が「中華人民共和国」の一部として表記されていることに対し、台湾が修正要求~ネットの反応「岩波書店じゃあしょうがない」
☆広辞苑、台湾を「台湾省」と20年前から記載 日本政府声明よりも踏み込んだ記述に「誤りとは考えていない」~ネットの反応「そういう立ち位置で発行されてると認識するべきだな」「岩波書店だしなあ」
そのなかで、【一番微妙な立場に立たされているのが中国】だ。
なぜなら、【中国】には【「北朝鮮問題を解決できない」】という側面と同時に【「解決したくない」】という側面も持ち合わせているからだ。
仮に【北朝鮮問題が片付いた場合、アメリカは次のターゲットに南シナ海を定め、中国が進める軍事拠点化を全力で阻止してくる】と思われる。当然、中国もそれをよく理解しているため、当面は北朝鮮を前面に立てるかたちでアメリカとの交渉を進めたいというのが本音だ。…
現在、【北朝鮮の唯一の軍事同盟国家は中国】であり、【ロシアは積極的な介入を避けている】。しかし、【中国よりもロシアのほうが軍事力は強大】だ。…地政学的に見ても、【ロシアはもっとも中国を抑えつけやすい国である】といえる。
また、【ロシア】は中国と同様に【北朝鮮との国境を有している】。そのため、仮に【北朝鮮が崩壊】すれば【大量の難民】が自国に押し寄せてくる可能性が高い。【北朝鮮が崩壊するのをもっとも恐れているのは、中国とロシア】なのである。…
そのため、【北朝鮮の崩壊は中国やロシアにとって都合が悪い】。逆にいえば、「金正恩政権の存続は決してマイナスではない」という判断にもつながるわけだ。そんななかで、トランプ政権が北朝鮮に対して強硬姿勢を貫いている。…
☆【外相会合】マティス国防長官「(米国は)準備はしている。戦争計画もある」北朝鮮との戦争計画に言及~ネットの反応「むしろまだ無計画だったらオカシイだろw」「準備してるのはみんな知ってる、問題はやるかやらないかだ」
そんな状況下で、【ロシアがどのようなポジションを取るかというのは大きなポイント】だ。
かねてロシアは【「『信用できない』ということが信用できる国」】といわれるように、約束事については不確定要素が多い。…
ロシアとしては北朝鮮や中国に対して【アメリカが経済的にも軍事的にも圧倒的に強い】ということはわかっている。しかし、安易に「北朝鮮を潰す」というカードを切るのももったいないと感じている。なぜなら、「ここでキーマンになることによって、自国の存在価値を高めたい」という思惑があるからだ。
仮に【ロシアが北朝鮮を抑え込む方向に動けば、国際的な世論の流れも大きく変わる】だろう。
すでに【中国は「北朝鮮を抑え込めない」】という状況証拠が積み上がっており、【北朝鮮問題に対して無力化しつつある】。
そこで【ロシアが強硬姿勢に出れば、国連としても軍事オプションの行使を用意する必要が出てくる】だろう。これが、現在の外交戦争をめぐる全体の大まかな流れである。』
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、北朝鮮問題のその後に待ち構えている、来るべき「日中戦争」について、その可能性も含めて、極めて冷静に現在の東アジア情勢が分析されている良書となります。
さて、御紹介させて頂きました本文をご覧頂きますと、著者も指摘されておりますように、「ロシアがどのようなポジションを取るか」が非常に重要となっています。
最近も、こんなニュースが流れていました。
☆米ロ首脳が電話会談、トランプ氏「北朝鮮核放棄へ一段の措置を」
そして、もう一つ重要なのが、このニュースです。
☆安倍晋三首相「平和条約問題は私とプーチン大統領が終止符を打つ」 北方領土返還大会で
重要なのは、安倍総理が「平和条約」について強調している点です。これは、日本にとっての脅威の1つを和らげるためにも必要となります。このことは、昨日も書かせて頂きました通りです。
こちらもご参照❤
↓
☆問) 日本にとって、警戒する必要性がある3つの国は?
