アーケード街に響き渡るのは?……
稚内駅から、とりあえずなんとなく少しはにぎわっていそうな、北洋銀行やサツドラの看板が見える方へ足を向ける。
そこは中央アーケード街というところの入り口だった。
中央アーケード街を進んでみる。
平日の昼間ということで、人影はまばら未満。シャッターが下りている店も多い。
スピーカーからなぜか祭囃子のような音楽が流れている。なぜ、祭りなんだろう?祭りが近いのだろうか?でも、雰囲気にそぐわないし、かえって物悲しくなる。
それにしてもさすが稚内だ。店の日本語表記よりも、統一されたロシア語表記の方が目立つ。
マトリョーシカもかわいいではないか!太り過ぎではあるが……
アーケード街にもラーメン屋があった。
が、店の中の様子をうかがい知ることができず、ちょいと勇気がなくそのまま通り過ぎた。
店主はSUZUKI派?
私は国道には戻らず、山側の道(たぶん道道)を南稚内に向け進んだ。
入り口がいかにも昭和半ばの雰囲気を感じさせる薬局。
でも、上の看板によると“株式会社”のようだ。やるねぇ。
この店は、明らかにH〇N〇〇の方には力が入っていないと思われる。
ここが稚内という名の発祥の地なんだそうだ。立て看板によると。
私のお肌、ほんとにきれいになりますか?
あのぅ、いえ、見た目で判断してはいけないのはわかってるんですけど、ここでワタシ、本当に美しくなれるんでしょうか?ちょっと心配です(写真を拡大してみないと書いている意味がわからないかも)。
なぜ“おおかみ”なのか、私にはわからないのですが、山本さん。
では、今日はマトリョーシカがCDジャケットに描かれているものを。
ただしあらかじめ断っておくが、このディスクは廃盤になってしまっていると思われる。
リムスキー=コルサコフ(Nikolai Andreevich Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の「3つのロシアの歌による序曲(Overture on 3 Russian Themes)」Op.28(1866/改訂1879-80)。
このディスクは2枚組のR-コルサコフの作品集で、Op.28の演奏はMaga指揮Bochum交響楽団。
1978年録音。VOXBOX。
空腹なまま、私の徘徊はまだ続く。
日本的じゃないようなどっぷり日本的なような……