但し、ロシアの特性を理解した上で、常に警戒をしておかなければならないのも事実です。
『 これまでの「嘘だらけシリーズ」で扱ったアメリカ・中国・韓国と、ロシアとでは本質が違います。米中韓は「文明」を理解できない国でしたが、ロシアは無軌道に見えて「文明」を理解しています。これは端的に能力の差です。アメリカは極めて新しい国です。ジョージ・ワシントンのアメリカは単なる州の寄せ集めで、今のEUのようなものでした。リンカーンの南北戦争のときにやっと一つの国としてのアメリカ合衆国は成立し今に至るのですが、こういう“幼児体験”があるので、「星条旗への忠誠」をこれでもかと教育しているにもかかわらず、「アメリカ国民」という意識を持つアメリカ人は多くありません。…中国は、「四千年の文明」を誇りますが、単なる誇大広告です。なぜなら、その四千年間にどれほど「文明」とやらのレベルが向上したのか。いまだに「法」とか「約束」とかの概念が未発達です。中国人にとって「約束」とは、「他人に言うことを聞かせる道具」くらいの意味でしかなく、時に「法」は「人殺しを正当化する大義名分」になります。個人レベルでも国家単位でも変わりないのがハタ迷惑なところです。韓国は、中国と同じく儒教文化圏で近代法の概念があません。一応、選挙というものもやっているようですが、この国の大統領は「五年任期の王様」です。権力者に授権規範だけがあって、そのほかの人々には制限規範があるだけです。ひらたく言うと、「権力者はやりたいことができて、それ以外の人々は言うことを聞かされるだけ」ということです。米中韓の三国には、外国との約束も自分の都合で勝手に変更するという特徴があるのですが、彼らの意志が問題なのではなく、能力的な問題だと考えたほうがいいでしょう。
一方、ロシアは米中韓のような文明を知らない野蛮国とは違います。彼らは文明を熟知したうえで破ります。破るために熟知すると評したほうが正確でしょうか。…
本書で、なぜロシアが生き残ってこられたのかを縷々(るる)説明しますが、彼らの外交能力は卓越しています。たった一度の敗戦で骨抜きにされてしまった日本人が学ぶべきは、ロシアの面の皮の厚さです。
本書でロシアの歴史、彼らが何をやってきたかを通観する前に、「ロシアの法則」を並べておきましょう。
ロシアの法則
①何があっても外交で生き残る
②とにかく自分を強く大きく見せる
③絶対に(大国相手の)二正面作戦はしない
④戦争の財源はどうにかしてひねりだす
⑤弱いヤツはつぶす
⑥受けた恩は必ず仇で返す
⑦約束を破ったときこそ自己正当化する
⑧どうにもならなくなったらキレイごとでごまかす
…第二次世界大戦前、ソ連は日米英独の四大国を敵に回し、いつ滅びてもおかしくない状態でした。ところが、スターリンという指導者は日米と英独の戦争を煽りに煽り、共倒れのようなつぶし合いをさせて見事に生き残りました。』
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆どうして日本とアメリカが。。。
では、どのようにすれば良いのでしょうか?
ロシアの立場に立って、考えてみる必要があります。
ロシアを中心にした視点で確認しますと、こんな感じになります。
ロシアにとって重要なのは、ウラル山脈の西方(上図では右側)のエリアで、残りの部分は、彼らの技術力では、ほとんど使い物にならない土地になります。
で、さきほどの図で、モスクワの右斜め下に、「黄色の丸」で囲った部分は、どこの国か御存知でしょうか?
少し拡大してみますと、こんな感じになります。
さて、どこの国でしょうか?
実は、ここも「ロシア」なんです。
詳しくは、明日以降に書かせて頂きますが、日本のメディアは、ほとんど報道しませんが、現在、この地域での緊張が高まってきています。
☆ロシアはカリーニングラードへのミサイル配備をNATOに報告しない
安倍総理は、日本にとっての脅威の1つであるロシアとの関係で「平和条約」に言及していますが、ロシアの特性から、常に警戒をしておかなければならない存在でもあります。
ですから、私たち日本は、ロシアを西方、或いは南方・北方に「釘付け」にした上で、日露双方にとっての東方における「脅威」を低下させるべきなのですが、はたして、現在、そのような外交が行われているのでしょうか?
答えを先に書かせて頂きますと、まさに、その方向で進んでいる状況になります。
続きは次回に♥
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